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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
新潟日報「窓」欄
2009-01-16 Fri 20:15
新潟日報の「窓」欄に投稿した意見が今日の新聞に・・・

山手線の動力に信濃川から取水して発電しているJR東日本旅客鉄道の不正は、住民の怒りを買った。許可水量よりも多く取水し、頭切り。一方で、魚道に放流すべき量の不足分には「げた」をはかせるという二重不正だ。

 三年前、中国電力ダムのデータ改ざんに端を発し、国土交通省は全国の水力施設に報告を指示、数千件の事案が是正・処分された。その時には全く我関せぬ顔でいたJR東が、昨夏報告をしたのは、情報開示請求がきっかけになっている。請求がなければ、明るみに出なかったのだろうか?清津川でも東電湯沢発電所は下流の渇水を知りながら、目的外使用を隠して更新申請、法に勝る自社ルールで水を使っていた。

 更新審査の甘さや、半永久的に続く権利のあり方が水利権を形骸化させている。十日町市を流れる清津川や信濃川は、大正・昭和時代から国策に寄与し水力発電に協力してきた。川の水が生んだ巨大な富は首都圏の発展を支えてきたが、減水した流域は今も生活水すら安定せずに放置されている。

 二酸化炭素(CO2)を排出しないという錦の御旗で不正を隠し、川の流れのほとんどを取水する水力発電がクリーンエネルギーだと言えるだろうか?発電水利権の不正に対して、国は思い切った処分を行うべきではないか。


朝日新聞の連載「水が消えた大河」とシンクロしていいタイミングでした。

泉田知事は15日定例会見で信濃川問題について「どういう方々がどのような思いを抱き今後どうしていくのが正しいのか考えてみる必要がある」とコメント。



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