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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
沈砂池の仕組み
2008-02-20 Wed 10:06
昨日の続き・・・

湯沢発電所を停止しても、清津川発電所の放水路を直結してあるので、取水施設には上流からの水が入ってくる。これは、昨日のログでロープウェイ乗り場の下から放流と書いたけど、この余水路にどうやって入っているのか・・・余水路というからには6.121m3/sを超えて溢れた水が余水になるので、溢れない量だと余水路には入らない。こんな時、緊急時に水を逃がす仕掛けが役立つ。

三俣080219B

これは湯沢発電所の取水口につながっている沈砂池。取水口から取り込まれた水は、いつもは左側の水路(沈砂池)に入る。水路は長細い水槽で、真ん中の仕切りを超えた水が右側の水路に溢れこんでいる。つまり、左側で砂を沈めて上澄みだけが発電所に行くようになってる。さらに導水路への取り込み口にはスノコ状の柵があって、水に浮くゴミはここで除去。

この写真では、いつもは閉まっている沈砂池の突き当りのゲートが開いていて、水は仕切りを越えず、余水路に流れ落ちている。それで、取水路(右側)には雪がつもっているわけ。沈砂池の栓を抜いた状態なのね。

芝原分水量を最大取水量から引いて、再申請することになるなら、この手前で溢れた水が余水路に入る仕組みも変わるんだろうか・・・単純に取水ゲートを数mm下げるだけかな・・・私的には、水利権許可の根幹をなす最大取水量の変更(それも東電が河川法違反してたせいで)を含む再提出なんて認めるほうがオカシイと思うけど・・・

さて、今回の作業は結構電力消費の多い冬に半月も発電所を止めるのだとか・・・
「再申請のための測量」と東電は言ってる。
止めてやるからには、普段は水があってできないところ(取水口・沈砂池・導水路・発電所・放水路)の作業なわけで・・・まさか、取水堤の測量ではないでしょうね・・・

三俣080219

と・・・遠くに目を転じると、すっぽり雪で埋まった堰堤の上を歩いた跡と、ブルドーザーで右岸から左岸に移動した跡が・・・???いったい何の測量をやったんだろう・・・川をわたるなら全量放流してないときのほうがすごく楽なのに・・・
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