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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
不適切事案レビュー委員会
2008-01-09 Wed 14:57
とにかく審議会がいっぱいある国交省(霞ヶ関)では、発電水利に係る不適切事案レビュー委員会というのをつくっている。

発電水利に係る不適切事案レビュー委員会について

 昨年10月から発電水利をめぐり、多数の不適切事案が判明したことから、10電力会社に対し、各地方整備局等より、再発防止策の実施を命令しました。(H19.5.16)
 それを踏まえ、発電水利に係る不適切事案を巡る一連の経緯をレビューし、再発防止策の評価と今後の指導のあり方や、発電水利に係る不適切事案が特に多かったことを踏まえ、発電水利の制度的な課題(許可期間、許可条件のあり方等)について、幅広い観点からの指導や助言を頂くため、有識者で構成される「発電水利に係る不適切事案レビュー委員会」を設置したもの。


というフレコミだが、真意は何処にあるのかまだ読めない。先月、発電水利権についても今までの更新期間30年を、灌漑などと同様の10年に見直すとの方針を河川局は打ち出し、電事連の猛反発を食らっていた。でも、発電だけが優遇されて30年というのは、いささか長いと思う。実際、水利権問題と向き合って、前回の更新時を記憶している人がほとんどないことが分かる。(コロコロ代わる行政担当者はもちろん、地元関係者でも30年前の手続きを覚えている人は珍しい) 10年一昔というけど、30年というのはほぼ一代の感覚なのだ。期間更新10年見直しは当然だろう。

私はどんな水利権であれ、発生から100年を経過したら、継続しないで全部返還すべきと思っている。環境や経済など世の中の動性は50年で大きく変わる。いくら大きな施設でも100年たてば充分償還して、古い施設が時代に合わなくなっているからだ。湯沢発電所も発生から94年、そのまま博物館になりそうなスゴイ水車が動いている。現在の技術力をもってしたら、もっと少ない水で、より多くの発電ができるだろう。自然環境への負荷を少なくする技術は日進月歩で進んでいる。利用者の財産権としての意味合いも100年あればたくさんだと思う。灌漑水利権も農地面積に相応しているのだろうか・・・そもそも川は誰のものでもなく、一定期間を経過したらあるべき川の姿に戻すべきだ。
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