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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
湯沢発電所水利権更新
2011-03-05 Sat 21:55
昨日付けで湯沢発電所の水利権が更新されました。

北陸地整HP

権利は20年も更新できたのですから、東電にとってはやれやれというところでしょうか・・・しか~ぁし・・・

「河川環境等の状況に応じ、必要と認められるときは維持流量を変更できる」・・・ジョーカーのような言葉です。清津川でこんなに揉めなければ、(東電が中里村と早期に合意できていれば)こんな条文は生まれなかった。

この方式はたぶん、北陸地整があみ出したものですが、今後、全国の河川に波及することでしょう。

本当に、河川環境のためになるか、単なる空文になるかは、流域の取り組み次第です。

電力会社にとっては、許可は貰っても今までのようにウカウカしてはいられません。地元の理解を得るために絶えず努力しないと・・・過去のように「ただで水をもらいに来たのか」と農業者をいじめたりできません。(笑)

信濃川中流域水環境改善検討協議会でも、大熊先生が西大滝ダムの放流について、年間総放流量を均等でなく季節によって20m3/sを超える時と少なくするときを作れないかという提案をされ、北陸地整は更に20m3/sをベースに増量という案を出していた。このケースでも、許可書には「河川環境等の状況に応じ、必要と認められるときは維持流量を変更できる」という一条を入れるのだと思う。

更新時に限らず、各地方整備局は流量増に動く可能性もある。
先月の新聞記事は下記のようなもの・・・

毎日新聞和歌山版2011年2月18日

奈良・十津川二津野ダム:毎秒5トン放流を 熊野川流域対策連合会が要望 /和歌山

◇流量不足で

三重、和歌山、奈良3県の14市町村で構成する熊野川流域対策連合会(事務局=新宮市)は、上流にある十津川二津野(ふたつの)ダム(奈良県十津川村)を管理する電源開発西日本支店(大阪市)に対し、放流量を現在の毎秒2・4トンから5トンに増やすよう要望した。「川の熊野古道」として世界遺産に登録された熊野川が、現状では流量不足に陥り、下流で運航する観光川舟下りに支障をきたす--としている。

新宮市熊野川町の「熊野川川舟センター」は、昔ながらの川舟を使った観光川舟下りを運航しているが、水位不足を補うために川底の掘削を年に数回している窮状という。

要望書は、連合会会長の田岡実千年・新宮市長らが、14日に西日本支店を訪れ提出した。要望は05、06年に続く3回目。「(現状は)世界遺産としての本来持つべき姿とは、ほど遠い。渇水期には瀬切れが懸念される。世界に誇る財産として維持保全していくために、景観にも配慮した流量を」と訴えている。

連合会に加盟する田辺市本宮町はアユの遡上(そじょう)などにも影響するとして、03年に流量調査を立命館大学に委託。同大学は「魚類などの生物移動を考慮すると、毎秒3・7~4トンの流量が必要」と報告している。連合会によると、ダムは発電用利水ダムで、最大貯水量は4300万立方メートル。1962年に完成し98年から通水している。過去2回の要望には「国のガイドラインに則し現流量でご理解を」と回答しており、今回は「社内で検討する」とした。


水力発電の事情は少し方向を変え出したのかもしれない。
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閉塞
2011-03-01 Tue 20:44
清津川 №5下流
閉塞110301A

夕方の5時半、川に水がない・・・・


閉塞110301B

雪崩で閉塞してしまった。


閉塞110301C

国交省の浮子投下装置があるところ。ここは少し淵になっている。雪と水面の間があいて、淵の水位がさがってしまった。

この後、暗くなってから閉塞が解けて増水したが、暗くて写真はうまくとれなかった。水位変化は50~70cmくらいと思う。

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