FC2ブログ
人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
対立構造をつくったのは・・
2010-09-30 Thu 15:55
昨日は前日の降雨のため、朝から流量が多かった。30cmくらい水位が高いので
久しぶりに渓谷トンネルに行ってみた。

渓谷トンネル100929

ハイ、この通り流量豊かな時はドウドウ流れる音も違います。秋の観光シーズン、このくらいほしいなぁ・・・


さて、今朝の十日町新聞の一面も

抜本的解決策検討で合意の見出しです。報道は頭撮りですから階段の内容は分からないのですが、それぞれの発言は・・・


泉田知事「水問題は長い経緯と現状での課題にどう向かっていくかだと思う。情報が互いに共有しきれてない中で少し感情論になっていると感じている。科学的根拠と合理性、過去の経緯とこれまでの話し合い、将来に向けてどうすべきか、お互いにどう困っていてどこをどうすればよいのか共有しきれてないところもあるかもしれない。南魚では生活基盤の農業用水への不安、清津峡の水道用水問題は健康問題と直結する。命を守ることが先ではないか。トップ同士でどこが譲れ、どこが譲れないのか、合理的にお互い譲り合える可能性について、突っ込んだ話合いをしていきたい。」

・・・・こういうことを話し合うために清津川・魚野川流域水環境検討協議会を始めたのだと思っていたけど、5年間徒労に終わって、やっとまともな意見として知事にこう言われるなんて・・的外れな協議会をしてきた担当者、立場ないですね。


井口市長「争いごとにしたくない。何らかの根本的方策があるはず。きょうの会がその契機になれば・・」

関口市長「以前は全量返せと申し上げていた時期もあったが、若干無理があるのではと感じる。南魚側に影響を与えない範囲でどうあるべき自然の姿に返していけるのか。解決の道が見出されればありがたい」


・・・南魚の灌漑用水と清津川の問題は、実際はほとんどの部分で競合しないのです。一番取水量の多い時期(苗代期)は春の融雪時期でどちらの川も水量は多いですから。競合するとすれば7~8月だけですが、この時期は実際には灌漑の取水実績はそれほど多くないのです。

一年中、清津川に水を返したくないという立場なのは発電をしている東電なのです。南魚と十日町両者を対立構造にして、「水を返せない」と言わせることは発電利用のために好都合なのです。
スポンサーサイト



別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
抜本策はルール超え?
2010-09-29 Wed 22:58
昨日の三者会談の報道は書き手によって微妙に違う。朝日は下記。

湯沢発電所の水利権、知事「抜本策検討」 県・2市会談
2010年9月29日


泉田知事を中央に、向き合う十日町市の関口市長(右)と南魚沼市の井口市長=県庁知事室

 清津川(十日町市)の水を発電に使った後、魚野川(南魚沼市)へ流す東京電力湯沢発電所(湯沢町)の水利権をめぐって下流の両市が対立している問題で、泉田裕彦知事と関口芳史・十日町市長、井口一郎・南魚沼市長は28日、三者会談を開いた。会談後、泉田知事は「抜本策を考える仕組みを作りたい」とし、清津川に頼っている魚野川流域にダムやため池などを設置できないか、専門家による議論を始める意向を示した

 湯沢発電所は現在、清津川の水を毎秒6.121トン取水し、発電した後、魚野川に流している。また清津川の渇水対策のため、最低毎秒0.334~1.056トンを流している。

 県は、東電が現状通りで申請した2006年1月から今年末までの水利権についての意見を示すよう、国から求められた。だが十日町市が清津川により多くの水量確保を求めたのに対し、南魚沼市は現状維持を譲らなかった。

 非公開で行われたこの日の会談では、この水利権については、お互いが主張を譲り合うことで合意できたという。会談後、知事は、10月末までに県としての意見を国に示す考えを示した。

 一方、将来的には清津川の水に頼る魚野川流域の状況を変えるため、魚野川流域にダムやため池、井戸の設置など、抜本的な水の確保策を検討することが話し合われたという。関口、井口両市長は、知事の「抜本策検討」の提案を大きな成果と受け止めた。

 ただ、お互いの立場を譲り合うことで合意できたとする水利権については依然、立場の違いが残っている。関口市長は「南魚沼市の迷惑にならない範囲で、水量の増量を求める」と話す一方、井口市長は「十日町市側としては、今の中身を認めざるを得ないのではないか。来年以降の水利権についてはトップで話し合いたい」と話した。今後、三者会談を1、2回開き、妥協点を探っていくという。(大内奏、服部誠一)



日報はWEBにないのですが、大きく取り上げています。一部下記。

泉田知事は会談後、報道陣に対し「専門家の知見を入れてあらゆる可能性を排除せずに検討する。選択肢は多ければ多いほどいい」とのべ、清津川からの分水の減量や中止、ダムなどの整備なども選択肢に検討を進める考えを示した。(略)


今回の分水の抜本的な見直し方針は清津川の流量増量を求める十日町市と、魚野川の流量減少をダムなどの施設で補うことを求める南魚沼市のどちらの主張も全面的に取り入れた形となった。両市は高く評価するが、現時点では実現性を疑問視する声は少なくない。県幹部の一人は「全くの想定外。寝耳に水だ」と戸惑いを隠さなかった。国の関係者からは「従来のルールを超えた話。公共事業削減の流れの中で、予算を含め本当に実現できるのか」との声も上がった。(略)



知事が将来的であれ、抜本策に言及したことは、大きな一歩です。この問題の解決は抜本策しかありません。

しかし、それまでの間、僅かな東電素案のままというのではダメです。せめて、灌漑取水のない秋冬は、放流量を増やして現状の問題を緩和しないと・・・

県幹部「全くの想定外」って・・・お金のない県はできませんよと言う意味?

国の関係者「従来のルールを超えた話」って・・・発電ガイドラインしか頭にないという意味?

今まで県と国がやってきた河川管理・許可行政の結果、県民は苦しんできたのですから、行政マンとして答えを探す立場なのに、想定外とか従来のルールとか言ってる時点で、頭が古い。

このまま東電素案の放流量が続くなら、こちらは自衛手段しかなくなります。国が現在の申請を「妥当」としたことが間違いですから。

それから、毎日、この水利権のおかげで売電して収入を得ている東電さん、「我々は法的に抜本策への負担義務はない」と言わないで、どうか県に協力してほしい。同義的な責任はあるのですよ。JR東は棚ぼた発電分を地元自治体に分けるそうです。信濃川発電所の西大滝水利権も知事の意見聴取ありますし・・・

この5年間、放流試験をし、協議会をしていた間、湯沢発電所分で30~40億くらい売電できたでしょ?灌漑用水の魚野川下流からの補給取水口を増設するのはそのくらいでできると思いますよ。
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
87年間の後始末
2010-09-28 Tue 12:40
今日の知事と市長の三者会談、朝日が紙面をさいています。
NHKも夕方のニュースで取り上げます。

でもね、87年もやったことの解決をたった1回(それも40分)の三者会談で、片づけられるのでしょうかね。
理論的には解決方法はいくらでもあるけど、感情は40分では済まないと思う。

そもそも東電が下流を顧みず開発を繰り返した結果なのに、知らん顔です。これからの電源地との付き合いを考えないのでしょうかね。原発も水力も、新潟県が担っている部分が大きいのに・・・

どうか前向きな話し合いになることを願っている。


東電・湯沢発電所 水の取り分、下流紛糾
2010年09月28日

 清津川(十日町市)の水を発電に使った後、魚野川(南魚沼市)へ流す東京電力の湯沢発電所(湯沢町)の水利権をめぐり、下流の十日町市と南魚沼市の意見が対立している問題で、泉田裕彦知事は28日、関口芳史・十日町市長、井口一郎・南魚沼市長との三者会談を開く。3年前に東電による水の目的外使用が発覚後、清津川の水量確保を求める十日町市側の不満が噴出。現状維持を求める南魚沼市との溝は埋まらず、知事が調整に乗り出す異例の事態となった。
(大内奏、服部誠一)


   ◇


 三者が話し合うのは、東電の2006年1月~10年末の水利権だ。清津川から取る水の量と清津川に流す量を決め、国は既に「妥当」と判断している。


 県は何らかの見解を示さなければならず、仮に県が十日町市側を支持しても、国は東電の申請のまま許可できる。だが、11年以降の水利権申請にも尾を引くため、両市とも重視している。


 湯沢発電所は1923年に稼働した。清津川の水を毎秒6・121トン引き込んで発電に使い、魚野川に流している。東電によると、生み出された電気のほとんどは首都圏に送られるという。


 だが両市にとって河川の水量は生活にかかわる問題だ。清津川の水は下流の中里地域などで農業用水として使われる。日本三大渓谷にも数えられる清津峡では、水の流れが景観を左右する。一方、魚野川の水は下流の塩沢地域などで農業用水に役立てられる。流雪溝にも使われ、アユ漁も盛んだ。05年7月からは、渇水に悩む十日町市側からの求めで、一定の水量を清津川に流す試験放流も始まった。


 こうした中、07年5月に東電の不正が発覚した。国交省が06年以降の水利権を許可する直前、発電用水の一部が湯沢町の灌漑(かんがい)用水に使われていることが明らかになった。十日町市側は、発電と異なる目的で水が使われていたことに反発し、対立姿勢が強まった。


 県は、東電の11年以降の水利権の申請期限とされる11月までに、両市の意見を調整したいとしている。だが、担当者は「十日町市の心情はわかりやすいし、南魚沼市の論理もわかる。(河川の水量は)どちらかが増えればどちらかは減るので調整が難しい」と解決策を見いだせずにいる。



清津川・魚野川 両流域住民の生活
2010年09月28日


清津川へ試験放流している湯沢取水ダムのゲート=湯沢町三俣


asahi.jpg


 発電のため取水された清津川の水が、魚野川に放流される――。1923(大正12)年から続くいびつな水利用の中、流域住民たちは生活を成り立たせてきた。(服部誠一)


   ◇


■【十日町】伏流水枯れ沢の水頼り


 日本三大渓谷の入り口にたたずむ十日町市小出地区の清津峡温泉。その町内会7世帯には水道が敷かれていない。1・5キロ先の山中で、渓流水をタンクにため、パイプを通した自前の「水道」を家庭ごとにつないでいる。


 藤ノ木信子さん(53)は28年前、明治期から続く土産店に嫁いだ。かつては、清津川の伏流水がこんこんとわいていたと地元の話を聞いた。上流部の発電所開発の影響もあってか、伏流水は枯渇し、沢の水が頼りになっていた。


 大雨が降れば水が濁る生活は当たり前だ。4年前に近くで土砂崩れがあり、蛇口をひねると泥が出た。店先でラムネを冷やす出しっぱなしの水を見て、お客が「水がたくさんあっていいね」と言う。とんでもない。水が濁ったらすぐ分かるように、バロメーター代わりにしているだけなのだ。冷蔵庫にはいつも、非常用の水10リットルほどのポリタンクが入っている。保健所の検査費用や、渓流水に混ぜる塩素代も家計にのしかかる。


 清津川を守るための運動を続けている。東京電力が清津川に試験放流をしたこの5年間、川の様子を毎朝撮影したが、「自然や私たちの暮らしが良くなったという実感はない」。3年前、東電が施設点検のために取水を一時停止したとき、エメラルドグリーンをした清津川本来の姿が戻った。あの景色をもう一度見たいと願っている。
   ◇


■【南魚沼】農業用水届く保証なく


 コシヒカリの刈り入れが本格化する南魚沼市。全約115世帯の8割が農業に就く九日町地区は、1本の農業用水路(長さ約16キロ、幅約1・2~5メートル)の末端にあり、十分な水が届かない不安を長年抱えている。


 この用水路は昭和21年から30年代にかけ、清津川からの導水を前提に農林省(当時)がつくった。約740ヘクタールを流域とした開田事業だった。


 魚野川からの取水口は上流の1カ所で、土地の傾斜で水を流す。途中、パイプライン経由で水を枝分かれさせる仕組みだ。用水路の傾斜や幅が一定していなかったり、ゴミが引っかかったりし、九日町地区まで水が確実に届く保証はない。同地区でコメ作りを続けて40年以上になる山口将治さん(74)は、農家同士が水の奪い合いをする現場に、これまで何度も立ち会った。地元の土地改良区は16キロを3区間に分け、区間ごとに時間を区切って担当者が分水するといった「水番人」制度をつくり、山口さんは13年前からその責任者に就いている。


 8月の猛暑は深刻だった。ため池や7月の長雨で山からの渓流水があったことでしのげたが、山口さんは「今年よりひどい日照りになると、1地区の給水は3日おきになる」という。


 清津川からの放流が前提となるコメ作りだが、山口さんはこうも言う。「水の手当ては国が責任を取る話。水の奪い合いという地域のエゴだけでは、何も生まれない」
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
観光放流を!
2010-09-26 Sun 15:21
華厳の滝や黒部ダムでは、観光客の多くなるシーズンに、発電の取水を控えて川に水を放流することを当たり前にやっている。清津峡は環境省が指定する国立公園の特別地域であって、文化庁が管轄する名勝天然記念物であるのに、東電素案にはそれらへの配慮が微塵もない。秋の期間の0.537m3/sは清津川で魚の背びれが見えない程度水があればいいという実に発電重視の放流量なのです。

昨日、過去の写真を整理していて、2007年に東電が設備点検のために1週間、秋の観光シーズン中に取水を停止した時の写真を見つけた。


071101.jpg


きれいで違う川のようです。水量と水の色がぜんぜん違います。



渓谷トンネル071031

渓谷トンネルの中の観賞スポットです。水の迫力がすごくて、国立公園の価値が活かされてる。



清津の古道071107C

葎沢集落上流です。素晴らしい蛇行した自然河川の秋の風景ですね。
日本の田舎の原風景ここにあり!って感じです。

この景観の価値を全く損ねる東電素案の0.537m3/sは、何が文化か文明かと聞きたくなる水量です。

新潟県はこの地域資源を殺してまで、発電をさせているのです。

魚野川での灌漑取水がない秋の観光シーズンは、せめても 清津川に水を戻してほしい。そういう判断を知事がしてくれることを願っている。
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
知事の呼び出し
2010-09-24 Fri 15:29
どうにもこうにも話し合いがつかない湯沢発電所の流域変更問題・・・

とうとう知事が十日町市と南魚沼市の市長を呼んで、話し合うことに・・・

こんなに県民が苦しんでいるのに、東電は責任感じないのだろうか・・・

超過取水も目的外使用も棚に上げて、ひたすら黙して売電しているのは東電ですよ。

欠陥だらけの東電素案を県費で5年間も検討させて、流域協議会を尊重するというのです。

流域変更がどんなに新潟県にマイナスを及ぼしているか、まったく自覚ないのかな・・・

水利権の期間は4年半以上切れているのですから、一旦、発電を止めるべきです。

魚野川の灌漑水利権は魚野川の水で許可されています。(清津川分を除いて許可されている)

それを理由に発電を止めないというのは言い訳に過ぎません。
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
補助ダムの行方
2010-09-23 Thu 14:10

毎日新聞新潟版 2010年9月22日 

県ダム事業検証検討委:4事業対象 大学教授5人を委員に /新潟

 県は21日、県内4カ所のダム建設事業を継続すべきか判断するため、外部有識者による「県ダム事業検証検討委員会」を設置し、30日に初会合を開くと発表した。周辺市町や住民の意見を聞きながら、10年度中に提言をまとめる予定。事業主体の県が最終的に判断し、国土交通省に方針を伝える。

 「脱ダム」を推進する国交省の「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」が7月にまとめた中間案を受けたもの。事業主体の県などにダムなし治水策を立案させ、コスト重視で比較して、今後の対応方針を国に報告するよう求めている。

 県内の7ダム事業のうち、対象となったのは本体工事が始まっていない常浪川ダム(阿賀町)▽儀明川ダム(上越市)▽晒川生活貯水池(十日町市)▽新保川生活貯水池再開発(佐渡市)の4事業。それぞれ82~91年に着手し、既に各12億~119億円が費やされている。

 検討委のメンバーは新潟大の大熊孝名誉教授(河川工学)ら環境や経済が専門の大学教授5人。県は近く、各ダムの流域ごとに首長、住民、利水者などによる懇談会を設置し、地元の意見を検討委に反映させるとしている。

 県が事業主体のダムは、事業費の半分が国の補助金で賄われており、補助金がなくなれば事業の継続は困難になる。【黒田阿紗子】




この検討委のメンバーは

委員名簿

にあって、清津川・魚野川流域水環境検討協議会委員の三沢先生も入ってる。

県がこのメンバーを人選した意図はどこにあるんだろう・・・
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
水無しサミット前夜祭
2010-09-22 Wed 20:15
今年の信濃川水無しサミットの案内が市のHPにあります。

前夜祭、野田さんと児島玲子さんが一緒です。行きたいなぁ…


   ↓

 信濃川水無しサミット
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
新内閣のメンバー
2010-09-21 Tue 21:16
農水副大臣に筒井信隆氏就任

政府は21日、内閣改造に伴う副大臣と政務官の人事を発表した。
新潟県関係では衆院新潟6区選出の筒井信隆氏が農林水産副大臣に起用された。

法務政務官に同3区の黒岩宇洋(くろいわ・たかひろ)氏、
外務政務官には同4区の菊田真紀子氏の就任が決まった。

 農水副大臣に就く筒井氏は「農業など1次産業が2次産業の加工3次産業の販売を
取り込んで、地域活性化につなげる『農業の6次産業化』への環境をつくりたい」
と抱負を述べた。


農業の見直し、灌漑水利の見直しができる立場にご就任です。おめでとうございます。
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
第三者委員会?
2010-09-19 Sun 12:52
新潟日報から

補助ダム月末から検証
県が第三者委発足、中止含め最終的判断
 国のダム事業の見直し方針を受け、県が本体工事未着工の補助ダム4事業について継続の妥当性を検証する第三者委員会を30日にも発足させ、検討を始めることが18日、分かった。ダムごとに地元首長や住民らによる懇談会を設置。委員会は地元の意見も踏まえて検証結果を県に報告する。県は地域の安全やコストなどから総合的に治水・利水策を検討し、継続するか中止にするかの最終的な判断を行う。

 国の方針では有識者会議が示す判断基準に基づき、直轄ダムは国、補助ダムは都道府県が検証することになっている。

新潟日報2010年9月19日


これも河川管理課さんのお仕事かしら・・・第三者委員会って誰が人選するのかしら・・・
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
清津宮峯遺跡
2010-09-18 Sat 12:26
清津宮峯遺跡
遺跡説明会B


清津宮峯遺跡は清津川左岸の小出集落の上にある田んぼの圃場整備のための調査で発見されました。

清津川から95m高い北に開けた河岸段丘上にあります。今年の6月から遺跡調査が行われていました。

遺跡説明会

今日は博物館の笠井さんが担当で説明会です。小出集落の人が集まって来ました。

発掘されたのはコンテナ30箱で、99%が石器、1%が土器でした。また、住居跡や倉庫はなく、石器製作跡があることから、この場所は住居ではなく、石器の石材を得るために作業をした場所と考えられます。

石器D

石器を作った作業場のあとです。小出は石器の材料になる頁岩が採れたのです。見つかった土器はここで造ったものでなく、作業のために泊まり込みする時に使ったものと考えられています。

土器C

つぼ状の土器の破片です。洗って、パズルのように組み立てするそうです。




土器B

縄の目のあとが付いている縄文式土器の破片です。これで5000年~7000年前(縄文時代早期後葉)のものと目安にしたら、


土器A

この破片(切り込みを入れた木で模様を付けたもの)が見つかって、もっと古い7500年~8000年前の可能性もあるそうです。

ここに頁岩があることを知っていて、長年にわたって利用していたと考えられています。

町(住居集落)から単身赴任で出張していたのかな?




石器B

石器はたくさんあって、さまざまな用途で大きさや形が違います。



石器A

これは三角すい型石器で、県内で30個ほど見つかっています。ここで7個見つかって最多となりました。何に使ったのか用途は分からないそうです。


宮峯遺跡は、清津川に沿って獲物を追い、木の実を集め、石材を得た人々の営みの跡です。

別窓 | ならではの産物 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
遡上シーズン初め
2010-09-16 Thu 14:29
宮中ダム魚道
宮中ダム100916

本日午前の宮中ダム魚道です。鮭の遡上を調べるトラップが設置してあります。魚道前半の半分が水没してますから水は多いですね。


宮中ダム100916B

魚道と呼び水の合計が表示されています。


ダムのゲートからの放流量はここでは分からないのですが・・・


宮中ダム100916C

下流を見るとこんな感じ・・・中州がほとんど隠れていますので、流量は多いと思います。



で、ず~っと下流に下って、魚野川の合流点はどうなっているかというと・・・



信濃川合流点100916

こんなでした。左が魚野川、右が信濃川本流です。黄色で囲んだところに少し中州があって、この状態なら鮭は信濃川本流の方が登り易いかと・・・

JRがほとんどの水を取水していたころは、反対に本流側に中州(というか段差)ができていて、ほとんどの鮭は魚野川にしか登れなかったのです。

市役所に問い合わせたら、本日の宮中放流量は104.8m3/sだそうで、やはり上流の降雨が影響して流量は多いです。鮭の遡上期に常にこのくらいほしいですね。

降雨のない時も観察してみないと・・・
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
あるべき流れに
2010-09-15 Wed 20:11
水の確保、世界で協調を オランダ皇太子が訴え2010年9月14日8時15分

 水問題を中心に、環境について幅広く議論する国際シンポジウム「朝日地球環境フォーラム2010」(朝日新聞社主催)は13日、小沢鋭仁環境相のスピーチに続き、講演や討論が行われた。国連「水と衛生に関する諮問委員会」議長のアレキサンダー・オランダ皇太子ら国内外の有識者が参加し、地球温暖化や人口増加で水の確保が難しくなっている現状に対し、各国が協調する必要性を訴えた。

 基調講演したアレキサンダー皇太子は「各国で浄水施設の整備が進んでいるが、まだ26億人が安全な水を飲めない状況にある」と指摘。こうした人たちを減らすために力を合わせ、今後5年間で集中的に取り組むよう、今月20日からニューヨークで開かれるミレニアム開発目標サミットで各国首脳に呼びかけることを明らかにした。

 船橋洋一・朝日新聞社主筆が進行役を務めたパネル討論では、アジア地域などで深刻化する水問題への対策を話し合った。(山口智久)


世界に散在する水問題のほとんどは、自然の摂理に反した開発の副産物だ。アラル海もインダスも・・・
特定の者の利益の裏に多くの生きる権利を奪われた被害者がいる。

水はあるべき川に、あるべき湖に戻すべきです。自然のままなら、清津川の水も山を越えて他の川に流れることはありません。東電の利益の陰に、権利を奪われた下流があるのです。
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
県の返事
2010-09-14 Tue 13:09
県河川管理課長から 書信が来ました。

8月の初めに知事への便りを寄せたものへの返事です。

知事への便りとその返事 全文を

こちら 水神様の使いっ走り(資料編)

に UPしました。
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
気象の激化
2010-09-13 Mon 22:37
新潟日報から

県内各地で大雨被害
長岡で男性行方不明
 前線を伴った低気圧の影響で県内は12、13日、各地で大雨が降った。佐渡市(相川)では12日午後9時半までの1時間降水量が61・5ミリと、1925年からの観測史上2番目、9月としては最多記録を更新した。長岡市では同日、同市栖吉町、農業男性(62)が家を出たまま帰らず、長岡署などが行方を探している。佐渡市見立では県道佐渡一周線で道路の崩落が見つかった。


下越~中越を中心に降ったのですね。こちらはそれほど大雨の感がありませんでした。
気温も降雨も記録更新が続いていますね。試されてるみたい・・・
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
鮭のシーズン
2010-09-12 Sun 22:36
毎日新聞新潟版 2010年9月11日 

JR信濃川発電所:きょうからサケ遡上調査 /新潟

 不正取水で水利権を取り消され、今年6月から運転再開したJR東日本信濃川発電所(十日町市、小千谷市)で、再開に当たって義務付けられた試験放流の成果を検証するためのサケの遡上(そじょう)調査が11日から始まる。

 試験放流は季節によって同発電所の宮中取水ダムからの放流量を変えるもので、5年間にわたって行われる。アユの遡上期の10日までは毎秒80トンを放流していたが、サケの遡上期に入る11日から11月10日までは毎秒100トンに放流量を増やす。

 この放流量での効果を調査するため10日、同ダムの大型魚道と小型魚道の2カ所にのぼってくるサケを捕獲するトラップ(鉄製のカゴ)が設置された。9日には、同ダム下流の信濃川と飛渡川の合流地点にもトラップ1個が設置されている。

 調査期間中は1日3回、トラップに入ったサケの数を調べる一方、捕まえたサケに発信器を付けてダム直下に放流する。ダムの放流量を変化させながら、サケが最も遡上しやすい環境をさぐる。【神田順二】



今年はまだ夏のように暑い日が続いていたので、鮭の遡上のこと忘れてた・・・(^-^;

時々、見に行かなくちゃ・・・
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
川は川として
2010-09-11 Sat 14:04
津南新聞の一面は

河川環境考える協議の場を 西大滝ダム水利権更新

中流域協提言「毎秒20トン以上」がベース

の見出しですね。記事内容は記者の願望として町民の盛り上がりを期待しているものかしら・・・

是非、津南町と栄村には声をあげてほしいと思う。

信濃川は誰のものでもないのです。津南町のものでも十日町のものでもない。

上流から海までつながった固有の存在です。途中で途切れそうな部分があることは川の尊厳を損ねているのです。

川は川として滔々と流れるものにしておくこと、そんな川と共存することを出発点にしてほしい。

川の水をほとんど独占する水力発電はクリーンエネルギーではありません。
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
訃報
2010-09-10 Fri 20:55
渓流再生フォーラムの西方さんが、今朝、舟からの転落事故で亡くなられました。

清津川ダムの反対運動では一緒に活動した人でした。専門委員会の一般ヒアリングも一緒に参加しました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

NHKオンライン

釣り船から男性転落し死亡
新潟市の沖合で、釣り船を操縦していた66歳の男性が、海に転落して死亡しました。
きょう午前5時すぎ、新潟市北区松浜町の新井郷川の河口からおよそ50メートルの沖合で、「釣り船から男性が海に転落した」と通報がありました。
警察や消防が捜索したところ、男性が近くの砂浜に打ち上げられているのが見つかり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。警察などの調べによりますと、亡くなったのは、新潟市中央区女池北の自営業、西方宥至さん(66歳)で、けさ早く、1人で釣り船で釣りに出かけたということです。当時の現場付近の波の高さは1メートルから2メートルに達していて、近くを通りかかった漁業者が西方さんが船が波を受けた時に海に転落したところを目撃しているということです。
警察は西方さんが釣り船を操縦中にバランスを崩して海に転落したとみて、当時の状況を調べています。

09月10日 12時58分
別窓 | 未分類 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
占用料以外に
2010-09-09 Thu 10:33
平成12年12月12日の建設省通達「発電水利権の期間更新時における河川維持流量の確保について」には
二の(3)で

上記一、(1)に該当する場合においては、分水を受けている水系に属する河川における水利使用(発電にかかるものを除く)に支障をきたさない範囲で、当該発電取水口等から下流の維持流量を確保するものとする。

というのがある。これを湯沢発電所に当てはめると、

魚野川の水利使用(石打発電所を除く)に支障をきたさない範囲で、湯沢発電所取水口から下流の維持流量を確保するものとする。


となるのです。


魚野川の水利使用に支障をきたさない範囲・・・・(灌漑使用量が最も多くなる時期でも)湯沢発電所が故障で止まっていても魚野川では取水に困ったことはなかったことが この5年間の放流調査中にわかったのですから、東電素案よりも増量したプランを試験することは、何の問題もないと思いますよ。

もし、問題があるとすれば、その根拠を説明してほしい。国は、維持流量を増やすことに反対している委員に、この通達の意味を協議会で説明する義務があるし、県はどの時期にどのくらい増量するか具体的に案を説明してほしい。

そういう、行政の仕事をしないで、ズルズル時期をのばして、清津川下流を放ってきたのはどうしてなのか・・・

東電から何の利益を供与しているんだろう・・・





別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
県の発表
2010-09-08 Wed 11:34
昨日のログで公式発表がない!と書いたら・・・


なぜか県のHPは更新され・・・


東京電力湯沢発電所の水利権更新にかかる地元自治体の意見について


って、4月28日の意見聴取を何で今頃UPするのか・・・・
(新着情報!って・・・・)


で、今朝の新潟日報は・・・


湯沢発電所水利権更新めど立たず
十日町市・南魚沼市調整難航
 東京電力が清津川から取水し、魚野川に放流している湯沢発電所の水利権更新問題で、清津川の流量の増量を求める十日町市と、魚野川への放流を現状通り行うよう求める南魚沼市で意見が割れ、県が調整できず国に半年間も地元意見を上げていないことが7日、分かった。国によると、意見聴取が半年たっても進まないのは異例という。水利権の更新期限が12月末に迫っているが、調整のめどは立っていない。

 県は両市がメンバーの「清津川・魚野川流域水環境検討協議会」などで調整を図っており、10月にも会合を開く予定。仮に更新期限がすぎても既得権として東電の水利権は認められる見通しだが、県河川管理課は「期限までに両市の接点を見いだしたい」としている。

新潟日報2010年9月8日



・・・・間違えてはいけません。現在国が県に意見聴取しているのは、H17~H22の水利許可ですよ。

既に更新期限は切れて4年8カ月過ぎてますよ。今年の12月31日まで取水する申請書の許可さえ下りてないまま、次の申請書を出す期限は今年の11月30日までですよ。

県にはリーダーシップの微塵もなく、国はズルズル期限を延ばすだけ・・・全く脳がない。

その間、得をしているのは東電で苦しんでるのは清津川下流なのに・・・


昨日の午後の清津川がどうなっているか、写真UPします。三俣での放流量は0.9m3/sでも下流はカラカラですよ。


田尻の河原 
田尻の河原100907

県が床固め工をしたところです。流路は手前(右岸)のみで水深も浅い。魚も泳げない。



田尻の河原100907B

同じ位置で上流を見たもの。この直上流で灌漑取水をしているので、この辺りが厳しい流量になります。
どのくらいかな・・・1トンあるか・・・



№9地点(清津橋直下)
№9地点100907

中州が見えてカラカラです。このすぐ先で信濃川に合流するのですが、清津川からの供給量はこれだけしかありません。


この状態(東電素案)を5年間以上続けているのです。十日町の要望は全く聞かずに・・・


このまま、国も県も策がないなら、こちらは行政に期待するのはやめて、司法判断を選びます。
明らかに不作為!

行政らしいことしないで給料だけもらうな!



別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
気持ちもカラカラ
2010-09-07 Tue 11:25
清津川№5下流 
№5下流100907

8月の31日から上流二居ダムでの雨量はゼロのまま・・・今日で8日目・・・

三俣での放流量が10日までは0.9m3/sなのですが、それでも涸れっぽい川になっています。

台風、来てくれ・・・


さて、湯沢発電所の水利権問題は、現在取水している水の許可さえまだ下りる見通しはなく4年8カ月過ぎ・・・
放流試験も5年間を過ぎても東電素案のまま・・・

更新許可もなく、自分たちの言い分(素案)で取水して毎日売電している東電だけがいい思いをしている。

減水区間のこちらは毎日節水の日々を送っている。

県も国も何も対策のないまま放置です。何の公式な発表もありません。


もう、行政に期待するのはバカバカしくなった。気持ちもカラカラ・・・

別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
カボチャさまざま
2010-09-06 Mon 21:07
集落の人からもらったのが


へそかぼちゃA

普通のカボチャに見えるでしょ?

横から見ると・・・


へそかぼちゃB


こうなっていて、まるでカボチャとユウガオのお尻を合体させたような形・・・

これ、へそかぼちゃと言う品種のカボチャです。


へそかぼちゃC

遺伝子操作したのではなくて、品種改良でこうなったのです。

緑の部分はほくほくで美味しいですよ。下の白っぽい部分はほとんどが種で、実は薄いのです。


最近、妙なカボチャがいろいろあって面白いのです。バナナカボチャは今年、うちも作ってみましたよ。


別窓 | ならではの産物 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
水力発電所の売却
2010-09-05 Sun 21:41
朝日新聞長野版2010年09月03日

水力発電ダムの民営化、売却交渉大詰め

 県が所有する水力発電設備を中部電力(本店・名古屋市)に一括売却する交渉が大詰めを迎えているが、ここにきて水力発電を取り巻く環境が変化の兆しを見せている。再生可能エネルギーとして高い値段で売却できる可能性が出てきたのだ。北海道はいったん売却の方針を決めたが、電力会社と交渉を中止、道営で継続する方針に転換。県は13の発電施設の売却価格などを盛り込んだ基本合意書の締結を急ぐが、二酸化炭素を出さない県民の財産を売却してしまうことに、専門家から疑問の声も出ている。(杉本裕明)

 民営化は、1995年の電気事業法改正による電力自由化の流れが発端となった。水力発電は、発電側のコストに配慮して電力会社の買電価格を決める「総括原価方式」が採用されていたが、自由化の動きの中、2010年3月まで期限付きで継続となった。

 その後、自由化が進み、電力会社が自由に買電価格を決めれば、価格は下がり、県は赤字経営に陥る。その不安から発電施設を持つ自治体は「黒字のうちに施設を買い取ってもらった方が得」と判断した。

 長野県では田中康夫元知事が、売却の方針を決定。村井仁前知事も方針を変えず、07年6月に中電に協議を申し入れ、高遠ダム、菅平ダムなど13の発電施設を中部電力に一括売却すると決めた。

 この3月までに合意書を締結するはずだった。灌漑(かん・がい)用水など施設の維持管理について地元住民との調整に手間取っているが、県企業局は「当初の予定通り、12年度当初に譲渡を終えたい」。年間約3億9千万キロワット時を中電に販売しており、他県の例から見て、売却価格は100億円を超えると見られる。

 ところが今春、県に有利な「総括原価方式」の継続が決まった。環境が変わったことで、売却の方針をやめる自治体も出てきた。

 8カ所の施設がある北海道は、07年に売却を決め、北海道電力などと交渉していた。しかし、民主党政権が温暖化対策として「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」の創設をあげたことから、「水力発電が再生可能エネルギーとして認められれば高額で売電できる可能性がある」(企業局)と揺らいだ。

 道議会も3月、「直営での運営を検討すべきだ」との付帯意見を採択。当面、道営を続けることになった。

 こうした動きに対して、長野県企業局の内堀幸夫次長は「総括原価方式が継続されたが、見直しはしない。水力は二酸化炭素を出さないが、中電に移っても事業が続くから環境が悪化するわけではない」と話す。

 一方、中口毅博・芝浦工業大教授(環境政策)は「自治体の水力発電施設は、二酸化炭素を出さない。地域でのエネルギーの自給自足が今後重要な課題になり、発電施設はその拠点施設になりえる。電力会社に売り渡してしまうのは、もったいない」とする。


興味深い記事です。総括原価方式を継続することはいいことと思えないのですが、県営の発電所はやはり県が管理すべきですね。一旦電力会社に渡すと県民の声が反映できないことになります。

でも発電所を売り渡す時って、水利権はどう扱うんだろう・・・
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
どうする?って言っても
2010-09-04 Sat 13:12
津南新聞に 

東電西大滝ダム 水利権問題を (栄村義妹7日開会)

の見出しと

どうする水利権 (津南町議会7日開会)

の見出しがあって あ~あ、何今頃言ってんだろう・・・とがっかり・・・

これは、両方の町村が、川に水がなくて困っているとか、治水上危険があるとかで困っているのではないと
公に言っているようなものです。

本当に困っていたら、今になってどうするなんて言いません。何年も前から放流試験の監視をしたり陳情をするはずです。・・・実際に清津川はそうでした。

なんだか結果は目に見えていて、たぶん、更新時に少しでも有利にしたいということですよね。

私たちみたいに、実際に生活に困るとか、流域の権利を踏みにじったとかいうことでなく、発電所があることを前提としてどうするかの質疑なわけで・・・・

もうとっくに、東電は更新申請の準備をしてしまったので、たぶん今からではどうにもなりませんよ。
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
雪国型メガソーラー
2010-09-03 Fri 23:34
雪国型メガソーラー、発電開始
2010年09月02日


建設されたメガソーラー発電所=新潟市東区の昭和シェル石油製品輸入基地、同社提供

 県と昭和シェル石油が連携し、新潟市東区の同社新潟石油製品輸入基地内に建設してきた大規模太陽光発電施設「メガソーラー発電所」が完成し、8月31日に発電が始まった。曇りでも光を多く吸収できるのが特長で、雪対策として地上1メートルの高さに設置された「雪国型」。商用のメガソーラーは全国初という。


 発電量は年間約100万キロワット時で、一般家庭300軒の消費量に相当する。電気は東北電力に売る。条件の悪い雪国での実績を作り、他の企業に売り込むことなどを目指す。設置角度は太陽の熱を効率的に吸収できる20度のものと、雪が滑り落ちやすい30度のものがあり、どちらが効率的か検証するという。


 昭和シェル石油が計約7億円かけて開発。国から約3億5千万円、県から約2億1900万円の補助金を受けた。


 泉田裕彦知事は「太陽光発電は雪国に合わないのではないかという先入観があるが、そんなことはない。低炭素社会に向けた第一歩だ」と話した。県は、阿賀野市にある県東部産業団地でも同規模のメガソーラー発電所の建設事業を進めている。


泉田君、お気に入りの施設。年間発電量で100万キロワット時と言うことは単純に日割りで2700キロワット時・・・・小水力発電所の2~3個分くらいですね。



別窓 | 未分類 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
水環境基本法素案
2010-09-02 Thu 20:43
毎日新聞 2010年9月1日 東京朝刊

水循環基本法:水行政、一元化法案 超党派議連が作成、内閣府に「循環庁」

 超党派の議員連盟「水制度改革議員連盟」(代表・中川秀直元官房長官)は31日、国土交通省や農林水産省など複数の省庁にまたがる水資源行政を一元化するための「水循環基本法」の素案をまとめた。縦割り行政による無駄をなくすため、内閣府に「水循環庁」を新設。河川の流域に位置する自治体で作る「流域連合」を設置し、国の出先機関に代わって治水、保水を担う。来年の通常国会への提出を目指すが、中央政府の権限を大幅に地方に委譲し、国の出先機関の廃止にもつながる内容のため、各省庁の反発が予想される。

 日本では治水やダム開発(国交省)、農業用水、森林保全(農水省)、工業用水(経済産業省)、水質汚濁対策(環境省)など、水政策の所管官庁が分野ごとに分かれている。

 議連は、こうした縦割り行政の弊害や無駄な公共投資を問題視し、議員立法による法案提出を目指し、水の専門家を交えて法案作成を進めてきた。

 法案は全38条。地表水と地下水を「公共水」と定義し、政府には水循環の保全義務を課し、国民には水環境を享受する権利を付与する。
 国は流域治水対策や水循環系の再生・保存に向けた基本方針を策定し、流域連合はその方針に沿って河川ごとに環境影響評価(アセスメント)を実施して水循環計画を策定・履行する。

 国には内閣府に中央水循環審議会(仮称)を、流域連合には流域水循環審議会(仮称)をそれぞれ置き、計画の進展度をチェックする。【三沢耕平】




地方整備局は要らなくなりますね。今後に注目・・・
別窓 | 水神様のたまはく | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
1845年生まれ
2010-09-01 Wed 13:50
朝日新聞から


120歳以上、県内1000人超す
2010年08月31日

 江戸時代生まれの「148歳」の人が上越市で戸籍上「生存」していたのに続き、長岡市では165歳、阿賀野市で161歳、新潟市で151歳の人の戸籍が残っていることが、30日明らかになった。朝日新聞社が県内の自治体に取材したところ、生きていれば120歳以上の人の戸籍が少なくとも千人以上残されたまま。「戸籍」と「実態」とのズレは以前から指摘されていたが、高齢者の「所在不明」問題をきっかけにクローズアップされた。住民登録されていないため、人口に数えられず、年金受給や行政サービスの対象になっていないものの、これを機に戸籍を精査する動きも出てきた。


   ◇


 長岡市では、天保の改革を行った江戸幕府の老中・水野忠邦が辞職した、1845(弘化2)年生まれの165歳など、生きていれば120歳以上となる人が132人確認された。


 阿賀野市では、120歳以上とされる人が228人。最高齢は、ペリーの黒船来航の約4年前の1849(嘉永2)年生まれで、161歳。新潟市では、安政の大獄が始まった1858(安政5)年生まれで151歳となる人など、115歳以上になる人が計514人にのぼった。


 その他の自治体でも、145歳(燕市)、144歳(妙高市)、142歳(新発田市)と「戸籍上の超高齢者」の存在が相次いで確認され、120歳以上の人が合計で千人以上「生存」していることになっていた。


   * * *



 なぜ、このような事態が起こるのか――。


 「戸籍上の超高齢者」が残る背景には、人々の「存在」を認証する資料として、別々の法律に基づく、戸籍と住民基本台帳の二つの制度があるためだ。


 戸籍は夫婦や親子といった「親族的な身分関係」を登録する。一方、住民基本台帳は、市町村が税金の徴収や福祉サービスの提供などを行うため、住民登録をもとにその地域の住民を正確に把握することを目的に作られている。


 住民が死亡して「死亡届」が、住民登録している市町村に提出されると、住民基本台帳から名前が削除されるとともに、本籍地の市町村にも通知が送られ、戸籍上も死亡とする事務処理が行われる。


 「超高齢者」が戸籍上残っている理由として、「本籍地の市町村への通知の出し忘れか、受け取った後の処理を忘れたものが積み重なっているのでは」(新発田市)▽「戦後の混乱や、海外移住先で亡くなり、死亡届が本籍地に送られてこなかった」(南魚沼市)▽「独りで亡くなった場合、本籍が分からないこともありうる」(上越市)――などが想定されるという。


 100歳以上で所在がわからず、生きている可能性がないと判断されれば、自治体は法務局の許可を得て除籍する「高齢者消除」を行うことができるが、戸籍は夫婦と子どもが一緒に登録されているため、子どもがいる場合、自治体は行方を確認する必要があるなど、手続きは容易ではないという。


 また行政サービスの提供や年金支給は住民基本台帳をもとに行われるため、戸籍上の記録は住民の生活や行政事務に大きな影響はなく、「時間をかけて消除の手続きをしないことにつながったのではないか」(新潟市)という。


   * * *


 今後の対応については各自治体とも「法務局と相談して決めたい」との姿勢だ。


 法務省は30日、各地で「超高齢者」が確認されていることを受けて、全国の市区町村に、100歳以上の高齢者で住所情報などを書き込む戸籍の「付票」に住所の記載がなく、高齢者消除の対象になる人数を報告するよう、通知を出した。同省民事第1課は「どれだけの人数がいるのかを把握して対応を検討したい」という。


 新潟市の担当者は今後の対応について、「消除するため、生存していないことを一人ひとり確認する手間をかけるのか、生存の可能性がないと考えられる一定の年齢以上は一律に消除できるようにするのか。国の方針を待ちたい」。今後は、「そのままにしておいても支障はないが、戸籍を正確に維持するためには、定期的に戸籍をチェックしていかなければならないだろう」と話している。



行政が一番把握しなければならないのは、住民の生死だと思う。東京で高齢者所在不明が発覚してから全国で噴出しているけど、田舎ではあり得ないなぁ…と思っていた。

少なくとも、集落の年寄りの生死は集落の人が知っていることだし・・・数日姿が見えなければ、すぐわかる。

戸籍上で165歳の人がいれば、担当者は「おかしい」と思わないのかしら。行政の怠慢だね。・・・県内のリストには今のところ十日町市での所在不明は含まれていない。

1000人以上不明者がいるくらいだから、県の平均寿命はすこし縮まるのかなぁ・・・




別窓 | 未分類 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
| 水神様の使いっ走り…みずがみさまのつかいっぱしり… |