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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
シータテハ
2009-09-30 Wed 12:05
シータテハ
CタテハB

天に召されたシータテハ・・・羽は表はオレンジ色だけど、裏は地味なのです。
矢印の所にC文字があるからシータテハ。羽のギザギザがいかにも素早い飛び方のタテハっぽい。


・・・死んでるはずなのに微妙にヒクヒク動いてる。

と思ったら、クロアリさんが引っ張ってるのですね。


Cタテハ

顎でしっかりかじりついて引っ張ってる。すごい力・・・でも獲物が大きすぎませんか?

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八ツ場ダムのこと
2009-09-29 Tue 11:47
新政権の大臣の中でダントツにTVに登場しているのが前原君。八ツ場・川辺川・日本航空・JR西の委員会情報漏洩・・・・と毎日ですね。私にはこの人の修行の場みたいに見えるのです。

さて、この中でも八ツ場ダムの報道については何だか納得いかないと思ってる人いませんか?私もしっくりいかないのですよ。

前原君、政策変更を頭下げて謝っていたけど、今までの政策は今までの政権と国交省がやってきたことでしょ?国民はそれを否定して新政権を選んだ。前原君が悪いのではなくて、詫びるなら「今まで無理で無駄なダム計画をごり押ししてすみません」と河川局が謝るんじゃないのかしら・・・

それから、これまでにどこにどれだけお金を使ったかを分かりやすく地元(下流自治体にも)に説明してほしい。

みんなの八ツ場パーフェクトガイド

の中に一部の支払先(国交省が開示した資料)があるのだけど、合計しても一桁小さい額です。これ以外の約3000億円、何に使ったのでしょ?

東京都知事は「7割がたできている」と発言していたけど、使った金が事業費の7割で、工事の進捗度とは別物です。この資料にもあるように完成しているのは付替え国道ですら6%ですから・・・

千葉県知事の森田健作くんは「治水はどうするんだ、利水はどうなるんだ」と言ったそうですが、これもトンチンカンです。

このパーフェクトガイドの中に、治水効果についても、利水についても八ツ場ダムの効果について書いている。清津川ダムの中止後の暫定水利権がどうなったかも書いてるけど、本当に千葉県は水が必要なのかよく調べてほしい。

私は、ダム予定地住民を57年間も苦しめた一因は下流自治体にもあるのですから、負担金を払っていた各県は中止後の河原湯温泉に県民の保養施設をつくって、どんどんお客さんを送り込んで盛り上げて欲しいと思っている。もし、負担金を返還してほしいなら、それが条件です。

地元住民が望んでいるのはダムではなくて、「お客さんが来ること」ではないですか。国と群馬県は情緒ある温泉町を再生して自然を堪能できる保養地として生活できることを保証(補償)すればいいのです。

報道さん、今朝の大塚キャスターも「中止するとかえって費用がかかる」と言ってたけど、本当にそうなのかよく調べて欲しい。前原君は「ランニングコストそ考えると中止したほうがいい」と言ってたけど、ランニングコスト以前に、建設だけでも中止した方がはるかに費用がかからないのでは?

私には、八ツ場ダムは何十年も継続して予算を確保しながら事業を進めず、莫大な金額(税金)を天下り団体に下ろすための計画としか思えないのです。その間、夢のようなダム湖観光の絵図を見せられて、同時に脅しをかけられて蛇の生殺しのように住民は苦しむのです。

私たちも清津川ダムに反対して声を上げたとき、ダム調査事務所長がやって来て、「下流が洪水になったとき、あなた方は責任が取れるのか?」と脅されましたから・・・・



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143の見直し
2009-09-28 Mon 13:08
政権交代して、前原国交大臣は八ツ場や川辺川の他にも、ダム事業についての見直しをすると言ってる。

この見直し対象になるのは全国の143か所の実施中のダムで、

          ↓

事業実施中のダム一覧

に国交省がリストをあげてる。

国直轄事業は新潟県内にはないけど、補助ダムが7件ある。この補助ダムの必要性を精査して国庫補助金を見直すことになるのだけど・・・

生活貯水池も入ってるので、十日町市では晒川ダムが対象。確か、市には建設業界を核とする建設促進同盟があったんじゃないかしら・・・このダムの主幹は新潟県の十日町地域振興局。

      ↓

晒川生活貯水池建設事業

ここに説明があります。


補助の仕組みを変えなければ、本当に必要なものを造ることは難しいし、必要性の薄くなったものを止めるのも難しい。

しばらく注視しよう・・・
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干されてる青竜
2009-09-27 Sun 13:20
う~ん、水が欲しい・・・と言う厳しい川になって、10日ほど雨がない・・・定点のカメラは・・・


清津川第一測水所
第一測水所090927B

水圧水位計のゲージがやっと水に浸かってる。どのくらいの浅さかって?


第一測水所090927

このくらいです。東電がどんな計算をして放流量を算出したのか、これじゃ金魚すくいの水位ですよ。
魚釣りさん、釣れないでしょ?魚たちは淵に避難してますよ。

本当ならこの川は2~3倍の流量があるのに・・・

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パーキングあれこれ
2009-09-26 Sat 20:30
田舎なので万事おおらか。車の止め方もずいぶんおおらかなのが黙認されてる。ま、駐車場がいっぱいでないからいいんだけどね・・・

例えばこんなの。


パーキングD

この状態で12時間以上止めてる。しかも毎回こうなの。 Going my way!!  って感じ・・・  
一応、線があるんだけどぉ・・・





パーキングB

う~ん・・・君の大きさじゃ、一般車の枠では無理なのは分かる。・・・でもね、縦と横の違いは分かるよネ・・・





パーキングC



「ボク、反復横跳びがしたかった。テヘ・・・」って?  ハイハイ、でも前後もちょっとズレてるよ。






パーキングA

段ボールの箱から飛び出しそうな仔犬を表現しました。ワン!



・・・私も車庫入れ下手だけど、秩序とか限度とかあるよネ・・・・





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雨が降らないと2
2009-09-25 Fri 10:48
ここまで水位が下がると、瀬になってるところは浅すぎて魚たちは淵に集まる。

清津川№5下流
淵

この辺りで一番深い淵。デジカメでは写らないけど、じっと眼を凝らすと魚影が目視できるようになる。底のほうに何匹もウヨウヨ・・・


岩魚090925

時々、餌をとりに水面に近く浮いてくる。これでズームいっぱいです。たぶん、ヒレの状態からしてイワナだと思う。大きさは25cm~くらい。


岩魚090925B

クルリと反転する。淵からは離れない。



水が少なくて、釣り場所が決まってしまうから、釣り客と観光施設職員の間でトラブルが起こっている。落石の危険を承知で淵釣りする人が連日ある。警察沙汰にもなって地元では悩んでいる。

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雨が降らないと
2009-09-24 Thu 14:13
清津川№5下流
№5下流090924

9月の雨量が少ないので普通の長靴でバシャバシャ歩いて渡れるくらいの水位になってる。

葎沢090924

葎沢集落付近では、流路が狭くて川幅のほとんどが露出してる。

桔梗ヶ原090924


桔梗ヶ原頭首工直下は、左岸の流路がほぼたまり水、右岸側だけ流れている状態。

秋の間、この水量は厳しい・・・台風でも来ないと、流量の回復は望めない。

本流もカラカラだけど、支流も減っているので、こちらでは生活水に黄色信号が灯ってる。このまま秋のシーズンに入ったら水が足りなくて温泉施設は給水ブザーが鳴りっぱなしになりますよ。公衆トイレも水が流れません。

東京電力さん、発電に使った清津川の水は清津川に戻してください!せめて伏流水位の回復する流量を戻してください!






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ヤマボウシ
2009-09-23 Wed 14:13
ヤマボウシの実
ヤマボウシ


初夏に白い花を咲かせて、秋に赤い実になる。色付くも早く、ヒヨドリが来て食べてしまう。ほのかに甘い実・・・


ヤマボウシ2

この間、妙見堰の公園にもたわわになっていた。ここはヒヨドリ、いないのかな・・・

これを見ていたら、「そうだ・・・お彼岸だわ~」と・・・何故かイメージが飛んで・・・



おはぎ

おはぎ作りになって、彼岸の中日には仏壇にお供えです。
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シルバーウィークの清津峡
2009-09-21 Mon 21:44
清津峡渓谷トンネルができてから、今日で150万人目の入坑者をカウント。

記念の式典が行われた。


式典

国立公園の景観は国民財産ですね。自然公園法の総則には

第一条  この法律は、優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図り、もつて国民の保健、休養及び教化に資することを目的とする。


と書いてある。


渓谷トンネル090920

残念ながら、水が少なくて国民に資する感動の度合いが低いですが・・・


渓谷トンネル

今日は気温が上がって水辺で遊ぶ人もたくさん・・・

発電と国民財産の景観はどこで折り合いをつければいいのでしょう・・・

私的には湯沢発電所の発電量は、他の方法でも十分代替できると思いますが・・・



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ど素人農園13
2009-09-20 Sun 22:27
娘のど素人農園のメイン作物は豆と芋です。 

今日はさつまいもを掘ることにした。

金時芋
さつまいもB

ろくに世話をしなかったけど、ちゃんと芋になってますね。


さつまいも

ああ・・・こんなに芋作ってどうすんの?さすがは芋姉ちゃんだね。



大量の芋を持って帰ったのはいいけど、さすがにこんなには食べられない。

ご近所に配ったり、親戚に送ったり・・・

それでもまだまだあるので



hosiimo.jpg

蒸かして天日干し・・・でもこれ切り方間違えてない?


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カラカラ川と滔々川
2009-09-19 Sat 12:31
今月の清津川上流の雨量は少なくて、まだ26mmしか降ってない。当然、川の水も少なくなってカラカラの状態。三俣での放流量は0.537m3/sだけです。

清津の古道付近
清津の古道090918



水道水源の沢水も細くなって要注意状態。


もう少し下流の田尻の河原は

田尻の河原090918

張り付いたように水が流れてる。灌漑取水は終わっているんだけど、上流からの量が少ないから・・・・鮎釣りは無理です。

東電がどんな調査に基づいて放流量をはじき出したのか、実際にはこれで清津川には十分と言われても納得できない。

さて、そんな清津川を見ながら、十日町へ・・・信濃川は滔々と流れている。

昨日は水利権取消になったJR東がこの春、地元に開設した事務所にお話を聞きに行きました。

JR.jpg

市役所の筋向いの建物にこういう看板がかかって、ここで常駐して地元対策に頑張るとか・・・

お相手下さったのは 企画・再発防止グループリーダーの肩書がついた課長さん。技術屋でもなさそうだし、東京の人だし、「こんな質問しても答えられないだろうなぁ・・」と分かっていていくつか聞いてみました。スミマセン(^-^;

丁寧にメモって宿題にされるそうです。違う会社みたい。

今日は水なしサミット、お昼のニュースでは信濃川ラフティングをする市民の楽しそうな映像がTVに・・・



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出先機関 原則廃止
2009-09-18 Fri 10:20
鳩山内閣が誕生して次々と報道される新閣僚の発言から目が離せない。

過去にダム反対運動をした私には地方整備局を相手にすることが住民にとってどんなに大変なことかわかるので、川辺川ダムや八ツ場ダム中止が実現することは、「政権交代したんだ…」と実感できて感慨深い。

昨日の原口くんの発言は読売新聞にあって・・・

原口総務相「国の出先機関は原則廃止」
9月17日13時23分配信 読売新聞

 原口総務相は17日午前、総務省に初登庁後、記者会見し、国が地方に設置している出先機関について、原則廃止する考えを表明した。

 国と地方の役割分担の見直しを進める中で、出先機関改革に取り組む方針だ。

 総務相は「中央省庁は国会が直接チェックできる。自治体は議会のチェック機能がはっきりしている」とした上で、チェック機能が働かないとの指摘がある国の出先機関については、「ガバナンス(統治)のきかなさは変えていかないといけない」と明言した。

 ただ、「財政のつじつまあわせで(原則廃止を)やると、そこで働いている人たちも公共サービスもかえって不便になる」と述べ、国家公務員の雇用などに配慮しながら改革を進める考えを示した。


地方整備局って住民から見ると暴走する集団であったり、仕事しない集団であったり、誰のためにあるのか なんともつかみにくいものでした。霞が関の官僚と話していると住民感情に近い部分があるのに、地方整備局に行くと排他的で、その温度差にはいつも戸惑った。

各地の地整の不始末は、談合を始めとして、見直しがきかない公共事業・流域委員会を無視・総合庁舎の新築・公費で野球道具やマッサージチェアの購入・公舎での大麻栽培・・・数えたらきりがない・・・

ガバナンスがきかないということは「お金の出所だけを見て仕事をしない」ことを可能にする。

清津川問題でも、下流が困って何回も実情を話していたのに、「期間更新時はノーチェックだった」との返事をもらった時は、正直、「地方整備局なんて要らないや・・・」と思った。実際、審査過程の資料を開示請求したら、申請書と東電の説明と決済書があっただけ。これじゃ受理と副申だけで審査じゃないよ。

道路行政も河川行政も、県に決定権とお金と技術者を移して、本当に地元事情にあったものになることを願っている。そこに住んでる人の声が届かない行政はまっぴらです。
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線路に沿って増客
2009-09-17 Thu 16:34
一昨日の十日町新聞にJR関連の記事があって、

JR東日本 大地の芸術祭PRに3億円
団体臨時列車も45本で2500人の実績

東日本旅客鉄道㈱は本紙取材に対し、20日、第4回大地の芸術祭に対する各種取り組み状況を示した。 

大地の芸術祭への臨時列車等による旅行送迎実績は2500人に上り、前回第3回の963人に対し60%の大幅増となった。

9月12,13日の団体臨時列車の座席700人は完売となったほか、全体で団体臨時列車は45本が運行された。また今後分も含め「ほくほく大地の芸術祭号」は35本の運行を予定する。

芸術祭用の旅行商品数は首都圏で30種、十日町周辺で10種の40商品を揃え、前回の16商品の2.5倍と充実させた。特に関東圏一帯から北は会津若松、南は熱海や伊東まで使える2日間乗り放題の「夏休みツーデーパス」にほくほく線の十日町駅と松代駅も加えるなど、大地の芸術祭への誘客促進に多大な貢献を行っている。

これらに伴い、新聞広告や雑誌広告、JR東日本各駅でのポスター掲示や車両中づり広告、宣伝パンフレットなどにも力を注ぎ、新聞では、朝日・毎日・読売・日経・産経・東京・夕刊フジ・日刊ゲンダイの各東京版にカラー1ページの全面広告を出稿、雑誌でも東洋経済、ダイヤモンド、エコノミスト、日経ビジネス、プレジデント、テレビガイド、AERAに掲載し、香港や台湾、韓国の海外旅行雑誌にも広告出稿している。

また首都圏をはじめとする駅構内へのポスター掲載も徹底し、山手線の列車ラッピングに新潟デストネーションキャンペーンで越後妻有の棚田を先行PRするなど、JR東日本の組織をあげてPR活動を推進した。

今回の総予算は約3億円に上り、新聞雑誌広告で1億円、ポスター3千枚、宣伝パンフレットで約1.4億円、旅行商品による総客等で約3000万円となっている。

同社広告部は「弊社は今後の少子高齢化に対して交流人口の拡大、観光資源の開発等を目指しております。今回の大地の芸術祭への貢献は将来に繋がるとともに、弊社ができることから確実に実施していく一例と考えています」とコメントしている。


JRさん切々たるものがあります。ま、デスティネーションキャンペーンは前から新潟に決まってたんだけど、十日町に矛先を持ってきたのですね。

残念ながら、十日町全域が旅行客で潤ってはいないので、電車の駅のないはじっこのうちの方はあまり恩恵がありません。線路に沿って潤うより、川に沿って潤ってほしい。来年からどうするんだろう・・・

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妙見堰の今
2009-09-15 Tue 15:08
妙見堰
妙見堰090915

お出かけのついでにちょっと足を伸ばして妙見堰に・・・
右岸上流から見ています。

この堰は長岡の水道の水安定取水と 堰の上を橋にしてバイパスを通すこと、それからもっとも重要な役割として、JR東の発電後の放水による流量差を緩和する逆調整ダムとして建設された。

朝夕のラッシュ時に山手線を動かすため、その時間帯は目一杯発電して放水するので、発電所より下流は300m3/s以上も流量が増える。逆に昼間と夜中は水量が減るので、ここで一旦貯めた水を夜中に放流することで下流の流量の平均化を図っている。

この施設、国土交通省が管理してるんだけど、どうして民間企業JRのために国が調整してやってるんだかといつも思う。本来、ピーク発電で下流に流量変化を及ぼす時は、発電事業者が逆調整するのが筋と・・・

魚道
妙見堰090915B

妙見堰の魚道は右岸と左岸の両方にあって、これは右岸のもの。画像の左から右に流れてる。
一番上の細いのは呼び水。魚に「ここに登り口があるよ」と教えるの。
真ん中の細い方の魚道は鮭のためのもので流れが強い。下の広い方はアユなどのためのもので緩やかなのです。

魚道を覗いてたら、見回りをしていた職員が「まだ、早いでしょう」と笑う。「今月の末くらいからですよ。」と・・・鮭の遡上を見物する人と思われちゃった。

ちょっとお話を伺った。現在はJRの施設が止まってるので、一日中流量はほぼ一定になってるそうです。

「右岸と左岸の魚道はどちらが多く上るのですか?」と聞いたら「いや~ちょっと資料がないのでわかりません」と・・・オイオイ、妙見記念館のHPには調査数が出てるよ。何故か右岸が多いのです。

これね、多分、魚野川を目指す魚が多いからだと思うのです。今まで信濃川本流ではJRや東電の取水のために減水区間があって、鮭の遡上が見られないため、稚魚放流をあきらめたところが多かった。放流しても発電所に迷入して水圧や水車にのまれて死んでしまったりで海まで行くことすらできなかった。魚野川は発電所がなく安定して稚魚放流を続けてこられたので魚野川をふるさとにする鮭のほうが多かったのでは?

この上流で魚野川と信濃川は合流するのですが、右岸側はまっすぐ魚野川の流れを引いていて、左岸側は信濃川本流の臭いがするんだと思う。

この仮説が正しければ今後本流の稚魚放流を増やせば4年後から信濃川本流産の鮭が増え始めるので左岸の魚道利用数が上がるはずです。


信濃川小千谷090915

小千谷市と十日町市の境あたりの信濃川。母なる川です。

この流れをカヌーイストの野田知佑さんが2匹の愛犬と一緒に下ったレポを 信濃川をよみがえらせる会の事務局さんがUPしています。「信濃川はすばらしい!」と。
          ↓
    サンタの写真日記

十日町~岩沢間ですね。楽しそうです。

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栃の実のこと
2009-09-14 Mon 22:18
栃の実
栃の実

栃の実のシーズンです。外の皮が3つに割れて、中にはつやつやの丸い実が入ってる。栗みたいだけど、とても苦くてこのままでは食べられません。灰汁だし作業はとても大変。今はこの辺の年寄りでもやりません。灰汁だしした実は餅と一緒について栃餅に・・・

この実は土に埋めるとほとんど100%に近く発芽する。栃の木の苗は作りやすいですよ。
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越後妻有アートトリエンナーレ5
2009-09-12 Sat 13:41
明日で大地の芸術祭もおしまいなので、もうひとつお出かけついでに寄り道して見に行った。

今回のアートでは廃校になった校舎を使ったものが評判で、その一つがこれ。

art15.jpg

小学校から子供たちの声がしなくなることは、その地域にとっては火が消えたようで心のよりどころがなくなる。うちの地域でもこの春に廃校になったのでさみしさは同じだと思う。

このアートのテーマは写真左下の「学校はカラッポにならない」のとおりで、この校舎にはたくさんの子供の声がするようだ。

オブジェは流木に着色して組み立ててあって、このホールの子供たちは、外の

art19.jpg

バッタ型の獅子脅しがカタンと動くと、ワイヤーで連動してあって動くようになってる。


art17.jpg

教室にはこんなにのびのびとした子供たちが今も学んでいて、


art20.jpg

廊下や階段も


art16.jpg

準備室にも ゴソゴソ生きづいたものがいる。木の実もいっぱい・・・


art18.jpg

2階の最後の部屋からは、子供たちが元気に巣立っていくオブジェが・・・足だけを表現してるのね。

学び舎というのは鳥の巣のようね。
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信濃川ほぼ全量放流
2009-09-11 Fri 15:40
JR宮中ダム
宮中ダム090911

10日から農業取水がなくなるので、更に放流量が増えると報道されていた宮中ダム。今日から11月末までは1.9m3/sだけの取水とか・・・ゲートは全開にはなりませんね。でも川幅いっぱいに流れてる。すごい水量です。

宮中ダム090911C

今までのダム直下を知ってる人が見たらとても信じられないくらい・・・まるでどこかの湖のようです。


宮中ダム090911D

灌漑用水の確保のために55m3/sを取水していた時は、橋の手間の中央部分が中洲になってたけど、今日はほとんどが水の中になって少し石の頭が見えている。


宮中ダム090911B

今日も作業員がいっぱい・・・



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治水の転換
2009-09-10 Thu 15:28
民主党のマニフェストにある八ツ場ダム中止について、このところ毎日のようにメディアが取り上げてる。地元の57年間の苦しみの埋め合わせと生活再建はできる限りしなきゃいけないけど、民主党が政権を取る前から既に「ダムの限界と気候の激変」の答えは出ていたと思う。新潟の7.13水害も福井の水害も今年の兵庫県も・・・

国交省のHPには 9月29日に

水災害リスク軽減のための100年戦略フォーラム

というのがあって、気候変動への適応にどうしていくか方向を見出そうとしている。

一方、民間でも

江戸川・利根川流域シンポジウム2009

ここから未来の川づくりへ
~個性ある豊かな川を次世代に~

***************************************************************

日 時 2009年9月26日(土) 10時~16時10分
会 場 松戸市民劇場(松戸駅西口より徒歩5分)
    松戸市本町11-6 TEL 047-368-0070
入場料 無料

「個性ある、自然の豊かな川とは何か」
「個性ある、自然の豊かな川づくりのために何ができるか」
作家の椎名誠氏、河川工学者の大熊孝氏らを招き、
江戸川・利根川流域の未来を語り合う。

【プログラム】
午前の部 江戸川流域団体の活動紹介
      1)利根川-江戸川流域ネットワーク
      2)利根運河の生態系を守る会
      3)えどがわ自遊楽校~みずとみどりの寺子屋~
      4)江戸川の自然環境を考える会

     講演 あふれることを受容する治水へ!
~堤防強化と水害防備林~
          新潟大学名誉教授 大熊 孝 氏

午後の部 講演 ぼくの見てきた川、次世代に伝えたい川
          作家 椎名 誠 氏

     話題提供 恵みの海は健やかな川から
          船橋漁業協働組合 組合長 大野 一敏 氏

     座談会 森~川~海、流域のつながりから、
         まちと人の暮らしの明日を考える
          椎名誠氏 大熊孝氏 田中利勝氏 佐野郷美氏 

主 催 利根川・江戸川流域ネットワーク(TON-E-DOネット)
後 援 WWF-Japan 日本自然保護協会 
ちば生物多様性県民会議 松戸市
協 力 利根川・江戸川流域の河川活動団体



というのがあって、今後の治水を考えている。

この二つのイベント、国交省のフォーラムのパネリスト沖大幹さんは、以前のブログにも書いた「水の未来」という本の解説をされていた学者さんです。この人、利根川・江戸川流域シンポジュームで講演される大熊先生の後輩です。

官民でいままでのダムによる治水からの転換をアピールすることになるのかな・・・


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新潟・群馬・栃木・福島
2009-09-09 Wed 22:35
今日はオフにしてちょっと遠出です。まだ暗いうちに出発して、関越道を上り群馬県沼田インターで降りて、片品村から栃木県へと山を超えて行きます・・・

朝早く県を超えて 湯ノ湖で簡単な朝食。

湯の湖

ロケーションいいですね。ボートをたたく波音だけが響いてる。魚釣りの人がチラホラ・・・

ここから戦場ヶ原を過ぎると中禅寺湖です。

華厳の滝

華厳の滝をチラ見して・・・

よよよ・・・今日はこんな所でゆっくりしてられないんだっけ。いろは坂を降りて、日光東照宮も見ずに、今度は那須高原を目指します。

何故って、今日は変わり者の娘のリクエストで・・・


アルパカA

ここが目的地なのです。 σ(^◇^;)  まったくバカ親子・・・着いたのは10:30・・・

アルパカって何?って・・・え~と・・・最近クラレのCMに登場するあの全身モフモフの癒し系のやつですよ。南米アンデスの標高3000mの高原に住んでるの。娘の最近のマイブームはこのアルパカだそうな・・・

で、ワクワクして上って行くと・・・・

・・・ん?


が~ぁん!!!



アルパカD

モフモフじゃな~い!! なんだこれ・・・これじゃコブナシラクダだよ。

そっ そうか・・・毛を刈る動物だから時期によってはこんな姿なのだ・・・

残念・・・


アルパカE

飼育されてる400頭のアルパカがこんなふうにプードルカットになっちゃってる。

中には

アルパカG

ペルーの太陽神のカットも・・・アートパカだそうです・・・


アルパカH

「オレ、これ嫌っす」って迷惑顔してる温泉パカも。


アルパカF

園内の岩山はマチュピチュでなくってナスピチュだそうで、飼育員のお姉ちゃんが餌袋を持って上がると、一斉にアルパカたちが上って行く。 ドドドド・・・




あ~、癒しのモフモフのアルパカはいないのか・・・

と思ったら、いましたよ!


アルパカI

フフフ・・・これ、クラレのCMの初代タレントのはなこさんです。ちょっと色が白くないけど。アルパカはこうでなくっちゃ・・・


アルパカJ

家政婦は見た!って感じでこちらを見てるのが、現在CM中の巨大化するアルパカ役を演じているタラキーちゃんだそうです。なかなかタレント性あります。


アルパカC


娘はというと・・・フカフカのくるみちゃんに癒されてアルパカ三昧・・・すっかり満足で目的達成。


帰り道は、昨年 大内宿に視察に行った時にお世話になった福島県下郷町役場の横を通って、南会津から只見町へ・・・


会津

去年も会津に来た時、大きな造りの民家がたくさんあって感心したんだけど、屋根の上に煙抜きの小さな屋根が乗ってる家がたくさんありますね。今はトタンでくるんであるけど、本来は茅葺だったのでしょう。会津藩はお金持ちだったのかしら・・・


田子倉ダム

電源開発の田子倉ダムです。ここから田子倉湖を見ながら山を越えます。

田子倉湖

深い谷です。道に並行して鉄道もあって、山の中に駅があるの・・・

このルートは直江兼続が上杉家のお国替えの時に越後から会津に抜けた六十里越です。ドラマでは荷物を積んだ大八車を押して越えてましたね。

六十里越

新潟県境には六十里越の表示があります。魚沼市まで帰って来れば 後は魚野川に沿って帰宅です。やれやれ・・・







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魚道の改善
2009-09-08 Tue 15:45
お昼のNHKニュースでこういうのが・・・・

JR取水ダム魚道改善を検討

信濃川から不正な取水を続けたとしてことし3月に国から取水許可を取り消された十日町市にあるJR東日本の水力発電所のダムで川魚がそ上しやすくなるように魚の通り道となる施設の構造を見直す初めての検討委員会が開かれています。

専門家や地元の漁協関係者などの9人の委員が十日町市にあるJR東日本信濃川発電所の宮中ダムで現地視察を行いました。
このダムでは魚の通り道となる魚道と呼ばれる施設が水量が少ない位置にあるうえ、大きな波が立って魚がそ上しにくい構造であることが指摘され、国や十日町市などがJR東日本に対して魚道の改善を求めてきました。
このためJRでは専門家や漁協関係者などによる委員会を設置したもので、視察では、委員会のメンバーがJRの担当者からの説明を聞きながら魚道の位置や水量を確認していました。


ふ~ん・・・2年半くらい前に、市長と議会・漁協や住民が東京のJRに要望に行ったときは、魚道の改善を訴えても 木で鼻をくくったようにそんなことは約束できないという態度でした。それが水利権取消されて一変です。今後取水できるのかまだわからないのに、魚道は改善するのですね。

とっても分かりやすい。

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信濃川水ありサミット
2009-09-07 Mon 14:37
十日町市のHPに信濃川水なしサミットの案内が出てます。19日です。
       ↓
第11回信濃川水なしサミット

だけど今年は、水ありサミットですよね。春から、思いもかけず「十日町の市民です。本当に信濃川は素晴らしい!」と話しかけられることが続いて、あらためて普段は言葉にしない市民の気持ちがよく分かります。

みんな、乾いた川を見ていたのに、滔々と流れるようになったことを 驚きと感激として受け入れてる。

19日はいろんなイベント(キャンプや写真コンテスト、シンポジューム)とラフティングも申し込めばできます。10日から農業取水がほぼなくなるのでゲート全開になるんだろうか・・・今より流量が50m3/sほど増えます。是非ご体験ください。

ラフティングの報告は信濃川をよみがえらせる会の事務局さんのブログ
              ↓
        サンタの写真日記

にもありますので豪快な写真をご覧くださいませ。

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清津川発電取水施設の視察2
2009-09-06 Sun 15:57
さて午後からは・・・

清津川発電所カツサ川ダム

視察L

まるで入浴剤をいれたお風呂のような色でしょ?清津川上流の色をそのまま集めてますから・・・
ここまでに見てきた浅貝川・清津川本流・赤沢・小栃沢・小沢の水は山の中を導水されてこのカツサ調整池に集められます。正面の四角いトンネルから出てるのがその水。ここから矢印方向に取水されて清津川発電所のサージタンクに・・・

視察N

皆さんこの水の色にはびっくりです。本当はこのきれいな水は下流に来るべき清津川の水なのに、このまま3つの発電所を経由して魚野川に放流されています。下流合意のない増施設に当時の村長や水利組合が反対したのに、県はそのまま東電に取水させ、50年が過ぎました。

未だに下流には水道すらない集落がいくつもある。私は人権の問題だと思っている。


市長さんも百聞は一見にしかずと・・・

ところで、

視察M

この東電の職員のおしりのポケット・・・スズメバチのシーズンなので、見学者がさされたりしないよう気を使ってくれてるのです。こういう細かなところだけは この会社はいい会社なのです。(笑)




湯沢発電所三俣取水堰
視察J

こうして清津川発電所で発電した水は元の川には戻らず、川の下をトンネルでくぐって次の湯沢発電所に向かいます。途中でこの三俣取水堰から足りない分を足して・・・清津川は矢印の方向に流れるのですが、堰堤からの越流はなく、カラカラです。

排砂ゲートから0.9m3/sの放流をしています。つまり、清津川のここまでの163km3の流域面積は魚野川流域であって、清津川はここを源に0.9m3/sからスタートしている川なのです。


ハイ、これが何だか分かりますか?三俣取水堰の水の中にパイプが下りてます。

視察K

これは、堰堤内の水位を感知する装置です。このすぐ後ろには取水ゲートがあって、絶えずウィーン、ウィーンとゲート昇降機が勝手に作動しています。水位の変化に合わせて取水量を変えて、堰堤内をいつも同じ水位に保っているのです。

そうしないと、水圧が変わって放流ゲートから出る水の量を一定に保てないからです。

ここでの水位が1.7mを超えるとどうなるか・・・・

これは以前のログに書いたように

   ↓

洪水の水は清津川に

この装置は自動的に洪水とみなして、取水ゲートを全閉し、反対に放流ゲートを全開にするのです。
これで、発電所には上流のきれいな水だけが入り、洪水の濁った水はドウドウと清津川に行くのです。洪水の時だけは清津川の流域面積は広くなる。

何だか下流に失礼ですね。思いっきり・・・




視察O


湯沢発電所で2度目の発電を終えた水は石打発電所の取水施設へ・・・

魚野川取水堰です。左から清津川の水が入って、右から魚野川から取水した水が来て合わせて13.5m3/s取水します。この日は両方合わせて5m3/sだそうで…えらく控え目な発電ですね。見学モードかな・・・



視察P


で、最後の石打発電所での仕事を終えた水は、ここで魚野川に・・・

視察Q

更に魚野川を下って西部開田の灌漑取水施設です。ここでの取水は9月10日までだけど、今年はもうお米ができちゃってるので既に取水を止めてます。清津川の水がないと米作りができないというロジックはここで生まれているのですが、もっとも渇水だった日の流量で、清津川分水を皆無にして計算しても新たな貯水施設をつくる根拠は発生しないのです。

ここまでで、視察はおしまい。

さて、この流域変更の理由を国交省に尋ねたら「発電効率がいい」(落差が稼げる)・・・だけなのです。

効率が良ければ下流の発展が阻害されようが、洪水だけ下流に流そうがいいと思いますか?

・・・・・湯沢発電所の当初許可から既に95年ですよ。



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清津川発電取水施設の視察1
2009-09-06 Sun 13:53
今日はお忙しい市長さんが日程をさいての清津川問題の視察です。

視察A

参加者は総勢33人、議会の水問題の委員さんと土地改良区、漁協、流水懇、市の職員など・・・

はじめに清津川の灌漑取水施設を見てから峠を越えて湯沢町に・・・

東電の施設の最初は清津川発電所の浅貝川取水堰です。場所は苗場プリンスのすぐ下です。

視察B

清津川の水は戻して欲しいけどここの水だけはあまりの汚さに え゛~~と思うのです。今回は苗場プリンスが営業を停止しているためか水はまだきれいな方です。でも堰堤の底にたまってるヘドロからはメタンガスがポコポコ・・・いくら「CO2を排出しないクリーンなエネルギー」と言っても、こうして水をためるとCO2の20倍温暖化を進めるメタンガスの発生や水を浄化してくれる生物への影響が大きいから、単純にクリーンとは言えないのですよ。

視察R

東電さんは「まだ許可にはなっていないが、今年の3月から自主放流でここでの維持流量を排砂ゲートを使って放流している」と良い会社みたいに聞こえる説明してた。でもね、本来ならちゃんと平成18年から維持流量放流をしなければいけなかったのですよ。3年以上も義務放流を無視して今更自主放流はないでしょ?それも更新が遅れている原因は東電の不正によるものですから、本来ならここはお詫びに始まってしかるべしでしょうが・・・

放流は矢印の方向に流れていくんだけど、この量でこの段差です。河川の連続性とかはまったく考慮に無いの・・・


更に山を登って、


視察C

この小さな沢が小栃沢です。ここからも0.02m3/sを取水します。子供が遊ぶのにちょうどいい一またぎで渡れるような山の中の沢から毎秒牛乳パックで20本分の取水。日本一の電力会社はこうして発電事業をしているのです。全国的にはこういう小渓流からの取水は廃止される方向にあります。環境負荷が大きいからです。清津川発電所はこのほかにも小渓流の赤沢0.03m3/s、小沢0.08m3/sの取水をしています。これらの水は二度と清津川に戻ることはありません。

もっと山道を進んで、清津川本流の取水堰に向かいます。


視察S


清津川取水堰の直下の清津川本流です。左の丸の中にあるのが自動車です。川幅がわかるでしょ。広い川幅のほとんどに石が堆積しています。水はというと・・・矢印の先に左岸にくっついてひょろひょろの流れがあります。とても川とは思えないのに湯沢町の人はこの現状をどう思ってるのかな・・・

視察E

清津川取水堰です。川は青の矢印の方へ流れるのだけど、取水堰で止めて赤の矢印の方の取水口に入ります。下流には一滴も流れません。ここでの自主放流0.222m3/sはここの排砂ゲートからでなく、沈砂池の下から放流しているとのこと・・・

しかし、前に来た時よりさらに堆砂がすごいです。ほとんど堰堤の役目をしてないほど上下流とも埋め尽くされてる。東電は「土砂の供給量が多い川」と説明していましたが・・

5月頃に許可を取って取水口側(左岸)の土砂を反対側(右岸)に移動したそうです。でも夏の大雨で元通りに埋まってしまったとか・・・この取水堰を使うのは絶えず土砂との攻防ですね。

視察F

そうやって取水した水は沈砂池に入り、導水されます。このエメラルドグリーンは清津川上流の色で鉱物質の融け込みと酸性の強さによるもの。本来の清津川の色を頭に残して次の画像を見てください。


視察G

これは電源開発奥清津発電所(揚水)です。本流をせき止めた二居ダムから発電施設を見下ろしています。丸の中の茶色い流れが清津川本流です。

視察H

ダムの直下の放流口です。昨日はいちばん右の四角い穴から0.9m3/s放流しています。川底にべっとりとシルトがついて汚いですが、放流量が0.3m3/sから増えたので水の色は上流の色を反映しています。

視察I

大きなダムがいかに河川環境を変えるか・・・上流のきれいな流れは僅か数キロ下流でこうなるのです。

ここでも電発職員が丁寧な説明をしてくれました。でも内容は「オイオイそれ違うよ~」と横やり入れたくなる間違いありですよ。昨日も発電所は停止していて静か・・・稼働率は20%とのこと。全国の揚水発電所の稼働率は平均で5%と言われているからまだましな方かぁ?でも原発の余剰電力消費所ですから、刈羽柏崎原発が止まっている現在はあまりお仕事ありませんね。

刈羽柏崎原発が止まっていて、JR信濃川も止まり、この間の地震で浜岡原発も止まったけど、誰も電力が足りないとは言わないで普通に暮らしてるね。日本の電力事情ってどうなってるんだろう・・・



二居ダムの放流方法が去年から変わったというのは初めて知りました。今までは昨日の流入に対して今日の放流量を自動的にセットするものでしたが、10トンまでは流入量に即時に反映するようになったとか・・・なるほど、下流で見ていても午後から急に流量が増える不思議な現象がなくなったと感じていたのです。この放流方法の是正のきっかけはたぶん私(^-^;なのですが、国交省はここまで詳しい説明をしませんでしたから・・・

後半に続く・・・・










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視察させて頂きます
2009-09-04 Fri 22:22
清津の古道付近
清つの古道

水が少ないな・・・と思っている。

明日は市長と流水懇・土地改良区の合同で、清津川上流施設の視察を予定している。

4月の塩原発電所の視察時には東電から「みなづきさんはご遠慮願いたい」と失礼極まりないお断りを食らったので、また何か言ってくるかな・・・と思っていたら、今回はスルーのようです。

市長の手前、さすがに名指しで「あんたはダメ」とは言えないのかしら・・・

「地域とともに東京電力」と毎日CMで見せられてると下流は地域じゃないのかい?って聞いてみたくなる。
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越後妻有アートトリエンナーレ4
2009-09-03 Thu 13:22
国道を走っていてふと見ると、ごく普通の家にアートツアーのバスから降りた人が20人くらいゾロゾロと入っていく。玄関は靴でごった返し・・・外にはパイプで組んだやぐらの上に黄色い農業用のタンクが設置してある。

何だろう・・・あの家・・・とすごく気になってた。

「ああ、昔、歯医者さんだったとこ」と近所の人は言うのだ。

「雷が体験できるアート」と知人も言う。

これはもう行くしかないね。



art13.jpg

消毒薬の臭いがプンプンする古い造りの診察室がそのまんま。歯科医に必ずある例の診察椅子はなくて、ガラ~ンとしたフロアにバケツとぞうきん。外は晴れていたのに雨漏りしてる・・・・バケツには「金沢歯科医院」とマジックで名前が書いたまんまなの・・・

2重窓の間には雨のしずくが落ちるようになっていてときどきフラッシュが雷のようにピカピカする。

で、遠雷になったり近くに落ちたりする雷鳴がして、そのたびに古いガラス戸がビリビリと小刻みに鳴る。

アミューズメントの○○屋敷に入ったようなアートです。

子供だましみたいなんだけど、座ってじ~っとしていると妙に雨音が心地よくなってきて、何も考えずに10分ぐらい雫を眺めていると忘れていた遠い日の記憶が沸々と甦る不思議な空間です。

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越後妻有アートトリエンナーレ3
2009-09-02 Wed 14:30
アート見物に行きたいけどなかなか仕事をサボれなくて、終わってしまう前に気になるアートをつまみ食いすることにした。

「うぶすなの家」という陶芸作家のアート。

art8.jpg

山奥の茅葺の民家をまるごとアートにしている。

中は・・・

art10.jpg

作品の中でお茶が飲めるようになっていて、

art9.jpg

お風呂も作品です。

2階は展示場になっていて・・・

art11.jpg

茶室のようなこんなスペースや

art12.jpg

いかにもアートらしい作品が並んでる。作品もいいのだけど・・・


私的には、あとから置いたアート作品よりも もともとのこの家の造りが妙に印象に残った。

art14.jpg

組み木と茅葺、この燻の色・・・何かが潜んでそうな職人技でしょ?













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もうすぐ鮭の季節
2009-09-01 Tue 14:34
今日から9月、今月の後半には信濃川に鮭が上り始める。


JR小千谷発電所090901

水利権が取り消しになったJR小千谷発電所。対岸の山本山大橋から眺めた。でも農業取水を確保するために約55m3/sの取水をしている。

取水した水は、余水路を通すと騒音と振動の被害が出るので、仕方なく発電タービンを通してる。

JR小千谷発電所B090901

放水路が白く波立っているのはそのため。ここと千手発電所で年間10億円ほど発電してしまう。

この発電所から上流に少しのぼると魚野川合流点がある。発電所が稼働してた時は、合流点での水の多くは魚野川からの流入だった。

魚野川合流点090901


今日の合流点です。右から入ってるのが信濃川本流、左が魚野川。

おぉ・・・ 今までは右からの流入量が少なくて段のような浅瀬になって鮭は魚野川にしか上れなかった。こうなってれば、鮭はどちらにも上れるね。よしよし・・・

親潮の位置が違うせいで北海道では鮭が少なくて漁に響いているとか・・・信濃川に上れるチャンスの年だから、たくさん戻ってきてほしいのに・・・



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| 水神様の使いっ走り…みずがみさまのつかいっぱしり… |