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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
越後妻有アートトリエンナーレ
2009-07-31 Fri 12:53
26日からオープンした大地の芸術祭2009・・・妻有郷の自然や暮らしに夏の間、アート作品が点在してる。


ミンミンゼミ
ミンミンゼミ

おや、ミンミンゼミくん、アート廻りですか?展示場はまっすぐですよ。

って、なに言ってるの?と思うでしょ?

だって

ミンミンゼミC

下の赤い丸のところにとまって案内看板見てるの。

セミでもアート鑑賞してるくらいだから、私も・・・

art1.jpg

これは清津川沿いの瀬戸口温泉の倉。何でしょ、この輪っかは・・・

十日町の裏通りでも

art2.jpg

何でしょ、この白い金平糖は・・・

アート廻りをしてるわけでないけど、用事ででかけると至るところでこんなのにぶつかるの・・・
気になってしょうがない。
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「見試し」について
2009-07-31 Fri 02:13
河川維持流量は、法的には許可の内容でなく、許可の条件として水利使用規則に記載されます。「○年間見試しする」というのは水利規則に関わる事項になります。もし、はじめに決めた放流量が鮭の遡上に足りなかったとき、次の△年に放流量を増やすと、一旦許可した許可内容を許可の条件である「見試し」で書き直す(常時使用量を減らす)ことになります。(・・・流水占用料の計算が違ってくる。)


許可期間に放流量の変更をするのはある意味、法的に保護されている許可内容を河川管理者(行政)が変更するわけですから、行政府の越権行為なのです。


似たような条件が現在東電が申請中の湯沢発電所期間更新にもあります。この水利権が許可されるときには、水利使用規則に「河川管理者の判断で放流量が変更できる」という文言が入ることになっています。これは、「進行中の協議会の同意次第で放流量が変わります」ということですが、こんな書き方は全国では例を見ないそうです。北陸地整は、「裁量でできる」と説明されてます。

前例踏襲を範とする行政の中で、果敢に前例のない方法を取り入れて下さる北陸地方整備局さんですから、信濃川でも「見試しで放流量が変わってもOK」ってことになりますね。

宮中ダムの放流方法は、この「見試し」+「自然河川のようなバイパス魚道」+「自然流況型」という今までの観念からずいぶん進歩したものになるかも・・・
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自然流況型の放流
2009-07-29 Wed 16:40
川の水は雨が降ると増えて、日照りが続くと減る。当たり前のことだけど、川の許容以上に大きな取水をする発電所ができると、その下流では中小の雨が降ってもさほど流量は増えず、台風や集中豪雨の時だけ増水するという流況になる。

自然の河川では流量が頻繁に増えたり減ったりすることで、破壊と再生が繰り返されて、多様な環境が生まれ、多様な生物が生息する。発電所の下流の減水区間では一定の流量(減水)に適した単一の生物しか住めない。変化に乏しい、貧しい川になるのです。

昭和63年に流域変更をしているものや流域面積の大きいもの、減水区間の長いもの、自然公園に指定されているものなど、一定の基準に適合するダムや取水堤に河川の正常な機能を維持するための維持流量を設定する通達(発電ガイドライン)がでて、期間更新の際に今まで1滴の水もなかった減水区間に多少の水が戻るようになった。

この発電ガイドラインではダム地点の流域面積あたり0.1~0.3m3/sの放流量が目安になっているけど、この量はどういう根拠で使われているのか、実はよく知られていない。

実務上は河川の流量調査をやり、10項目(流水の占用、舟運、漁業、景観、流水の清潔の保持、塩害の防止、河口の閉塞の防止、河川管理施設の保護、地下水位の維持、動植物の保護)が確保される最低限の流量をはじき出す。といっても、どれだけあれば保持できるのか…というラインは極めて非科学的な基準と言っていい。例えば、景観だと、川幅の20%の水面幅があればいいというのだけど、人の感性はさまざまだから、それで「景観がいい」と感じる人と「景観が悪い」と感じる人がいる。まして、その川が国立公園や名勝に指定されていれば、他の川と同じ基準では考えられないはずで、その川にあった基準が必要と思う。20%でいいという基準は土木のマニュアルの値(河川砂防技術基準)で環境からのアプローチで出したものではない。

魚類の生息には「正常流量検討における魚類から見た必要流量について」というマニュアルが使われている。実際この内容は素人が見ても、これで魚が十分に繁殖・生息できるのかな?というお粗末な数値で、まして、全国の川を一律にこの基準で扱うのは無理がある。

そういう基準で出された放流量は何故か流域面積当たり0.1~0.3m3/sになるのだからこれも不思議・・・

さて、そうやって電気事業者自身が出した放流量はたいてい年間一定量、もしくは季節で何パターンかの変動があるものです。・・・これって、ひたすら人間目線のやり方ですね。たとえアユの遡上のために○月~△月までは何トンと決めても、その間は同じ流量ですから、自然の河川とはずいぶん違います。

そこで、今回、大熊研究室が提案されている自然流況型放流ですが、なかなか面白い。川に残される量が変動するので、より自然の流れに近い。取水量の分、川が縮小したようになります。

これでどのくらい河川環境が回復するかは、やってみないとわからないけど、今までの一定放流よりは格段にいいと思いますね。取水する側にとっても、総取水量をみると損ではないのです。

今までどうしてこの方法が採用されなかったのか…と思うけど、たぶん、水利権の仕組みが災いしてるのかな・・・河川管理者は水利使用規則にどう書くんだろう・・・・
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新しいカエル
2009-07-28 Tue 18:19
アマガエル

今年生まれたオタマジャクシがカエルになった小さいカエル。1cmくらいです。色も薄くってきれい。

アマガエルB

何故か1枚の葉っぱに1匹のっている。カエルって繁殖期以外は群れにならないでいつも距離感を保ってる生き物だね。餌をとるのにこの距離感が役立ってるのか・・・
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市議会の学習会
2009-07-27 Mon 21:40
学習会090727

今日は市議会と信濃川対策協の主催で、学習会。講師はやっぱり大熊先生・・・原理原則から始まって、自然流況型放流まで、一通り3月の流水懇の学習会と同じ内容だ。市議さんたちにはいい学習会だったと思う。

私的に、興味深かったのは新しい魚道の提案。今までの魚道と違って、自然河川を魚が上って行くバイパス構想で、これで自然流況型の放流ができたら、おもしろいモデルになりますね。とても魚目線です。

実際、宮中ダムは高低差も大きくないし、バイパスをつくる余地が十分ある。現在、田んぼになっているところと養豚場の土地を少し提供してもらえばできると思う。環境教育の視点からも有意義。

もちろん、学者ですから技術的なことも多く含まれるのだけど、大熊先生のお話の奥底にはいつも「人とは」という哲学が流れていて、これは映画「阿賀に生きる」にも流れていた共通不変のヒューマニズムです。

いくら科学技術が進歩しても、人が忘れてはいけないことがあることを再認識する時間でした。


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ハクビシン交通事故
2009-07-26 Sun 15:46
田尻の河原沿いの国道を走ってると、スノーセットのところに何かが道の上に・・・タヌキかぁ?・・・と近づくと


ハクビシン
ハクビシンA

わぁ・・・ハクビシンだわ~  山崎あたりでは見かけたけど、ここまで来てるのか・・・あんまり山奥に来て欲しくないなあ・・・

外傷がなくきれいにポーンとはねられたようだね。体形はねこをデカクしたみたい・・・しかしよく太ってコロコロしてる。毛並みもツヤツヤきれい。よほど栄養状態がいいらしい。

ハクビシンB

鼻の筋が白くて名前の由来になってる。アナグマも鼻の筋が白いのだけど、もっとずんぐりして毛も長く、尻尾が太くて短いの。ハクビシンのほうがメリハリある体形をしてる。目もアナグマは小さいのです。

雑食で何でも食べるけど木の実が大好き。畑を荒らすので、農家の嫌われ者です。結構、獰猛な面もあるので手は出さないほうがいいですよ。
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廃止される水力発電所
2009-07-25 Sat 13:53
今朝のNHKニュースで、老朽化した水力発電所を廃止してその歴史的価値の保存と水力発電の学習のため博物施設にするというのがあって、興味深く見た。

東京発電の中里発電所だというので調べたら、

      ↓
水力発電所ギャラリー

ここに写真と緒元があって、明治41年に運転開始したものらしい。出力700kw、最大取水量3.06m3/s(・・・110立方尺かな)、有効落差36m・・・・小さいネ・・・なるほど写真を見ると水力発電のミニチュア模型みたい・・・

さらにここに
     ↓
中里水力発電所

教材価値:エネルギー源(水の位置エネルギー)から、水車発電機、変圧器、開閉所、送電鉄塔などがコンパクトに纏まっており、「電気をおこす設備」の教材として最適

と書いてあって、なるほど~って思った。使っていた水車は湯沢発電所と同様の縦型ぺルトンですね。

それで、いろいろ調べたら、明治年間に全国で造られた水力発電所は130か所あまり・・・水力草分けの時代です。そのうち既に廃止になっているのは約3割の40か所。みんな取水量の少ない小さな施設ですね。

大正年間になると、水力発電が爆発的に開発されて、470か所以上できてる。そのほとんどが未だに使われている。この中には湯沢発電所や石打発電所も含まれてます。東電の施設になってるのが65か所、そのうち流域を変更しているものがいくつかあって、発電効率重視の時代だったんだ・・と思う。
中には灌漑用水路に放水してるのもあるの・・・

大正時代に開発し尽くされた感もあるけど、昭和になってから造られたのは、大きなダムを伴うものや揚水式のものですね。昭和34年清津川発電所のように小河川まで絞りとってやる発電出力の小さい施設は、既にこの頃には時代遅れです。

東電信濃川発電所は昭和14年です。こちらは佐久間発電所ができるまでは、日本一の発電量を誇ってました。だって、日本一の流出量の大河の水をほとんど飲んでしまうのですから・・・

水力発電のこれからはどうなるのかと思う。灌漑水路を使った小水力のポテンシャルはあるだろうけど、大きな施設はまず造れないだろう。

一方で明治大正時代の施設は老朽化し、更なる設備投資と他のエネルギーへの移行を天秤にかける時代になっている。

水力発電はそれがもたらす環境への負荷まで考えると、決して温暖化に効果ありとは言えない。CO2を排出しなくても、メタンガスを出せばかえって逆効果になるクリーンではない施設だ。河川に十分水を残してなお発電できる取水量にとどめるか、それで採算の合わないものは廃止する、太陽光や燃料電池の活用を増やす、エネルギーを使わない社会構造にすることが先決と思う。

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蜂の天敵
2009-07-24 Fri 13:42
秋山郷の沢を車で行くと、道のわきにところどころ蜂の巣箱が置いてある。

巣箱


これは生蜂園という蜂蜜屋さんのもの。巣箱の周りに杭を打って、線でぐるりと囲ってある。バッテリーがあって微弱な電流が流れてる。熊害対策だとか・・・

他にも猛禽類のハチクマがやってくるそうだ。お店には堂々と巣箱にとまるハチクマの写真があった。ホークウォッチャーからすればヨダレものの鷹だけど、ここではヤッカイモノ扱い。

スズメバチ対策もするとのこと・・・ミツバチたちは天敵から守られてせっせと栃蜜を集める。

話をしていたら、生蜂園のご主人がトラックでお帰り・・・荷台からおろした道具が

生蜂園

これなんだけど、分かります?棒の先についてるのはアースジェット?で手元でひもを引くと噴射する仕掛けになってるの。画期的でしょ?スズメバチ退治に行ってたらしい。
「オラの特許だ」なんて笑って自慢する顔には山奥で暮らすしたたかさがある。
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今年だけの楽しみ
2009-07-23 Thu 21:22
信濃川ラフティング

水先案内舎からきた案内です。今年限定企画らしい。

私的には十日町市の小学生は6年になったらみんな一度はやっていいと思う。

是非皆さんもトライしてください。


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日食と蛇 
2009-07-22 Wed 21:49
日本中、空を見上げた日食。晴れてくれたので、見ることができました。

日食090722

これは、食が始まったすぐの頃。(10:32) 右上が欠けてる。

アンパンマンが「僕の顔をお食べよ」と言うシーンみたい・・・

何故かこれが後半は

日食090722B

こんなふうに右下が欠けるように(11:25)・・・この頃は薄く雲がかかって、フィルターなしのじか撮りです。

あたりが電気を半分消したように少し暗くなってました。後で外で工事仕事をしていた人が言うには、「影ったらヘッピがいっぺ出て」と。蛇と日食は関係あるのかしら・・・

この後は雲が厚くなって観察できませんでした。
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夏の苗場山
2009-07-22 Wed 15:52
お天気が心配だけど昨日はOFF日にして、相方と苗場山に登ってみた。

登り口は秋山郷の奥、小赤沢集落から車で上った3合目。

登山口

ここを7:30に出発。山頂小屋まで3時間のコースだけど、私たちは花の写真を撮ったり鳥の観察をしたりでスローペースです。

マイヅルソウ
マイヅルソウ

ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ

オオバミゾホオズキ
オオバミゾホオズキ


ギンリョウソウ
ギンリョウソウ

これ、葉っぱのない寄生植物。蝋細工のよう・・・花を覗くと人の眼の玉みたいで怖いよ。



花の時期を逃したので種類が少ないのだけど、楽しみながら登って行くと・・・

妙法牧場

遠くに妙法牧場が見えるね。雲海の上にあるのですよ。

霧ノ塔

苗場山に続く山々です。いつもは十日町側から見ているのですが、反対から見ると・・・

相方曰く・・・右から 大日陰山(2010m)・・・ここは湯沢町と津南町と十日町市の境界
霧ノ塔(1993.6m)、釜が峰、日蔭山(三つの山1860m)、小松山(この裏が小松原湿原)、黒倉山(1777.5m)だそうです。



6合目あたりからだんだん急になって、最後は岩の中を鎖で上って、2時間半でやっと広い湿原に・・・

湿原

苗場山はテーブル状の山だから、上は平らで別世界に来たよう・・・静かな湿原にイワヒバリがさえずって、高山の花が咲いてる。天国に近いですなぁ・・・

植物の植生も変わって・・・

ワタスゲ
ワタスゲ

湿原の代表的なワタスゲの景色・・・以前より、笹が多くなったような気がするけど・・・

湿原B

苗場山の名前の由来になっている苗場のように見える池塘。昔の人は豊作を祈って山に登り、この神様の苗を持って帰ったそうな・・・



ドウダンツツジの仲間
ドウダンツツジの仲間

ウラジロヨウラクやサラサドウダンはだいたい花が終わりごろ・・・


ハクサンボウフウ
ハクサンボウフウ

とっても小さい白い花が集まってる。繊細な感じ・・・


コバノトンボソウ
コバノトンボソウ

小さなトンボがいっぱいついてるような蘭の仲間・・・


シャクナゲ
シャクナゲ

白花のハクサンシャクナゲだと思う。


キンコウカ
キンコウカ

これは何故かうちの近くの県道わきにもあるのですよ。標高差が800mもあるのに・・ちょっと不思議・・・


イワカガミ
イワカガミ

イワカガミもだいたい花は終わってる。雪解けの遅い所に残ってるくらい・・・


イワイチョウ
イワイチョウ

イチョウのような葉っぱがかわいいです。


イワオトギリ
イワオトギリ


モウセンゴケ
モウセンゴケ

食虫植物です。ネバネバの葉っぱ・・・


こんな花を見ながら木道を行くと、

山頂小屋

山頂の小屋が見えてきた。

山頂

やった~、山頂到着。2145.3mです。右側の一等三角点の標識・・・けっこうデカイ石ですね。
11:20です。



お昼

ランチは、おにぎりとラーメン、きゅうりの漬物と生ハムですよ。もちろんビールも・・・気圧が低いせいかプシュウ~っとおかしな感じでプルトップを引いて乾杯!

ここまでは雨もパラパラの曇り空、登山者も少なくてよかったね。


遭遇

帰り道、湿原の中でお休みの登山者・・・と思ったら、この若い女性の方は環境省の志賀高原事務所の保護官さんですよ。先週、相方は一緒に清津峡登山道を縦走したばかりで、「おやおやこんな所で・・・」ばったりと遭遇。お連れの方は長野県の環境課さん。皆さんお泊りだそうで・・・いいなあ・・・


こちらはこれから下山です。帰りは途中から雨。滑りやすい道を注意しながら下りました。


本日のケモノは、山頂付近でウサギ2羽・・・うちのほうのより少し黒っぽく、小さい。

本日の鳥は、ウグイス、ミソサザイ、メボソムシクイ、カケス、コルリ、ヒガラ、エナガ、アカゲラ、イワヒバリ、クロジ、コマドリ(?)、イワツバメ、オオルリ、ゴジュウカラ(?)、ホシガラスなどでした。
雨模様であまり鳴かないですね。


反省点***2週間ほど早く来た方がよさそう・・・春花の季節は短いです。
若くないですから、無理はできませんなぁ・・・













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アユ釣り解禁
2009-07-20 Mon 10:12
昨日の新潟日報から・・・

新潟日報090719


アユ漁が解禁され、銀鱗の感触を楽しむ愛好家。信濃川の水量が戻ったことで支流の清津川でも釣果が期待される=18日、十日町市芋川新田の清津川



十日町の信濃川でアユ漁解禁

 JR東日本信濃川発電所の水利権取り消しで水量が増えた十日町市の信濃川と、その支流で18日、アユ漁が解禁された。先月、川底の石のコケに成長したアユのものとみられる食(は)み跡が多数確認され、中魚沼漁協は、水量増加で天然のアユが戻ってきたとみて、アユ漁の釣果や集客を期待している。

 18日は雨の中、支流の清津川で大勢の愛好家が釣り糸を垂れた。東京都新宿区の男性会社員(50)は1時間半で10匹ほど釣り「今年はよく釣れるようだ。本流の水も戻ったし、夏場には天然アユの大物も期待できそうだ」と笑顔を見せた。

 同漁協によると、信濃川と清津川で見つかった食み跡は幅1センチ。5月に漁協が放流したアユの食み跡なら幅は5、6ミリであることから、別の成長したアユが付けたとみる。

 水利権取り消し以前、発電所ダムから同市の信濃川への放流は毎秒7トン。水は枯れ、夏場の水温は30度超にもなり「魚の快適な水環境には程遠かった」(同漁協)。アユの姿も少なく、釣り客も多くはなかった。

 現在の放流量は毎秒200トン前後と豊富。河川環境回復への期待が高まる中、同漁協は稚魚から育てたアユなどを例年の2割多い23万匹放流。関東の釣具店にチラシを初めて配布し誘客を強化、遊漁料収入増を目指す。

 長谷川克一組合長は「水が増えればやはり魚は戻る」と喜び、「このままなら秋にはサケの遡上(そじょう)も多く見られるのでは。まずは流れの戻った川にぜひアユ釣りに来てほしい」と話した。


新潟日報2009年7月19日


この記事を見た先さんが「清津川の水が増えたように勘違いしそう」というのです。本当、そんなふうに感じますね。

今日の十日町新聞にも清津川でのアユ釣りの写真がでてるのだけど、同じような記事がついてる。

増えたのは信濃川本流で、清津川の水は増えてないですよ。

現在の三俣放流量は、東電素案のとおり0.671m3/sだけで、桔梗ヶ原や他の取水もあるので、決して水は多くないのです。

昨日からの上流の雨量が3mm、今朝の第一測水所のゲージは

第一測水所090720

このとおり、ほとんど変化なし。

東電がもう少し放流量を増やしてくれると、漁場の状態も良くなってずいぶんアユたちも楽に縄張りをはるんでしょうが・・・







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ブナたちの手入れ
2009-07-19 Sun 20:19
梅雨の明けないこの時期に植林管理の行事をするのは心配なのですが・・・

小松原090719D

ホーホッホッ・・・・晴れてるじゃあないですか。 やっぱり、私の心得の良さと申しますか・・・

小松原林道周辺のブナの植林地の管理ボランティアですよ。いつも集まって下さるみなさん。

小松原090719A

今日は笹刈りなんだけど、補植の苗も用意してます。リボン付け作業・・・

小松原090719B

今年の苗はすごく太い・・・静岡大学の角張先生曰く、苗木の選抜に T/R率(Top/Root)というのを用いるそうです。小さいものほど しっかりした(ずんぐりした)苗になります。ずんぐりした苗ほど強い。

小松原090719E

今日の作業は草刈(笹刈り)で、あちこちでエンジン音が響いてる。

小松原090719G

刈り出された苗はこんなふうになってます。実生の多いところは、下まで刈らずに、上の部分だけ刈って、なるべく実生を生かすようにしました。

草刈機を使えない私は何をしてるかって?もちろん調理長でして・・・

小松原090719C

今回は竹の子とアマンダレが入ってる春&秋の味噌汁です。だしが薄かったなぁ・・・ちょっと失敗。

小松原090719F

でも皆さんたくさん食べて頂いてヨシヨシ・・・これ、11:00ですよ。今日は午後は雨の予報ですから早弁モード・・・

いつになったら森になるか分からないトンデモナイ植林計画に、お付き合いくださる皆さんに心から感謝。

何とか雨にたたられず、帰り道で半分遭難しかかってる迷い登山者3名(女性)を救助するオマケつき。  ま、とにかく良かった。


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ちょっと筋違いの要望
2009-07-18 Sat 15:32
今日の津南新聞から・・

河川局長に直接要望 関口市長、自民系勉強会にも

JR東日本の違法取水問題で地元代表の国会議員が動き出した。今月15日、参院議員佐藤信秋氏を座長とする「JR東日本信濃川発電所問題勉強会」の2回目の会合を自民党本部で開き、十日町市の関口市長や涌井議長を招いて懇談し、関口市長は国土交通省河川局担当者に要望書を提出した。今後、同勉強会を通じてJR東日本への対応をさらに具体化する方針だ。

この勉強会は「JR東日本の違法取水問題については、国政の場において対応しなければならない問題もあるとの認識から立ち上げた」(水落敏栄参院議員事務局)もの。メンバーは両氏と高鳥修一衆院議員、塚田一郎参院議員の4人。2回目は15日開き、十日町市から関口市長、涌井議長、山岸角太郎信濃川清津川対策特別委員会委員長らも同席し、非公開で意見を交わした。勉強会後、関口市長は国交省の甲村謙友河川局長を訪問し、十日町市など関係者の要望書を直接手渡した。要望はJR東日本信濃川発電所が自家発電のため交付金制度の電源3法対象外のため法改正と流水占用料の地元自治体への直接納付などの法改正を強く求めた。


・・・・電源三法と河川法を改正しろ!って要望したのですね。電源三法は国交省じゃないと思うけど・・・流水占用料は河川法32条にあるんだけど、そもそも許可処分とは別に規定してるのです。
前にも書いたけど「占用料を取りたかったら取ってもいいですよ」という法で、厳密には許可をもらったからといって納付義務はないの。それで、事務は自治事務でするので各県が条例を作って「決まり」として、やっと徴収できるのです。

で、この32条の政令に

3 流水占用料等は、当該都道府県の収入とする

とあって、県収入になるの。占用料を県収入から地元市町村収入にするには、この政令の改正が要るのだけど・・・電源3法は原発誘致のための法だからお金はストレートに地元に落ちる。流水の占用料が県収入になってるのは、歴史的なバックがあるせいで、大正時代の文献には、水害で橋や堤防が壊れて財政難の県が、「占用料を上げて欲しい」と大臣に要望しているものもある。つまり、占用料は河川に係る施設をつくる(直す)ために使うお金と言う考えで、当時の河川管理者である県に入るお金なんだと思う。

議員さんたちが法改正のために勉強してくださるのは有難いけど、先に県の考え方を変える必要がありそう・・・と言うか、地方分権にまで関わることですね。



それから、この中には次のような解説がある。

三 流水占用料等の徴収に関しては、旧法における運用を考慮して、つぎのとおり、免除または軽減の措置を講ずることが好ましいとされている(建設事務次官施行通達10)

(一) 国の行う事業については、流水占用料等を徴収しないこと。

本条は、国に対しても適用があるが、従来の運用を考慮して、国については、流水占用料等を徴収しないこととしたものである。

(二) 道路、公営の発電事業、水道事業及び工業用水道事業、かんがい並びに地方鉄道、軌道等の鉄道施設に係る流水の占用等についての流水占用料等の徴収に関しては、従前と同様の免除または軽減の措置を講ずるものとすること。

平成十七年一〇月一日に日本道路公団等道路関係四公団が民営化され、高速自動車国道等有料の高速道路を独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構及び東日本高速道路株式会社等各高速道路株式会社(機構)が保有及び管理することとなったが、機構等に対する河川の占用料については、占用料の取扱いに関する条件は、道路関係四公団の民営化の前後で変化がないこととされている。

(三) (一)及び(二)のほか、公益性の高い事業のためにする流水の占用等に係る場合その他必要と認める場合については、流水占用料等を免除または軽減することができるものとする。


つまり、国営事業を民営化するときも免除や軽減できるよというわけ。だから、今までJR東が年間4億5千万円の占用料を県に払っていたことは、考えようによっちゃいいことみたい・・・本来JR側から言えば、免除や軽減が適用されてもいいじゃん!といえる解説ですね。JRが民営化されるときどういういきさつがあったのか聞いてみようかな・・・

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事業資産?
2009-07-17 Fri 16:35
以前に、みずほ総研の理事が書いた文章(月刊ダム日本)
         ↓
水利権とダム(分水)

を読んでると、東電の尾瀬での水利権(流域変更)を断念するまでの経緯がある。流域を変更することがいかに難しく、問題が起こりやすいか、東電は昔から経験していたのです。流域変更についても勉強になるのだけど、次の部分に引っ掛かる・・・

文中の

水利権は、鉱山採掘事業における鉱業権と同様に、水力発電事業における中核的な事業資産であり、その獲得は、事業のための先行投資と考えられたのである。
 なお、水利権は、電気事業の会計において無形固定資産とされ、水力発電設備の一部を構成する(電気事業会計規則)。その価額は「取得原価」によるとされているが、包蔵水力(利用可能な水力資源を電力に換算したもの)や開発可能性その他の調査に要した費用、水利使用申請の際に支払った漁業補償費などはこれに含まれるであろう。また、水力発電事業は河川流量の変動により収益が左右される(特に、水路式発電では豊水のみを使用することが多いからその変動が顕著に現れる)ため、その変動を平準化すべく「渇水準備引当金」の積み立て、取り崩しが義務づけられている(電気事業法第36条)が、これは、河川水量が経済的な価値として評価される一つの例である。



の部分、興味深い。これは河川法の

第2条 河川は、公共用物であつて、その保全、利用その他の管理は、前条の目的が達成されるように適正に行なわれなければならない。2 河川の流水は、私権の目的となることができない。

の部分と完全に相違しているところ。電気事業法では流水は経済的な価値を認め、河川法では私権の目的となることができないという間逆な関係・・・

東電の担当者と話すと「水利権はわが社の財産」と言い切るのだ。いつも違和感を感じてたけど、彼らは第一に電事法があって、河川法は軽視しているからこう言い切れるのですね。

矛盾を抱えて両方の法があるのだけど、水を使う許可と言う観点では、明らかに河川法が優位にあるべきで、その河川法に環境が足されたのだから、許可をもらう時は、「わが社の財産は環境の次」と考えて頂かないとね。
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ど素人農園10
2009-07-16 Thu 16:11
最近、清津川の水取り戻しをサボってるから、水神様にたたられてるのかな・・・

水没


そんなにまとまった雨量じゃないのに、娘の畑は水没・・・もともと田んぼだったところを畑にするとこういうことがあるらしい。これで、カボチャや種から芽出ししたズッキーニは枯れそうになってる。ちょっと乾燥気味のほうがいいのかな・・・


セロリ
セロリ090715

どうでもいいセロリが馬鹿に元気。・・・セリの仲間は湿地がいいのかしら・・・


大豆
大豆090715

大豆の花ってすごく小さいんだ・・・知らなかった・・・栄養満点の大豆の花だからもっとずっしりしてるのかと思ってたよ・・・よく見ないと見逃しちゃうところだった。

スイカ
スイカ090715

フフフ・・・これは私がいたずらに植えた小玉スイカです。5cmくらいの実がついてる。カラスとタヌキに食べられないように工夫しなきゃ・・・
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一人で逝っちゃった・・・
2009-07-15 Wed 13:31
昨日までグズグズした雨模様だったのに、朝、空を見上げるとスコーンと晴れて、遠くまで飛んでいけるような気がした。

今日のログは だたの犬バカの追悼です。


うちの犬は、娘が小学生の時に「犬が飼いたい」と言いだしてやって来た小さな仔犬で、十数年、いつも一緒にいた四つ足です。


cookie D

そんな由緒正しい顔をしてお利口さんぶっても、食いしん坊でいたずらばかりしてたじゃありませんか・・・



cookie B

穴掘りの習性は雪の中で存分に発揮、屋根に上がってお手伝いし・・・


いぬおさん070815

暑い夏の日は、タライの中に・・・


いぬおさん070409

とても犬とは思えない寝像の悪さで・・・寝ワン(寝言)をいい・・・

爆睡してる時にそっと鼻先に食べ物をおくのがうちの遊びになってた。



cookie C

ヒクヒク鼻を動かして、目を開けた時の寝ぼけ顔と、その後の何事もなかったかのようにパックリ食べるギャップが爆笑だった。


いぬおさん070402

「いやぁ、それほどでも・・・」・・・って誉めてませんから・・・



でも君のいた年月は大変なことも多かったけど楽しかったよ。
キャンプや山菜取りも一緒に行った。車に乗るのも好きだった。人にも他の犬にも友好的で、なにより愉快なことが好きだった。

cookie F

最後はガリガリに痩せて目も見えず、立ってるのがやっとのオムツ姿・・・それでも律儀に看板を務めてくれた。



今朝、「すぐ帰るからね」と頭をなでて、ちょっと用事で出かけてる間に静かに一人旅立ってしまった。薄情なヤツめ・・・


もうシッポを振ることもじっと見ることもないのかと思うとどうしようもない気持ちになって・・・しばらくヘコミそうだけど・・・・


cookie.jpg


ありがとうね。

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コウモリのシーズン
2009-07-14 Tue 16:28
相棒の研究対象の写真をもらったのでUPしてみます。

コテングコウモリ

Kコウモリ

天狗鼻で、顔はテングコウモリと同じ・・・肉食獣の面構えですが、大きさが違います。

KコウモリB

とても小さいのです。体の大きさだけなら3.5~4cmくらいですね。ミニサイズの高性能機種と言う感じ・・・あまり生息数は多くない。


KGコウモリ

これは、この流域で観察できる貴重なKコウモリ・・・こんなふうに岩の隙間に潜んでる。
コテングコウモリより耳も小さくて可愛い顔をしてるね。

最近中津川や清津川流域での報告が出されて、やっと研究が始まったばかり。ほとんど生態はわかっていません。個体数を増やす努力をしないと絶滅することも危惧されてる。

これらのコウモリたちは今の時期、川から発生する虫を捕えています。だから河川環境の回復が大事なのです。
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市のHPのこと
2009-07-13 Mon 10:38
東京都議選が総選挙みたいに報道されてて、つい夜ふかし・・・眠い・・・

行政が清津川を救ってくれないなら司法があるさ・・・司法がダメなら立法すればいい・・・と、どうやったら、清津川の水が清津川に戻るのかず~っと考えてた。政権が変わるというのは立法のチャンスかもしれない。

河川法改正しよう!川は公のものだから、一企業や一団体が未来永劫独占するのは間違い。これじゃ、公の水とは言えない。弱者がずっと泣き続けるのは法律上の問題だ。

公園のブランコだって、「みんなのモノ」だから交替で乗るルールは、幼稚園児でも理解してる。

水利権は一定期間(原価が償却できて余りある期間)で失効として、一旦川に水を戻そう!特に、流域変更や著しい河川環境の悪化がみられる河川については、流水の占用はもっと慎重に・・・その後の再利用はその時に考えなおしすればいい。

さて、5月22日のログで十日町市のHPに小言いったら、ちゃんとなおしてくれたのね。有難うございます。   ↓

十日町市HP 水問題

略図も入れてくださって、感謝。

JRの不正による水利権取り消しまでは触れてないけど・・・ま、そのうち更新する日が来ると思います。
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水づくり?
2009-07-11 Sat 12:14
梅雨時に行事を組むのはとっても心配なのだけど、今年は7月に水づくりの森計画をすることに・・・

せっせとチラシとポスター作り。

2009植林ポスター


タケノコ汁サービスなんだけど、肝心のタケノコがあてにならないので山菜汁にしておこう・・・

水源涵養だなんて偉そうなこと言ってるけど、何十年たったら森になることやら・・・
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積雪深図
2009-07-10 Fri 12:47
雪の十日町と言われる豪雪地だから、冬は雪があるのは当たり前と思う。

十日町の積雪深は ここに グラフがあって、大正年間からデータがある。
             ↓
      
        十日町の積雪深

たぶん計測したのが市街地だから、このまま奥山に降った雪と考えるのは乱暴だけど、だいたいどの年が豪雪でどの年が小雪だったかは分かる。

温暖化だというけど、そのまま積雪に現われているわけではないし、昔でも少ない年もある。

最近の大雪年は、中越震災の後で、秋山郷が孤立したりして話題になった。その前の豪雪は清津峡温泉が雪崩被害に遭ったS58~S59の冬です。

夏に渇水になる年の積雪はというと、H1~H2のグラフも H5~H6のグラフも平年並みか少し少なめ?くらいで、特に積雪が少ない年に渇水になるというわけでもなさそう・・・年間総流出量と比較したほうがいいかな・・・

雪が多い少ない原因も、渇水と積雪の関係も、そう単純には解明できないことで、大きな自然のサイクルとマクロな時間の単位で考えた方がよさそう・・・
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アユの季節
2009-07-09 Thu 14:11
魚野川の鮎の解禁は明日10日で、漁協や観光関連のHPには情報が満載です。

某旅館のHP

某釣り情報のHP

とかを見ていると、青々した水の豊かな魚野川の写真がいっぱい・・・明日からの解禁に備えて、今朝の川の状況をリアルタイムにUPしてる。

清津川は18日(土)が解禁です。同じように検索しても、漁協のHPにさえ今年の情報が出てないのです。どうしてかって?

う~ん・・・たぶん、アユ漁のベースが違うんだと思う。清津川でアユ釣りが盛んで釣り客の宿泊や、囮鮎やアユ料理の収入が大きければ、当然、「いよいよ鮎のシーズンだ」って意気込むことになるんだろうけど、悲しいかなそうなってないのですよ。

清津川でアユが釣れないわけではないのだけど、とにかく水が少ない。当然、型も小さめでポイントも限られる。全体の水揚げ量も違う。香りがよくてきれいなアユだと評判はいいのですけど・・・

古文書には、清津川でヤナ漁をしていたことが書いてある。もちろん、発電所のない頃で、清津川の水は清津川に流れていたのです。ヤナができるほど水が豊かだったのです。

清津川の漁協(中魚沼郡漁協)はいつも「闘う組合」というイメージで、ダム建設に反対し、今もJRの取水や東電の取水と闘っている。「水かえせ」が本業より忙しいから十分な宣伝ができないのだと思うよ。
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意見陳述を想定して
2009-07-08 Wed 22:25
県の河川管理課が行っている放流試験では、東電素案での放流を4年間続けている。

東電素案についてはいろいろな問題点を指摘してきたが、その中のひとつが、減水区間に国立公園の特別指定区域が含まれているのに、全く配慮せず、一般の河川の基準でしか放流量を計算していないことだ。

標準水利使用規則の解説には、国立公園でなくても、景観には観光という観点を含むことが書かれている。

取水制限流量または貯留制限流量は、河川の正常な機能の維持のため河川法施行令第10条に挙げられている事項に「動植物の保護」を加えて

①舟運
②漁業
③景観(観光を含む)
④塩害の防止
⑤河口閉塞の防止
⑥河川管理施設の保護
⑦地下水位の維持
⑧動植物の保護
⑨流水の清潔の保持
⑩流水の占用

の各項目について十分に検討した上各項目すべてを満足する量を持って慎重に決定しなければならない。


そもそも、取水制限流量の設定には、「減水区間の一部または全部が自然公園法の区域に指定されているもの」と言うのがあるのでその時点で一般の河川の基準で計算するのはおかしい。何のための自然公園なのか・・・

法廷は勝ち負けの場だから、使える法的根拠はできるだけ使うよう学習しなきゃ・・・この場合、いかに不当な流量設定であるか、県が昔から今にいたるまで東電の肩を持って放流量を正統化しているかという点。

それから国の許可権者としての責任も・・・

河川法23条には水利権の消滅について解説には次のようにある。

① 瑕疵ある流水の占用の許可の取り消し

 流水の専用の許可が申請者の詐欺などの不正行為に基づいて行われた場合(法第75条第一項第3号)などその許可に瑕疵がある場合において、これが河川管理者によって取り消された時は、その許可は、既往にさかのぼって失効し、これとともに、水利権も、その成立の時にさかのぼって消滅する。


・・・これってずいぶん幅広い解釈ができると思う。不正の内容・程度にもよるし・・・既往にさかのぼってというのもどこまでさかのぼるのか・・・もう少し法的な考え方の学習をしないと・・・

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カワウに聞いてみようか
2009-07-07 Tue 14:41
宮中ダム魚道
宮中ダム090707A

用事があって出かけるとちょっと回り道して宮中ダムを見に行く。何をって?
魚の顔が見たくて行くのですけど・・・なかなか見ることができない。

魚道にはカワウがに2羽いて、私が近づくと飛び立った。カワウがいるということは魚がいるのかぁ?

今日はいつもより水量が多く見える。

宮中ダム090707B

あんまり変わりないけど・・・

宮中ダム090707C

水が多いのだからサクラマス登ってくれないかな・・・

宮中ダム090707D

遠くの方でJRさんがお仕事中・・・
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ど素人農園9
2009-07-05 Sun 11:50
キタアカリ
ジャガイモ090704

ジャガイモの下の葉っぱが黄色くなってきたよ。やっぱり手抜きのせいかな。これじゃきっと小さな芋しかついてないだろうなぁ・・・でも、まわりの畑のジャガイモも同じように黄色になってるから、芋に養分をためる時期なのかも・・・

トマト
トマト090704

ハート型のトマトってどんなん?と思ってたら実がつき出した。そう言われればハート型にも見えるね。


トマトプランターA
トマトプランターB

こちらは娘の畑のトマトでなく、私がプランターで育ててるやつです。畑のよりいいでしょ?へへ・・・
最近のトマトの品種は本当にたくさんあって楽しい。それに結構簡単に作れるのです。


さて、娘の畑は物珍しさも手伝って、集落の人が興味津津で見てるのです。時にはやって来ていろいろ講釈してくださる方も・・・訪問者は拒まずなんだけど・・・・


侵入者

おやおや、招かれざる訪問者もあるようで・・・タヌキかぁ?
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単純ミスのほうがカワイイ
2009-07-04 Sat 13:45
2日の日報の記事・・・

JR東日本、ミスで超過取水

 JR東日本は2日、十日町市の同社信濃川発電所宮中ダムの取水ゲートが、操作ミスにより約8分間、通常より大きく開き、約3千トンを超過取水したと発表した。同社は「ご迷惑と心配をおかけしたことをおわび申し上げる」と謝罪した。

 同社によると、同日午前4時56分ごろ、降雨で同ダムの水かさが増したため信濃川本流に増放流しようと、本流ゲートを3センチ開けようとした。しかし所員が誤って操作し、取水ゲートを通常より10センチ多く開けた。誤動作によるアラームでミスに気付いたが、ゲートが元の位置に戻った同5時4分まで、取水口に水が超過して流れた。

 同ダムのゲートは、小千谷発電所内の総合制御所で操作している。

 同社の藤原守男・エネルギー管理センター所長は「チェック体制の強化や、仮に誤操作しても取水ゲートがすぐに開かぬよう、ロックを掛けるなど機器を改修する」と再発防止策を説明した。

 同社は、同発電所での違法取水により、国土交通省北陸地方整備局から信濃川の水利権を取り消されたが、地元住民の農業用水を確保するための取水は認められており、取水ゲートから毎秒約55トンを取水している。

 今回の超過取水で、国交省信濃川河川事務所は同日、JR東日本に報告書の提出を求めたほか、再発防止策が徹底されるまで取水ゲートの操作は同ダム現地で行うことを指導した。


新潟日報2009年7月2日


これ、「コンピューターのマウス操作の単純ミス」というのだけど、一度JRの施設と操作室を見学してみたいなぁ・・・ミスは誰にでもあることで注意するしかないのだけど、システムの問題なのかも・・・

市民の反応は「またか・・・」と言うのがほとんどで、そもそもJRにこの発電所が操作できるのか?と言う疑義を持ってる人が多い。

私は、今までの大雑把なJRと正反対で、思わず噴き出して、「どえらい馬鹿正直になったね」と思ったけど・・・

東電の水力施設は無人化が進んで、湯沢発電所も誰もいなくなって取水ゲートも遠隔操作してる。あの電源開発のデカイ二居ダムでさえ、水位を感知して次の日の放流量を機械が自動的に操作してる。システムにお任せです。それで、下流から指摘するまでだれも誤放流に気が付かないくらい鈍感施設だ。下流の安全なんて配慮されていなかった。大雑把でしょ?

JRはダムの操作を人間がやっててのミスだから、かえってカワイク思えてしまうのだけど・・・
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小松原水づくりの森
2009-07-03 Fri 14:43
今日は、今月19日に予定している小松原水づくりの森の笹刈りボランティア作業の下見です。

これも、ふるさとの清津川を守る会のボランティア事業で、2003,2004,2006,2007,2008年の5年間小松原林道周辺の笹原に植林している。一応、植林は去年で一段落、今年から3年をめどに管理作業して様子を見ることにしました。

さて、それぞれの年の苗たちはどうなっているのかと言うと・・・

2003年の苗
2003の苗

高さは120cmくらいかな・・・やっぱり田代林道のブナより成長が遅いですね。標高が高いから・・・

2003の苗B

太さもやっとこのくらいです。

2004年の苗
2004の苗

2004年の苗はもう少し細い感じです。草に埋もれてる。

2006年の苗
2006の苗

残念なことに2006年の苗は折れたりしてほぼ壊滅状態、かろうじて残ってるのもこんなふうにイビツなのです。苗木があまり良くなかったのだと思います。少し植え直しします。

2007の苗
2007の苗

2007年の苗のほうがちゃんと根付いている。

2008年の苗
2008の苗

去年のもしっかりしてる。

ここに登ってこれなかった2005年はというと・・・

実生

すごいブナ豊作年で、いっぱい種が落ちた。それがこの実生たち。
シャッターを切って、カメラを同じ位置でひっくり返して、シャッターを押すと・・・

スポット

こんなふうに上の木に空間があって光が入るのです。
空間の下の実生は40~50cmくらいに伸びてる。

ブナ結実

豊作年からわずか4年しかたたないのに、今年もブナはビッシリと実をつけてる。まるであせって子孫を残そうとしているみたい・・・

笹の花

笹のほうは、こんなふうにいっぱい花が咲いてる。

何だか山のサイクルが変わってきたみたい・・・










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公文書管理法のこと
2009-07-02 Thu 16:03
6月24日の参議院で公文書管理法が成立した。

付帯決議
  ↓
公文書等の管理に関する法律案の付帯決議

がついてて、ざっと北陸地整さんに読んで頂きたいと思った。

特に 

二のところ・・これ、外交文書のみならず、意思決定にかかる過程の文書も国民の開示に耐えられるよう整えるべき。(例えば、水利権の審査の過程の文書を請求しても、東電の申請書と説明資料しかない!というのは考えられないよ、許可権者がどう審査し、決定したかさっぱりわからん・・・)


十三の職員の意識改革・能力向上をはかること。・・・(文書の意味を理解させること)

それから廃棄についてはもう少し慎重であっていいと思う。四の中間書庫での管理を文書によっては30年以上とするべき。

例えば、水利権などの許可や申請の文書は、その権利が地域に与える影響が多大で、継続するものであるから、30年で終わらない。これら文書は許可時や変更時の過程も透明に国民が見られるようにし、権利が続く限り保管するべきですね。

実際に、清津川での変更許可時の文書が無くなったり、信濃川の増取水の意思決定の過程が分からなかったりすることは、今も尾を引いて市民生活に影響している。

公文書管理法は一歩前進ではあるけど、行政には法以上の慎重さを求めたい。

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たまには映画も2
2009-07-01 Wed 19:09
昼からお仕事やめて、映画鑑賞。

「阿賀に生きる」というローカルなもの。

映画制作の呼びかけ人になった大熊先生のお勧めですから・・・

昭和電工が水銀を垂れ流し、水俣病にかかった人々のそのままの暮らしを淡々と撮ったドキュメンタリー。1992年制作。

阿賀野川には58もの発電所があるんだ。その電力を利用して昭和電工が工場をつくった。カーボナイトが始まりだって・・・これって清津川でも山口達太郎が最初に水利権を取ったときはカーボン工場を造るためでした。その後、権利は東電の前身の会社に移るんだけど・・・だから、一歩違えば清津川でも汚染事故はあったかもしれませんね。

この映画に出てくる人は皆患者なのです。

見ているうちに日本人って今の人種とこの時代の人種は違うんじゃないかと思った。自分で食べるものを作り、狩猟(漁業)をし、それ以上を望まず仲間と飲み、まっすぐに、慎ましく、楽しく、たくましく生きていた日本人は今の日本人ではないような・・・

鮭をカギを流してひっかけて取るんだけど、漁師が「罪なことだ」というのです。「産卵をしに帰って来たのに」と。自然の一部として暮らす(共存する)人のほうが命の重さが実感できるんだ。この老人たちは何一つ間違ってない。

水銀が有毒だとわかっていて川に捨てていた工場の不作法は何という程度の低さか・・・
阿賀に生きる人々の権利を奪ってしまった行為。

仕事をやめて6年たった老いた船大工が、ふたたび船をつくる過程で患者でないような視線や動きで仕事をするのがすごいですね。

田んぼも、カギ漁も、餅つき職人も、船造りも、そのまま本人の人格=生きざまだというメッセージが伝わります。





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