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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
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ミズ
2008-05-31 Sat 11:57
ウワバミソウ(ミズナ)
ミズ


今日もおかずは草です。この辺ではミズと呼んでる。茎の部分を下茹でして、干しニシンと味噌ににする。昔から消化促進にいいとされていて、たくさん食べても平気です。

さて、十日町市では6月議会に「とおかまち応援寄付条例」なるものを提出するべく、行政マンたちが案を練ってる。霞ヶ関からの号令でたぶんどこの市町村でも一斉にとりかかるんだろう・・・県外者からふるさとの事業に寄付を募るという税制改革の一環。

どんな事業に寄付をしたいか・・・その気になって考えるけど・・・寄付って一回限りのことが多い。継続的に関心を持ってもらわなきゃうまくないと思うんだ。
で、東京新聞の連載 地球発熱に こんなのがあった。



温暖化防止へ市民投資 ファンド設立 太陽光発電や省エネ事業
2008年5月27日


 市民のお金が地球温暖化を止める-と市民出資でファンドをつくり太陽光発電や省エネ事業に投資する取り組みが進んでいる。「金融商品」のためリスクはあるが、環境に貢献しながら利益も得られる新しい仕組みが関心を集めている。

 ファンド事業を行っているのは「おひさまエネルギーファンド株式会社」。太陽光利用推進で知られる長野県飯田市で二〇〇四年に「おひさま進歩エネルギー有限会社」として発足し、太陽光発電と省エネ事業への出資を呼び掛ける「南信州おひさまファンド」を募集。全国の市民約四百五十人から計約二億円の出資を受け、飯田市内の幼稚園・公民館を中心に三十八カ所、計二百八キロワットの太陽光発電パネルを取り付けた。

 昨年六月には出資者に合計二千三百三十三万円を分配した。実績が認められて環境省のモデル事業にも選ばれ、二億円の補助が出ている。

 昨年十一月に社名変更し、新たに「温暖化防止おひさまファンド」の出資者の募集を始めた。主な投資先は▽大規模太陽光発電事業と省エネ事業(長野県南信州地域)▽自然エネルギー・省エネまちづくり事業(岡山県備前岡山地域)▽市民風力発電事業(北海道石狩市)。六月まで総額約九億円を募集する。ファンド全体で年間約三千トンのCO2削減につながるという。

 三月には飯田市、東京都内、大阪市で自然エネルギーセミナーと出資説明会を開催。四月一日現在、二百七十三人から一億五千五百四十万円の出資があった。東京での説明会には約五十人が参加。夫婦で訪れた男性(35)は「寄付だと一回で終わるけど、ファンドだと環境問題への関心が維持できる」と評価する。

 NPO法人環境エネルギー政策研究所所長で、おひさまエネルギーファンド取締役の飯田哲也さんは「気候変動の危機回避は待ったなし。日本は自然エネルギーへの取り組みが遅れている。市民と地域の力で成功事例を作り、広げていくことが大切」とファンドの意義を話す。
 

結構な出資額です。おひさまとはいかないけど、雪を利用したり、温泉を利用した自然エネルギー事業は、十日町でも充分考えられる。そう言う提案を市議会でして欲しいね。


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野生のクレソン
2008-05-30 Fri 15:25
オランダガラシ
なずな


サニーレタスですかって? そんなふうに見えるけど、これ、野生のクレソンです。帰化植物ですね。この辺では「なずな(ぺんぺん草ではないですよ)」と呼んで、生でも茹でても食べます。食べてみると、なるほど洋食屋のディッシュに飾ってあるクレソンの香りです。雪の下になってたのでこんな色をしていて、クレソンには見えませんね。水のあるジクジクしたところに自生してる「おかず」・・・

さて、6月は梅雨、梅雨前線が刺激されると大雨もある。だから、各地で水防訓練が行われている。

信濃川河川事務所のHPには水防の重点地点を区分けした資料があって、見てみた。十日町市もあちこちにマークがあるけど、驚くのは魚野川で、国の河川管理区ほとんどの地点が、重点・ランクA・ランクBになってる。南魚沼市に至っては、切れ間なく色塗りされてて、これって、どこを水防すればいいの?増水時に見張るポイントだらけってことだ。八海橋までがこのとおりだから、この上流の県管理のところも右に同じだろう・・・

いつも河岸段丘の清津川や信濃川を見慣れていると、魚野川に行った時、目線に水面があるので、「川が近い」と感じる。堤防も低いし・・・扇状地の端を集めて盆地の底を流れる魚野川、それが増水するのだから大雨は脅威だろう・・・
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10月は・・・
2008-05-29 Thu 22:26
新潟日報から

東電が水利権更新で再延期要求

 東京電力が清津川から発電用に取水した水を無許可でかんがい用水に分水したため、北陸地方整備局から別水系の魚野川に放流している水利権の更新申請書の再提出を命じられた問題で、東電は28日、期限の再延期を同整備局に申し入れた。期限は30日だったが10月末までの再延期を求めた。同整備局は認める方針。

 28日、東電の担当者が同整備局信濃川河川事務所を訪れ、申し入れた。現地測量の結果、補正前の申請書の図面と設備との間にずれが生じていたのが理由。東電は「導水路の長さなど、相当多数の個所で補正前の図面と食い違いが見つかった」と報告。期限内では、申請書の完成は困難として、期限の再延期を求めた。

 同整備局は、東電の無許可分水など不適切事案の発覚を受け、水利権更新申請書の再提出を求めた。当初の期限は1月28日だったが、東電は1月末、中越、中越沖地震の両地震の影響で湯沢発電所などの設備と図面にずれが生じた恐れがあるとして、申請書再提出の5月末までの期限延長を求め、承諾された。


新潟日報2008年5月29日


そうか・・・知事選だものね。10月は・・・再提出の申請書は南魚の票が減るような取水量なの?んなわけないよね。ゞ( ̄д ̄;)

地方整備局の裁量権ってどこまで認められるんだろう。H17の水利権更新申請期限から既に2年半、更に半年延長なんて・・・夏休みの宿題も8月31日までにやるって、小学生でも守ってるよ。しかも、最大取水量の変更を含む再提出。霞ヶ関が法を練っても、裁量権で応用されれば、なんでもOKって、法の重みがなくなっちゃう。許可権者の重みも・・・なんだか、ツギハギだらけの上着みたいな水利権・・・

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水返せ!
2008-05-29 Thu 11:04
清津川支流大松沢

大松沢080529


林野庁の治山工事で大松沢は泥濁り・・・清津川と合流するここから下流は、清津川も濁っている。

水道水源を大松沢流域にとっているこの地域では、

飲める?


水道水に泥が入って、微妙に濁り水・・・これは飲めません。アフリカやバングラの話でなく、ここは日本です。国交省が水利権の許可をし、新潟県が河川管理している一級河川流域ですよ。

東京電力さん、清津川の水は清津川に戻すべきだと思いませんか?せめて、渇水時でも伏流水が使えるくらいは・・・こんな生活水を強いられてる下流に0.334m3/sの放流で充分だと? 2年半も許可をもらえず、違法行為でやり直しを命じられた更新書類提出期限は明日ですね。

こんな事情ですから、こちらも引くに引けませんよ。
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シースルーの魅力
2008-05-28 Wed 23:02
ウスバシロチョウ
ウスバシロチョウ080528


子どもの頃見た漫画は、森の妖精の背中に透き通った羽があった。ウスバシロチョウの羽はそんな感じ。世の中の男性方は、スケスケ衣装にワクワク下手な期待をするけど、どうです?この透け具合・・・下の花が透けて見えます。パタパタ羽ばたいてス~ゥっと羽を休める緩やかな飛び方をする春型のアゲハの仲間です。

さて、今日の朝日新聞から

「2種類の基準」に困惑
2008年05月28日

 柏崎刈羽原子力発電所で今後想定される最大限の揺れ「基準地震動」について、東京電力は27日、立地自治体の担当者らへの説明会を県庁で開いた。東電が国内の原発で初めて、一つの原発に二つの基準地震動(1~4号機は2280ガル、5~7号機を1156ガル)を設定したことに対し、出席者らは「なぜ同じ原発敷地内に二つの地震動が必要なのか、よく分からない」と口をそろえた。(奈良部健、長富由希子)


            ◆


 県と柏崎市、刈羽村の各担当者のほか、県の「地震、地質・地盤小委員会」の委員が出席した。東電側は114ページの資料を提供し、約1時間、中越沖地震の発生前に450ガルだった基準地震動を2280ガルへ引き上げた理由などを説明した。


 終了後、出席者は一様に不満を述べた。県の松岡輝彦・原子力安全対策課長は「二つの基準地震動が出たのは分かりづらい。どうとらえればいいのか」。刈羽村の中山里志・企画広報課長は「県民にオープンに知らせようとする場では、専門用語の意味からきちっと話すのが責務。100ページ以上の資料があっても意味がない」と指摘した。


 今回の基準地震動については、6月3日の同小委で本格的に議論されるが、柏崎市の須田幹一防災・原子力課長は「1~4号機と5~7号機であれほどの差が出る理由が分からない。県の小委員会などで専門家の方々の意見を聞きながら整理したい」と話した。


 県の「地震、地質・地盤に関する小委員会」の委員も批判的だ。首都大学東京大学院の山崎晴雄教授は、2280ガルについて「地震前よりずいぶん大きくなった。数字の妥当性については今後の検討課題だ」。新潟大の立石雅昭教授は「県の小委員会では、まだ震源断層の長さの議論が続いている。34キロより長いという委員もおり、基準地震動もより大きくなる可能性がある」と指摘した。


同じ敷地に隣接する原発にこれほど違う設定をするなんて・・・把握できないくらいのデータをもって、机上の計算値で説明するやり方はダメですよ。地元の人にわかるように説明してくれないと・・・
こんな記事も・・・

東電、再開へ思惑のぞく

・・・・(略)

「運転再開への意思」

 柏崎刈羽原発の停止の影響で昨年度28年ぶりの赤字に転落した東電は、早期の運転再開を切望している。活断層の長さや基準地震動の議論を長引かせずに再開へつなげたいのが本音だ。6月から7号機の補強工事に入る。

 東電幹部は今回の基準地震動を発表する前、朝日新聞の取材に「低い基準地震動を発表して、その後上方修正を求められるのではなく、誰からも文句が出ないほど高い値を示して補強工事に入りたい」と打ち明けていた。


 東海地震の震源域にある浜岡原発の3倍以上の数値を示せば、「ほかの原発は大丈夫なのか」との不信感を招き、他の電力会社への影響が少なくないことは明らかだ。東電はそれを覚悟の上、早期の運転再開という「実」を選んだように見える。


「誰からも文句が出ないほど高い値」を示せばいいってもんじゃない・・・皆が知りたいのは調査の結果から導いた正確な数字ですよ。
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北極からの警告
2008-05-27 Tue 13:24
清津川 第一測水所
測水所080527


今日はのどかな日で、作業しやすいだろうね・・・ワイヤーで吊るした箱に乗って、流速を測っている。
流量はまだまだ多くて雪解けが続いている。

さて、昨日と一昨日にNHKスペシャルで 北極大変動 というのがあって、温暖化の深刻さと人類の浅ましさにガ~ン・・・・北極の氷は加速度的に融け続け、昨夏は60%にまで面積が減った。この融け方はもう、後戻りできないところまできている。シロクマは餌不足で絶滅の一途。
第2話では、融けた氷の下の資源をめぐって、各国が奪い合いを繰り広げる。この資源がまた温暖化の原因になる・・・このまま不可逆な方向に進んで行くんだろう。2話ともコワイ「不都合な真実」だ。

こんな急激は変動はここ10年くらいに起こっていること・・・自分自身のここ10年の暮らしがそんなに変ったと感じてないのに・・・たぶん、10年前と同じようなものを食べて、同じような服を着て、同じことをやってる・・・でも、日常に無駄と思うことがいっぱいある・・・明らかに人類は間違った方向に繁栄?してる。

極論を言えば、世界中が「お天道様がのぼれば起きて、沈めば寝る」というライフスタイルを選択できればいいのに・・・まわりにある食物を食べて不必要に求めない。豊かさをモノでなく、時間や精神に求める。歩く、自転車に乗る、寒ければ服を着て、暑ければ日陰に入る。無駄をなくす、自然を受け入れる、工夫する。争わない、楽しむ・・・

・・・そりゃ無理だというだろう。でも、本気で北極を残そうと思うなら、今の社会構造に組しないスタイルを選ぶしかないと思う。争ってる場合じゃなく、すぐにでも。

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サカハチチョウ春夏
2008-05-26 Mon 12:57
雨の次の晴れの日は蝶日和で、川原にはウスバシロチョウがいくつも遊んでる。川原から離れない蝶と家の中までやって来る蝶がいて、好奇心強いのかやって来たのは、サカハチチョウ。

サカハチチョウ 春型
サカハチチョウ(春型)


ちなみに去年の夏に撮った写真は・・・

サカハチチョウ 夏型
サカハチチョウ(夏型)


微妙に違う。発生する季節で色や模様が違うそうだ。大きさも夏のほうが大きいと思う。でも、春も夏も蝶嫌いの私のところへヒヤカシに来る性格は同じです。

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泡の中の卵
2008-05-25 Sun 12:22
またカエルの産卵
シュレーゲルアオガエル080525A


シュレーゲルアオガエルの産卵です。(モリアオガエルかもしれません)一番下の黒っぽいのがメスでちょっと大きい。上の緑色の2匹がオス。本当はもう一匹この上に重なってたんだけど、ピョンと逃げちゃった。

何時間もかけてネバネバの泡をシェイクしてその中に卵を産んでる。・・・のは、いいんだけど・・・ちょ、ちょっと、場所間違えてませんか?

だって・・・


シュレーゲルアオガエル080525B


ここ、今日、田植えする苗床ですよ・・・もうすぐ、コワ~イ近所の爺さんが「フッケロの奴、オラ ねぇ~ま(苗床)に卵産んで・・・」って畦に投げて踏むんだ・・・ネバネバが田植え機にくっついて大変だって嫌われてる。

畦の草刈を完璧にやってその上、除草剤撒いたので土が硬くなったんだね。このカエルの習性から考えると、卵を生む草や土の穴がなくって、しょうがなく苗床に・・・と思います。普通は、畦の草の中や土の中に産みますから・・・試しに来年は草刈しないところを部分的に残してみては?そうすれば苗床は無事ですよ。

シュレーゲルアオガエル080525C


でも、踏まれたらかわいそうだから、とりあえずバケツに保護。孵ったらどこかの池に放してやろうか・・・
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カツサダムの訂正
2008-05-25 Sun 00:19
一昨日のログにあるカツサダムの記事・・・私の早とちりで、二居ダムのこと?と思ってしまった。

奥清津発電所は、揚水発電で上池がカツサ川のカツサダム、下池が清津川の二居ダムです。

田代湖(カツサダムのダム湖)は田代スキー場にあるので、冬はちょくちょく行きます。地形はお椀の底に水を貯めたような感じで回りはスキー場のゲレンデ、アリエスカという湖畔のレストハウスでいつも昼ごはんにします。

カツサダムは平たい感じのロックフィルダムで、右岸にあまり大きくない自然越流式の洪水吐けがある。ダム天から溢れないように、一定以上の水位になるとここから溢れさせる仕組みで、人が操作する仕掛けではない。淵の部分に穴があるタライのイメージです。今回はこの部分からの越流?ですね。

だけど、ここで越流するとすぐ下流に、東電清津川発電所のカツサ川ダム(ややこしい・・・)があって、カツサ調整池になってるから、ここでも越流したのでは?ここのアーチダムは真ん中の一部が少し低くなっていたと思う。見学に行った時、その部分に泥の跡があって、溢れる仕組みなんだと・・・

実はね、下のカツサ川ダムは昭和33年の産物でダム高21mのアーチ式。上のカツサダムはロックフィル90mで昭和53年ころのもの。奥清津発電所の工事のとき、清津川は土砂で濁って、漁協は漁ができなくなり、補償をもらった。もちろん、本流の二居ダムの工事も原因だけど、支流カツサ川の工事もすごかった。当時の航空写真には、土砂で東電のカツサ調整池が埋まってしまってるのが写ってるくらいです。田代湖一帯はその頃林野庁が広く伐採して貯木場になっていたところ。だから、山を崩すと土砂流出も多かったらしい・・・それらが結果的に下流に流されたわけで・・・

清津川上流の電力の開発は、下流に大きな影響を及ぼしているけど、説明は至って少ない。

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独り相撲と上方修正
2008-05-24 Sat 14:59
セグロセキレイ
セグロセキレイ


近所の屋根でうるさいほど縄張りを主張してるセグロセキレイ。キセキレイより声が太くて歌も下手だね。どこに巣をつくったのかな・・・

さて、東電が勝手に原発再開スケジュールを作ってたのが発覚して、県は怒ってる。




東電「1月再開」で県に謝罪

 中越沖地震で被災し全号機が停止中の東京電力柏崎刈羽原発を来年1月から運転再開するなどと記した文書が見つかった問題で、東電の半田光一立地地域部長は23日、県庁を訪れ、文書を同社が作成した社内資料だと認め、「流出し迷惑を掛けた」と謝罪した。これに対し県原子力安全対策課の松岡輝彦課長は「立地地域への配慮が足りない」と強く批判した。

 半田部長は文書について「立地地域への理解活動をどうするべきか、さまざまなケースを仮定し検討するために作成した資料」と説明。文書流出について「心配をお掛けした」と頭を下げたが、運転再開時期を記したことへの謝罪はなく、疑問の声も上がりそうだ。

 松岡課長は「運転再開の時期が書かれていたことで地域が混乱した。まだ運転再開を判断できる状況じゃない。地域の実情に対する認識が甘い」と強い口調で批判した。

 面会後、報道陣に対して半田部長は「資料を作成したのは立地地域への理解活動にかかわる部署」と説明したが、部署が東電本店の立地地域本部を指すのか、発電所の広報を指すのかなど詳細については「社内資料なので誰がどう扱ったかは差し控えたい」と述べただけだった。

 また、東電が当初、社内資料かどうか回答しなかったことについては「22日に初めて確認したため」と話した。

 文書は東京のNPO法人原子力資料情報室に17日、匿名で郵送された。文書が見つかったことを受け、県は東電に対し、説明を求めていた。

新潟日報2008年5月23日


まだ、国の安全委も県の技術委も検討始めたばかりなのに、このマイペースぶりはさすがに東電です。新潟の空気を読まないで東京の空気吸ってるからだよ・・・本社を新潟に移転したほうがいいです。「言い出す仕組み」は社内告発で外部(しかも原子力資料情報室)に「言い出す」よう作用してるのか・・・

耐震設計の基準地震動を現行の5倍に・・・というのもスゴイ! じゃあ今までの「断層の上には建設してません」「安全は確保されてます」はいったい何だったの?5倍にもしないといけないところに建ってるもの事態撤去対象でないか?・・・と思うけど・・・

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誰も見てない巨大ダム
2008-05-23 Fri 14:15
昨日の新潟日報から

カッサダムで通報怠り放流

 電源開発は22日までに、湯沢町三俣の奥清津発電所カッサダムで18日午後6時から19日午前9時半まで15時間半にわたり、約2万8000トン、毎秒最大0・5トンを関係機関への連絡と下流への通報を怠ったまま放流したと発表した。河川法のダム管理規程に違反した。被害は確認されていないという。

 同ダムは高さ90メートル、最大貯水量1300万トン。通常、埼玉県の制御所で水位計を監視しているが、今回は「監視が不十分だった」としている。降雨はなく、ダムに流入した雪解け水などが多かったために水位が上昇し、水量を調節する洪水吐(こうずいばき)を越えてダムの水が流れ出たとみられる。

 近くに民家はないが、放流時は下流約5キロまで警報車を走らせ、釣り人らに注意を呼び掛ける必要があったが、怠った。同社では「関係者にご迷惑をお掛けしたことをおわびする」と陳謝した。

 20日に連絡を受けた北陸地方整備局信濃川河川事務所では、同社から経緯を聴取し、再発防止策を求める指導を行った。

新潟日報2008年5月22日


これ、よく意味がわからん・・・
二居ダムは前日の流れ込み量を計測し、翌日にその分放流をするという一連の作業が、自動で行われている。中小の降雨なら、翌日にその分が下流に流されて、ダム湖内の量は一定に保たれる。

大雨の時は、予備放流も含めて、毎秒20m3/s以上の放流をするときは、下流に通報する規則になっている。

今回の0.5m3/sは放流口からでも、洪水吐きゲートからでもなくて、ダムが満杯になって、溢れた量ということ?だって二居ダムは・・・・

20070722103033.jpg


こんなふうになっていて、左側の滑り台のようなところが洪水吐け。ロックフィルダムだから・・・(ちなみに下の穴が放流口で、いつもは、小さいほうの穴から0.3m3/sがチョロチョロ出てるだけです)

この滑り台の上に洪水吐きゲートがあってその上を溢れてたのを知らなかったと?

確かに二居ダムの降雨計ではこの間は雨は観測されてないけど・・・私の記録写真では

ゆきしろ080519


19日午後はこんなふうに、藤の花の下を融雪の濁流と雪シロ(写真の水に浮かんでる雪の塊)が流れていた。でも、夜中にそんなに雪シロがあるとは考えにくい・・・


定点カメラでは、0.5m3/s増えてるはずの19日朝は

19日 AM6:30
測水所 080519 AM6:30


前日の18日と比べると

18日 AM6:30
測水所 080518 AM6:30


微妙に増えてる程度でほとんどわからない・・・これが危険というならもっと危険なこと度々あるよ・・・

昨年の夏も8月23日のブログ 自動制御の盲点  で書いたように、電源開発はオカシナ操作をやってくれてる。

二居ダムの操作規定を一通り確認する必要がありそう・・・
放流が20m3/sに満たないでも、5~6m3/sくらいで、下流では20cmくらい水位があがるので危ないのだ。それに二居ダム直下5kmよりも10~15kmのほうが川幅が狭くて人家があるし、事情を知らない観光客もいる。下流のほうが危険で、広報の場所も地域事情に合わせるべきだよ。どっかの電力ダムと同じ規定じゃ、いつか事故になる・・・

満タンになってる遠隔操作の大きなダムが頭上にあるのだから、下流はのんびりしてられない・・・・
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渡ってくるタカ
2008-05-22 Thu 10:09
サシバ080522


いつもながらズームいっぱいのボケボケ写真でスミマセン。

何が撮りたかったの?というと、電線にとまってる鳥です。左側がサシバです。春になると渡ってきます。このエリアには今はまだ1羽のようで、たぶん先にやってきたオスですね。後から来るであろう美人のメスを待ってるのでしょう。毎日、目立つところにいます。ここは彼らには良い縄張りみたいで、去年はたくさん子どもたちが育って、秋にはファミリーで高々と舞っていました。

これが去年の写真。(ゴミみたいに小さいのもサシバですよ)
      ↓

サシバ3


カラスぐらいで小さいけどタカの仲間ですから、カエルや蛇、ネズミや小鳥も狩る。
なのに、電線の右側にとまってるのは小鳥のホオジロです。これ、仲良くとまってるんじゃなくて、ホオジロが警戒してるのです。サシバのほうは悠々と羽づくろいをして動かない。ホオジロは自分のエリアに天敵がいるので、恐々、距離を保って抗戦中なのです。

なんだかユーモラスでつい撮ってしまった。
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鉤わらび
2008-05-21 Wed 14:10
清津川 放流調査№5 
№5 080521


昨日に続いて、二居ダムの放流で、シルト濁りの増水中。

さてと、ワラビの季節になった。

わらびB


ワラビ採りをすると、何故か蛇によく出会う。たいがい、カサコソ音をさせてス~ッと逃げて行くので、「ああ、シマヘビか・・」「青大将か・・・」と見送るんだけど、たまにマムシだったりする。そんな時、思い出すオマジナイがある。

若い頃、親戚でもない兵庫県北部の山村の農家に足繁く通ったことがあって、その家のお婆さんに教えてもらった。

「深山の奥のカギワラビ われを助けたこともある アブラオンケンソワカ アブラオンケンソワカ アブラオンケンソワカ」

カギワラビは出たばかりの丸くなってるワラビのこと。 われはその土地の言葉で「あなた」。アブラオンケンソワカは梵語?かな・・・

「私は深山の奥のカギワラビです。以前にあなたを助けたこともあります。」というもので、どういう意味かというと、昔、マムシが昼寝をしていると、一匹のナメクジがぐるりとマムシの周りを這ってしまった。ナメクジの這ったあとに残る銀色のねばねば粘液に触れると、体が解けてしまうので、目覚めたマムシは動けなくなった。困った・・・と思ってふと見ると、ワラビが芽を出している。マムシはワラビがふんわりと葉を広げるのをじっと待って、その上を橋を渡るように通って脱出したと。

だから、山でマムシに出会ったら、オマジナイを唱えてワラビになりすますと噛まれないという言い伝えだ。

なんとも微笑ましく、忘れられないオマジナイ・・・

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ダムの放流
2008-05-20 Tue 17:04
清津川 放流調査№5下流
濁流080520


久しぶりにまとまった降雨。朝になって「夜中の2時に二居ダム放流量が20m3/sを越えました」と市役所から電話。

どおりで濁流です。今日はドブ臭い水で「ははぁ・・・ダム掃除(排砂)したのか・・・」と思った。水量は午前中ドンドン増えた。

ダムの下流にいると、台風や大雨の心配、地震の心配、排砂のこと・・・いつも気にかかる。

魚野川の農業者が「試験放流で灌漑取水が足りなくなったら、清津川上流ダムの水をもらう約束だ」と言うけど、「頭の上にいつも大きな水がめを背負ってる気苦労を何も知らずに よく言ってくれるよ」・・と思う。

下流にはリスクを負わせて取水をさせず、他水系に民間企業の導水路で清津川の恵みだけ持っていくのは納得できない。

電源開発が下流に気を使いながら放流しているのは分かるけど、こちらもいつも川に下りている人がいないか注意しているのですよ。人為的な増水は予兆がないことが多いから。魚野川で取水する人がどれだけこういう気苦労をしてるだろうか・・・
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責任の所在はどこに?
2008-05-19 Mon 11:53
共同通信ニュースから

1級河川65水系を移譲勧告  分権委、管理権を地方に

 政府の地方分権改革推進委員会は18日、国土交通省が管理する1級河川109水系のうち、1つの都道府県内だけを流れる53水系と、府県境をわずかに越える最上川(山形、宮城)など12水系の計65水系の管理権を都道府県に移譲するよう福田康夫首相に勧告する方針を固めた。
 28日にも第1次勧告を取りまとめ、月内にも首相に提出する。
 一方、国交省は複数の都府県にまたがる河川や、大規模な治水対策が必要な河川などを除く20水系程度の移譲を検討。地方の財政や人的負担も増えるため、勧告通りに実施するかどうかは首相の判断に委ねられる。
 分権委は昨年11月の中間報告で、地域の治水や利水、環境保全などに直結する河川の管理は国でなく都道府県が担うべきだとして、1つの都道府県に収まるすべての1級河川の権限移譲を求めていた。複数府県にまたがる場合も、河川の大部分が一方の府県側にあれば管理権の移譲は可能としている。

(共同通信)  2008年5月18日


信濃川は県をまたいでいるし、大河だから移譲は無理ですね。
こちらに資料あります。
    ↓
第47回地方分権改革推進委員会資料

ちょうど去年の今頃のログでこんな写真をUPした。
魚野川 八海橋付近の看板



流域に住んでる者や生き物にとって、「川はここから下流が国の責任で上流が県の管理です」と言われてもピンとこない。つながった一つの川ですから。

今年1月の社会資本整備審議会河川分科会河川整備基本方針検討小委員会でも「河川管理が国の直轄部分と県管理(東電の発電箇所が県管理)が入り混じっている現在の状態を是正して一元管理して欲しい。」という意見があった。

信濃川河川事務所で懇談会をすると職員が、「我々の管理区域は八海橋までですから・・・」と、しれっと言うのだ。「県のところは私たちの仕事ではない」という意味だ。

でもね、水利使用許可は国がやって、「管理は県です」というのはどうかなぁ・・・それによって影響を受ける私たちから見れば、「一元管理してくれ~」ですよ。

私たちが清津川の水利権問題に当たるのに、相手が多すぎて大変なの、解ってますか?
国は 河川局(霞ヶ関)と北陸地整と河川事務所の3箇所、県は土木部と農地部、東電は本社と小千谷電力所・・・・本当はこのほかに経産省と環境省があるんだ・・・

ちょっと多すぎです。
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消えた雛
2008-05-18 Sun 22:51
植木鉢の中のキセキレイの雛たちは一晩で消えてしまった。やっぱりなあ・・・丸見えだったからなあ・・・かわいそうだけど、他の者の糧となって命のリレーは続くことになっている。たった数日の命でも自然の中で無駄なものはなく意味がある。巧みに生き残り戦術にたけたものが種を繋ぐ。

人は食物を粗末にする。6羽の雛たちは粗末にされず他者の胃袋に入ってしまった。もったいないという言葉は自然の理に反することを言う。

野鳥の会の人が「今年もブッポウソウが来たか」と電話してきた。この時期に南国から渡ってくる青黒の鳥だ。この谷には毎年やって来て子育てする。夕方や夜明けに活発に飛び回るので、見に行った。

ブッポウソウ


音もなくヒラヒラと素早く回転する独特の飛翔、赤い嘴、青い羽、白い紋、ギョロギョロという特徴ある鳴き声・・・いました、いました・・・夕暮れでまともな写真にならないけど、ブッポウソウです。フライングキャッチで虫を捕らえて同じ電線に戻る繰り返し行動をしている。

近年、全国で急激に数を減らし問題になっている。大きな樹の樹洞に巣を作るが大木が減って、西日本では巣箱を利用した試験が行われている。

この谷に毎年やってくる大切な住人。
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想定外と簡単に言わないで
2008-05-17 Sat 14:18
カモシカ
カモシカ080517


今日のカモシカくん・・・対岸のカモシカを観光客がカメラに収めているんだけど、これはカモシカ側から見ると、「ほほう・・・きょうも人間がおるのう・・・」って、お食事しながらこちらを観察してるんじゃないか?

さて、定例会見の記事から

知事「まず現状認識」 柏崎刈羽原発

 運転が停止している東京電力柏崎刈羽原子力発電所の運転再開について、泉田裕彦知事は16日の定例会見で、「(再開の)条件を考える段階にない」とし、「まずしっかりと議論し、現状を認識することが先だ」と語った。

 東電の武黒一郎副社長は12日、柏崎市議会の全員協議会に出席後、報道陣を前に「再発防止対策は、運転が再開できた時にも安全を確保するために必要だ」などと話し、運転再開に前向きな姿勢を示したとされた。

 これに対し、泉田裕彦知事は「東電がどう思おうと、一方的な意思でどうこうできない。県はしっかりとした議論をやっていきたい」と話した。

(5月17日朝日新聞)


今年の秋、県知事選がある。原発の再開はポイントになると思う。ひとたび事があれば、柏崎刈羽だけでなく、全県に影響があることは、大きな風評被害で証明済み。柏崎刈羽で再開を望む声があっても、全県でみれば圧倒的に再開を望んでないことはシールアンケートでも現れている。再開の是非は簡単にいえないと思う。

中国四川省の地震でダムに亀裂が入り、緊急放流というショッキングな報道があった。日本のコンサルが関わり、電源開発が施工したダムとのこと・・・中越沖の時も四川も「想定外」の揺れと言うけど、そもそも自然災害に「想定」ができるのだろうか・・・

国交省は「100年に一度の大雨(洪水)を想定して・・・」ダムを計画する。造る施設の被る自然災害をどのくらい想定してるんだろう・・・100年に一度のマグニチュード7を想定してるかな・・・

原発もダムももう少し原点に戻って、ハイリスクハイリターンの覚悟から問い直すほうがいい。

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水物とは言えども
2008-05-16 Fri 13:02
三俣 湯沢発電所取水口(清津川発電所排水口)
三俣080513


上流の清津川発電所で使われた水は、清津川には戻らず、川の下をトンネルで対岸に渡って、ここに放水される。写真の一番左の口だ。ここで写真右下の三俣堰堤からの取り入れ口からも取水して合わせて、6.121m3/sを取水して、よけいな分は余水路でず~っと下で清津川に戻す。

ん? 何でホースで水出してるんだろう・・・とホースをたどると、

三俣080513C


裏側のマンホールからポンプアップしてる・・・
発電するために電気使ってポンプ回して、これがほんとのマッチポンプ?

昨日東電に行った時、この不思議な取水のことを聞いたら、これは取水でなく、排水だって言うのだ。
清津川発電所が作業で停止していて、放水路に人が入るためには、こうやって水を抜かないと行けないらしい。

でもね、いくら勾配が緩いといっても、ず~っとこれだけ汲み出すのは、どこかから水が入ってるからです。導水路には開渠と暗渠があって、清津川発電所の放水路は暗渠です。「一般に開渠なら雨水が流れ込んだりするけど、暗渠の場合は水量は増えない」と河川事務所の専門官は言う。

けどこの場合、川の下を渡ってくる間にずいぶん導水路への漏れこみがあると考えないと説明がつかない。(導水路からの漏れもあるだろうけど・・・)

原発や火力と比べると水力施設(特に古くて小さいの)は設備が段違いに貧弱な感がある。三俣堰堤もずいぶん水漏れしてるし・・・会社の中で、うだつの上がらないサラリーマンっぽい人間臭さがあるんだ。

この間でこれだけ浸透があるなら、ここから湯沢まで導水していく6kmには余程水は増えてるんだろうなぁ・・・三俣の人が「伏流水を吸い込んでる」と文句言うわけだ・・・
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淀川の面影
2008-05-15 Thu 23:36
信濃川 長岡付近
信濃川080515


信濃川河川事務所の横の堤防に上った。広々とした川原に滔々と流れる信濃川を見ると、つい、淀川を思い出した。私が育った記憶にいつもある淀川も こんなふうに流れていた。

ここには海音寺潮五郎の詩碑があって、その中には

 ・・・   (略)  ・・・
大ひろ野 流るる川の信濃川 豊かなるかも美しきかも

ぼくは北海道の宗谷岬から鹿児島の南端に至るまで、
大河といわれるほどの川はまず全部見ている
つもりだが、この川はどの川にも似ていない、豊かで、堂々として、美しいのである。
日本で川の王者を選ぶとすれば、この川のほかにはあるまい。

海音寺潮五郎


ってある。確かに、信濃川は女性らしい美しい川だね。中越は信濃川に抱かれて豊かだ。
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知らないから「豊か」
2008-05-14 Wed 10:02
植木鉢の中のキセキレイ
キセキレイ080513


ひぃふぅみぃ・・・6羽か・・・卵全部孵った・・・子沢山だよ・・・まだ目も開いてないネ。

さて、新潟日報に先週の青年会議所での学習会の記事がある。
    ↓
新潟日報地域総合

十日町JCが清津川の問題学ぶ

 東京電力が清津川から取水発電し、別水系の魚野川に放流している水利権の更新問題に関し、十日町青年会議所がこのほど勉強会を開いた。青年会議所のメンバー約20人が参加し、地域の問題点について理解を深めた。

 十日町市の住民団体「ふるさとの清津川を守る会」メンバーらを招いて初めて開催した。

 勉強会では、清津川から魚野川に放流されるまでいくつもの発電所を経由する複雑な過程や清津川の生態系の現状、昨年発覚した集落への無許可分水問題などについて、同会メンバーらが説明。守る会事務局の藤ノ木信子さんは「小さな沢までことごとく取水し、豊かな自然環境が破壊されている。清津川の問題は水を返してもらうことでしか解決できない」と指摘した。また中魚沼漁協の長谷川克一代表は「減水で川の水温が上がり、アユが生きるには過酷な環境だ」と訴えた。

 同青年会議所の服部好位理事長(39)は「観光スポットとしても、ふるさとの川としても清津川は大切。水問題について積極的に市民に発信していきたい」と話していた。


そうだね、十日町市の川はほとんど減水区間だから、小学校や中学校で授業頼まれるといつも困ってしまう。子どもたちに「地域の良いところは?」と聞くと、必ず「自然が豊か」と答えるからかわいそうになる。カラカラの川しか知らないから「豊か」なんだ。大人の責任感じちゃう・・・

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雨乞いするかも・・・
2008-05-13 Tue 11:25
一昨日のエントリー「相関関係を見つけた官僚」で、紹介した国交省のHPの資料

上水道給水人口、人の平均寿命の推移 

について、MLメンバーは「上水道のダム容量が増加する」→「ダムからの水を水道水源とする」→「水が不味くなる」→「輸入のミネラルウォーターを飲む」→「平均寿命が伸びる」じゃあないよね・・・って笑ってるんだけど、サントリーのHPに

日本のミネラルウォーター市場推移

ってのがあって、1990年頃からグングン伸びてるんだ・・・これって、国交省の資料と年次をあわせると、ダムによる上水道利水容量の伸びと相関している・・・ブラックユーモアで済まないかも・・・

グラフって、使えそうな年次を切り取って、メモリを比較したいものとあわせると相関してるように見えるんだと思う。

さて、ダムによる給水どころか、東電の発電取水による減水で、清津川の伏流水水源を失った下流では、未だに水道水源はなく、現在小渓流からの取水で暮らしている。縦割り行政だから国交省は知らないかもしれないけど、この細々した水源を林野庁が治山工事しているため、私たちは飲み水に困ってる。

セルダム


セルダムという巨大な円柱を互い違いに並べた堰堤を2段土砂崩れ現場に造って、今年更にこの上にも造るらしい。以前の風景を知ってる人が見たら別の場所かと思うくらい山が変っている。

この2段のセルダムの間に注ぐ支流に、私たちのメイン水源(さんしょざっこの沢)があったけど、工事の為濁って使えない。それで、今は、林野庁のお許しをもらってもっと細い何箇所もの沢から水を集めている。

水源B


集めた水は、1km以上ホースでひいてくる。その管理すべてに行政の補助はないから自分たちでやるしかない。この夏、乗り切れるかどうか・・・給水車借りることになるかも・・・雨乞いするかも・・・

下流がこんなに困っていても、県も国も許可行政の間違いを認めず、東電は知らん顔で今月、再申請書を提出するんだろうな・・・

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揺れる再開
2008-05-12 Mon 20:59
植木鉢の中のキセキレイ
キセキレイ080512

そろそろ卵が孵る頃だと思って、覗いてみたら・・・親鳥がしっかり座って雛を見せてくれない・・・

さて、今日の日報から

原発周辺の断層の長さ修正

 東京電力は12日、昨年7月の中越沖地震発生後に行った柏崎刈羽原発周辺の地質調査の中間報告を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。

 報告書では、これまでに公表していた活断層評価のうち、同原発沖に近接して存在し、長さをそれぞれ約25キロ、約30キロとしていた「F―D」「高田沖」の両断層について詳細に検討して起点を見直した。その結果、両断層の長さをそれぞれ約30キロ、約25キロに修正した。2つの長さが計約55キロとなる両断層が同時に動いて地震を起こす可能性も同原発の耐震対策に反映するとしている。

 このほか、中越沖地震の震源断層とつながっている可能性がある「F―B」断層は、約34キロと評価。東電は今後、これらの評価を基に、同原発周辺で起こり得る最大地震の揺れ「基準地震動」を策定し直す。

新潟日報2008年5月12日


今になって修正しても、建設許可の前提が崩れてるんだから、耐震対策に反映で済むんだろうか・・・
って思ってたら、NHKニュースでこう言ってる・・・

東電 原発再開に前向き去年7月の新潟県中越沖地震で被害やトラブルが相次ぎすべての原子炉が停止したままの柏崎刈羽原子力発電所について東京電力の武黒一郎副社長はNHKのインタビューに対し近く原発の耐震性を考えるための目安となる「基準地震動示し運転再開に結び付けたい」と運転再開に向け前向きな方針を示しました。
これは柏崎市議会の全員協議会の後武黒副社長がNHKのインタビューに対して明らかにしたものです。
NHKのインタビューに対し武黒副社長は「近いうちに原発の耐震性を考えるための基準地震動を示し地域の皆さんの理解を得て運転再開に結び付けたい。
一連の不祥事の反省からまとめた再発防止策は、運転が再開できたときに発電所の高い水準を確保するために当然必要になるもので、徹底して実行していきたい。
」と早ければ今月中にも基準地震動を示し、その上で運転再開を目指すという方針を初めて示しました。
武黒副社長は午後から開かれた市議会の全員協議会でおととし明らかになった検査妨害などの一連の不祥事への再発防止策を説明した際議員から運転再開が前提の対策かと質問されたのに対し「もちろん将来的には再開したい。
そのためにやることはたくさんある。
いずれ運転を再開した場合は、再発防止策というのがより一層大事になっていくので意見をいただきたい」と答えていました。


再開ありきの進め方で、原点に立ち戻る気はないですね・・・

このところ、あちらこちらで結構な揺れの地震が連発していて、新潟が空白だ・・・気をつけなきゃ・・・
ん?中国で大きいのがあったのかぁ・・・

そういえば先週、地震関連で下記のような記事があった。

「震度5弱の地震で福島原発が放射能漏れ」

8日午前1時45分ごろ、茨城県沖を震源とする震度5弱の地震が起こったことに合わせて、東京電力は、福島第一原発2号機のタービン建屋地下1階に3カ所の水漏れが見つかり、うち1カ所はタンクにつないだ排水管から278ベクレルの放射能を含む水25リットルが漏れていたと発表した。福島原発は、日立製作所が28年間にわたって配管の耐震強度計算を間違えていたことが発覚し、地震の影響を過小評価していたことが分かった全国17カ所の原発のうちのひとつ。経済産業省原子力安全・保安院は、4月10日付で早急な再計算を指示したばかりだった。「わずか震度5弱の地震で事故が起こるようでは、大地震が起こった時にはどうなるのか」と地元の住民たちは不安の表情を見せている。耐震強度の偽装を11年間も隠ぺいしていた六ヶ所村の核廃棄物リサイクル施設をはじめ、女川、福島、柏崎刈羽、浜岡、志賀、島根、敦賀、東海、もんじゅなど、次々と耐震強度の計算ミスが発覚した各地の原発に、地域住民の不安は募るばかりだ。(2008年5月8日)


再開への住民理解が簡単に得られるか・・・安易に考えてるんじゃないか・・・
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相関関係を見つけた官僚
2008-05-11 Sun 17:44
他県で水問題に取り組んでる人が、河川に関する日本の英知を集めたはずの国交省河川局のHPに意味不明な説明がしてあるってMLで書いていて、問題のHPを見てみたらふき出した。

上水道給水人口、人の平均寿命の推移  

っていうグラフです。この相関関係が =上水道があると人は長生き って意味で国交省がUPしたなら、うちは水道すらなくて渓流水を飲んでるので長生きできないことになるんだけど、うちの爺婆は平均寿命をずいぶん過ぎて、まだまだ健在です。

たまたま、この二つのデータのグラフが相関しているだけで、科学的な因果関係ではありませんね。

要するに「ダムを造って飲み水を確保した結果、日本人は長生きできるようになった。これも河川局のお仕事の成果です。これからも日本人がもっと長生きするように私たちはダムを造り続けます」と言いたかったのでしょうね。でもこんなコジツケを鵜呑みにする日本人がどのくらいいるんだろう・・・

日本人の平均寿命が延びたのは、「新生児死亡率の減少」と「予防(検診)医療の普及」のためと習ったことがある。で、試しにこういうデータを見てみた。

出生数の減少と新生児死亡率の減少

新生児死亡率の減少は平均寿命の延びと反比例している・・・・これのほうが根拠ありそうです。
それに、日本人の自殺数の第一次のピークは上水道給水率の増加時期に当たるのですよ。だからダムによる上水道給水=人の幸せ って因果関係も曖昧ですね。

私が気になったのは同じページにある

ダムによる水力発電は、化石燃料の消費が極めて少ないクリーンエネルギー

ってやつです。これもコジツケ匂いがプンプンです~  近年、水力発電の比率が減少していること(小さい古い発電所が統合されたり、廃止されたりしてること)が、全く反映されてない。だって、1995~のデータが切れてるんだもの・・・ダムによる水力発電なんてもう日本中で開発し尽くされて、そのための河川環境の悪化がここ10年の問題になってることを全く無視してる。いつも単純に「この分を化石燃料(しかもいちばんCO2効率の悪い石油)に置き換えると・・・」って説明するのオカシクナイ?

「水力発電は他の発電と比べると、CO2排出抑制だけをみると効果があるが、そのためにおこる河川水減少による著しい河川環境悪化や、他の利水者との関係が問題になっている。また、我国では大規模なダムによる水力発電が可能な有望河川は開発し尽くされ、今後のポテンシャルは期待薄である。既存の施設による小規模発電(1000kwh以下)の分散型発電や、より電力を必要としないライフスタイルの選択、自然環境への負荷が少ないエネルギーへの移行を進めることが大切である。」・・・くらいのこと書いてくれないかなぁ・・・英知の秀でた河川局ですもの・・・
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ふっけろ
2008-05-10 Sat 10:53
ヒキガエル
ヒキガエル


川原に降りるといろんな生き物ドラマが展開されていて、つい見入ってしまう。
ジブジブと清水が溜まっている川原の水たまりでヒキガエルが産卵。このカエル、頭胴長が12~3cmあるデカイやつで、一般にガマガエルって言われている。この辺ではカエルのことを「ふっけろ」というのでこれは「でぇ~っけぇ ふっけろ」という。私が近寄りすぎたので、上にのってた黄色いオスが卵の下に隠れちゃった。

このカエルを昼間に見るのは産卵の時だけで、いつもお目にかかるのは夏の夜の街灯の下です。それも、夜も更けた遅い時間。ノソノソ貫禄たっぷりで、逃げようとしない。(大きくなると目の下の腺から毒を出すので外敵にも嫌われてるらしい)

卵は何mもあるゼリー状のうどんみたい。これ産むの時間かかるだろうなぁ・・・
小さい黒いおたまじゃくしがウジャウジャでてくるんだ・・・鳥が食べたり、岩魚が食べたりしてしまうんだけど・・・

ヒキガエルB


って、思ってたらまだまだいるんだ・・・後ろで3匹頭出してる。・・・しかし、このボディービルダーみたいな体形はスバラシイね・・・これってペアリング用のスタイルだ・・・

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知って欲しい事実
2008-05-09 Fri 23:18
JC十日町学習会
JC.jpg


十日町青年会議所で清津川水問題の学集会があった。地元の問題として知ってほしいと思う。清津川は十日町市の財産だ。信濃川も清津川も発電の為に減水区間となり、十日町市の子どもは水のない川ばかりを眺めているのだ。

川に当たり前に水があること・・・それを願っている。
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「資源に乏しい」という乏しさ
2008-05-08 Thu 14:13
清津川 第一測水所付近
測水所付近080508


すごい水量と水の色・・・この春はずっとこんな感じ・・・

小学生の頃「日本は資源に乏しい国であり、外国から輸入しなければならない」と教わったと思う。今でもそう教えているそうだ。江戸時代には日本は一つのカプセルのように自立した循環型社会だった。資源は無駄にせず有効に再利用されて捨てるものはないサイクルを完成して、資源が乏しいということはなかった。もちろん、人口も社会も今とは違うのだけど、循環させる思想はその頃のほうが進んでいたと思う。大量に生産して大量に捨てる今の日本の思想は、「資源に乏しい」よりも乏しいのだ。

朝日新聞の連載で「電力の行方」原発被災2度目の夏というのがあって、今日が10回目。(赤字は引用)

連載【電力の行方】(10)地球温暖化対策
2008年05月08日

 壇上に上がった首相福田康夫(71)は、ひときわ大きな拍手を浴びた。4月15日、東京都内のホテルで開かれた第41回日本原子力産業協会年次大会。現職総理の出席は初めて。会場の原子力関係者らは誇らしげに互いの顔を見合わせた。


 「『原子力ルネサンス』と呼ばれる世界的な原子力回帰の動きは、我が国が一貫して原子力利用を進めてきたことが決して間違いではなかったことを示した」。福田は穏やかに話し始めた。


 「発電過程で二酸化炭素(CO2)を排出しない原子力発電所は地球温暖化対策の切り札。我が国の優れた原子力技術を生かし、アジアや世界で安全で計画的な原子力の拡大に貢献することは、我が国の重要な役割だ」


     ■      ■


 東京電力柏崎刈羽原発が中越沖地震に被災して停止した影響で、同社のCO2排出量は大幅に増えた。老朽化した火力発電所を再稼働させ、新たに購入した石油や天然ガスを燃やしたため、07年度の国内の温室効果ガスの総排出量を推定で2%程度も押し上げてしまったのだ。


 しかし、年次大会で原産協会長の今井敬(78)は、原発を安定的に動かすべきだという論陣を張った。「日本の原発設備利用率は06年度で70%、07年度は中越沖地震の影響で61%とさらに下がった。これが米国並みの90%になれば、06年度と比べても、発電電力量が約900億キロワット時増加する。これを火力発電で電力供給した場合と比べると、日本全体の5%のCO2を削減できる効果がある」


     ■      ■


 4月26日、東京都内の反原発団体は、柏崎刈羽原発の廃炉や、稼働中の原発の停止を求めて東京・渋谷をパレードした。グリーンピースジャパンの鈴木真奈美(50)は「温暖化対策を妨げているのは、むしろ原発だ」と訴えた。


 災害や事故で原発が動かなくなると、電力会社は火力発電を動かし、CO2排出量を激増させる。国が原子力行政を強力に推進することは、温暖化対策の主柱となるべき自然エネルギーの導入を妨げているのではないか――。


 原子力資料情報室は03年、「エネルギーシナリオ 2050」を作り、提言した。


 「私たちは普通の消費者であり、ほとんどの人はエネルギー関係の仕事をしているわけではない。でも電気を使ってお金を払うのは私たちだ。
本当なら、私たちが主体的に将来のエネルギー構造を考えてもいいのではないか」


 電力をどう確保するかという問いは、原発とどう向き合うかということを意味する。柏崎刈羽原発の再開のめどが立たない中、県内では今秋、知事選や柏崎市長選、刈羽村長選を迎える。




今の経済やライフスタイルを維持する(更に発展させる)ことを前提にすれば、温暖化は防げないだろう。今よりエネルギーのいらないスタイルを選択することと、自然エネルギーへの移行を全力で進めることが本来の温暖化対策であって、原発を支持する限り大量生産大量消費のスタイルは変らない。
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山にもルールあり
2008-05-07 Wed 22:47
コシアブラ
コシアブラ


独特の爽やかな香りがあって、テンプラで食べる。

ヒョロっとした木で芽に手が届かないため、悪質な山菜取りたちは鋸で幹を切ってしまうので困っている。地元民は資源保護を極普通の昔からのルールとして山に入る。次の年もその次の年も山の恵みを受けるために、必要以上には採らないし、木や株を傷めない。

県外車が入ると根こそぎやられてしまうので、どこの山にも入山禁止の立て札が立つ。共用林だったり、個人の所有地だったり、山と言っても資源は守られているから。
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水に感謝
2008-05-06 Tue 15:06
清津川 渓谷トンネル入り口
渓谷トンネル入り口080506


この連休は観光客がのんびり新緑の国立公園で命の洗濯・・・何より水が豊かで素晴らしかった。こんな清津川なら、みなづきは文句言わないんだけど・・・・二居ダムの水もすっかり入れ替わったと思うくらい毎日放流している。
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くるくる山菜
2008-05-05 Mon 23:17
コゴミ
こごみ

これはクサソテツの芽。こんなに採ってどうすんのって?そりゃ、食べるんですよ、毎日。


ゼンマイ
ゼンマイ

山菜シーズンの代表格はゼンマイ。手間のかかるスローフードです。


ゼンマイの綿
ゼンマイわた

これも食べるのかって?いいえ、貧乏ですけどさすがにこれは食べませんよ。ちょっと他の目的あって干してます。何に使うのかは秘密・・・


アブラコゴミも食べます。うちでは大切な食糧です。・・・無農薬・ノーマイルの地産池消ですね、山菜は。

くるくるたちを比べると・・・
くるくる

左から ゼンマイ、コゴミ、アブラコゴミ、・・・で、!?・・・誰ですか?こんなもの採ってきたのは・・・一番右のは食べませんから・・・

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足元の春色
2008-05-04 Sun 23:58
イワウチワ
イワウチワ080502

やわらかなピンク色と花びらのギザギザが華やか。この辺でよく見られる春の使い。イワカガミもあるけど、私的にはこのイワウチワのほうが好き。葉の形状からの名前だけど、ここの種は葉が大きいトクワカソウと呼ばれる種だと思う。
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