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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
難解・・・社保庁語
2008-03-31 Mon 11:29
東京では桜も盛りを過ぎたといってるのに、ここでは朝から雪が降ってる。春と冬が行きつ戻りつする頃だから・・・

去年、「私の内閣で・・・」と宙に浮いた5000万件の年金照合をこの3月末に終わらせると公言した振り込め詐欺(というか自動引き落とし詐欺)みたいな日本政府なんだけど、その期限間近になって、相棒宛に薄いブルーの封筒が届いた。

年金特別便!!!
年金特別便

う~ん、これが世間で噂の「ねんきん特別便」ってやつかぁ・・・

でも、ちょっと待ってよ。確か去年、年金問題が持ち上がった頃、「ご自分の年金をネットでご確認下さい」とかいうサービスを社会保険庁はやって、私も昨夏、相棒と私の年金記録をネット確認したんだ。OLや公務員や自営業という職を渡り歩いた私の年金は、年金手帳が2冊も存在してネット照合できず、社保庁窓口に行って漏れてないか確認するはめになった。でも、相棒のは最初から国保だからネットで返事がきて確認したはずなんだ・・・何で今頃また特別便が来るの?

って、内容を見たら、厚生労働大臣升添要一名で、お詫びと「5000万件の記録の中にあなたの記録と結びつく可能性がある記録があるため・・・」とある。どうやら自動的に20歳~現在に空白がある人に発送されるらしい。ほんと手探りの捜査なんだ。でもこれって、一般人が見て「どうおかしいか?」わからないと思う。年金加入の空白期間を書いてないのだから。「ここが空白になってるけど、納めた覚えはありませんか?」って聞いてくれたら、思い出す人もいるけど、加入期間だけがかいてあるの。相棒の場合は資格取得年月日だけしか書いてない。これを、日本語に訳すと、「あなたの20歳になった翌月1ヶ月が空白になってますが、納めたお心当たりはありませんか?」と読むらしい。・・・うぬぬ・・・難解・・・

で、一般人の私が、「この1ヶ月については、手続きが遅れたための未納だと思うのですが、そちらに何か記録はありませんか?」って聞いたら、きっと、社保庁語で職員は「納めたときの控えを保管されてませんか?」というのだろう・・・一般人のわたしが「この1ヶ月分を納めなかったら、受け取る時どうなるんですか?」と聞いたら、職員は社保庁語で「全額納付の方と比べて、受取額が月額137円少なくなります。全額支給をご希望でしたら、特別措置で1か月分を後納できます」と答えるんだ・・・だいたい65歳まで生きてるかどうかも分からないし、そのとき隣の人より137円月額で少なくてもど~でもいい。

先週、太田総理が「日本政府に年金問題を起こした賠償金を請求します」って法案を出して、「議員年金や公務員共済はキチンとつけて無駄遣いもせずキープしておいて、国民の年金だけイイカゲンに管理して使いたい放題は、管理能力がないのでなく故意だ」といってた。TV番組の中でこの法案は可決されて、その一般視聴者の投票結果では88%の人が賛成に投票してた。バラエティーとはいえ、「ごもっとも!」って私も思ったよ。
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魚野川のかたち
2008-03-30 Sun 20:32
魚野川 坪池橋付近
坪池橋080330

魚野川も融雪期の豊かな水量でどうどうと流れている。同じアングルで冬中何度も写真を撮ってみたが、めだって水量が減ることはなかった。湯沢発電所が停止しても川筋の人でも気がつかないくらいの変化でしかない。清津川の減水に比べれば、魚野川での発電所の影響は小さいようだ。伏没があったり、取水と流入が多いためか全体像を捉えるのが難しい川だと思う。
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ニュースからいろいろ
2008-03-29 Sat 13:06
このところの電力・CO2排出のニュースは多々あって、世の中めまぐるしく動いてる。

昨日のNHKでは、地球温暖化対策推進法の義務報告について、こう言っている。(茶字部分は引用)

法律に基づいて企業がみずから国に報告した温室効果ガスの年間排出量が初めて公表され、電力や鉄鋼など化石燃料を大量に使う業種が上位を占めていることが、あらためて明らかになりました。
この制度は、温室効果ガスを一定以上排出する企業を対象に、みずから国に排出量を報告することが平成18年度から法律で義務づけられているもので、初年度分のデータが28日に環境省と経済産業省から公表されました。それによりますと、排出量が最も多かったのは東京電力の6888万トンで、日本全体の排出量のおよそ5%を占めました。次いで、JFEスチール、新日鉄、中部電力、電源開発の順で、上位10社はすべて電力と鉄鋼が占めました。この制度に基づいて排出量を報告したのはおよそ9000社で、排出量はあわせて6億4000万トンに上っており、日本全体の排出量のおよそ半分が把握されたことになります。今回の排出量の公表について、環境省の徳田博保地球温暖化対策課長は「事業者がどれだけ温室効果ガスを排出したかをみずから計算して認識することは、削減対策を進めるための基盤となる。さらに、データが広く公開されることで、温室効果ガスを減らしていく気運が高まることが期待される」と話しています。


ふ~ん、やっぱり東電は大きいね。・・・・確か新聞に、こんな記事もあったっけ。

京都議定書の目標達成へ、改定計画を閣議決定

 京都議定書で約束した温室効果ガス削減に向け、政府は28日、地球温暖化対策推進本部(本部長・福田首相)を開いた後、改定目標達成計画を閣議決定した。産業部門を中心とした追加対策で従来の計画より削減量を上積みした結果、約束期間(08~12年度)の中間年の10年度の排出量は基準年(大部分は90年度)比6.2~7.2%減となり、同6%削減の目標は達成できるとする内容。日本では約束期間が4月から実質スタート、計画通り削減が進むか、実効性が問われる。


ということは、東京の人が1年間電気を使わなければ、ほぼ政府目標は達成できるのか・・・いかに高い目標設定かが分かるなぁ・・・

そんなこんなを受けてか、先取りしてか、東京都はこんなこと条例化するらしい・・・

東京都、二酸化炭素削減を義務化へ 10年度実施
地球温暖化対策での二酸化炭素(CO2)排出削減をめぐり、東京都環境審議会は28日、大規模事業所への削減義務化や排出量取引制度の2010年度実施を求める答申をまとめた。都は、削減量の数値設定などを調整し、08年度中の条例改正を目指す。義務化が実現すれば国内初となる。


泥舟の東京慎銀行に追加出資するくらいなら、自然エネルギーの自給施設つくったほうがいいよ。
でも、東電は温暖化対策たいへんだネ。僅かな清津川の水も手放せないって言うだろうなぁ・・・
6m3/sの水利権は手放せなくても、設備改造して、発電した水を清津川に戻してくれればいいのに・・・新しい発電機なら落差少なくても今まで以上に発電できるよ・・・

ってなこと、考える筈ないか・・・東電が最大株主の電源開発が外資に乗っ取られようとしてる時に・・・このニュース1月からず~っと気になってたんだ・・・

英系ファンド、電源開発株を追加取得へ 最大20%
記事本文 電源開発の筆頭株主の英国系投資ファンド「ザ・チルドレンズ・インベストメント・マスター・ファンド」(TCI)がJパワー(電源開発)株を最大20%まで取得する届け出を政府・日銀に提出していたことが15日、分かった。経済産業省が届け出を審査。許可すれば、買い増しが可能になる。
 TCIは、平成18年から電源開発株の取得を開始し、現在は9・9%を所有している。電源開発は、増配やTCIが求めるファンド幹部の社外取締役の受け入れなどを拒否しており、TCIは対抗策として株式の買い増しを決断。1年以上に及ぶ両者の攻防が一段と激化しそうだ。
 関係者によると、TCIの届け出は15日で、電源開発株を株式市場で買い増す方針という。
 外国人投資家が電源開発株を10%以上取得する場合は、外国為替および外国貿易法(外為法)の規制がかかるため事前審査の対象となる。問題があれば国が変更や中止を勧告・命令できる。
 TCIは昨年6月の株主総会で大幅増配を提案したほか、同11月には、ファンドの幹部2人を非常勤の社外取締役として受け入れるよう求める書簡を送付。これに対し、電源開発は「提案に応じる必要はない」と拒否していた。


株価変動と関係あるのかな・・・でも、単にマネーゲームの対象とは思えない執拗さなんだ・・・電力を押さえるのが一番容易い、日本の首根っこ取りだから。

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釜川早春賦
2008-03-28 Fri 20:58
釜川合流点
釜川080328

写真下のほうの左から右に流れているのが清津川、奥から手前に合流しているのが釜川。融雪期のすごく豊かな流量だなぁ・・・日本の川の原型といった景色です。秋津島は水に溢れ、四季に移り、美しい国だったんだと思う。桜に埋もれた隅田川もきれいだけど、雪国の単色の景色でさえこんなに豊かなんだ・・・

先日、釜川頭首工(写真奥に見えてる四角いゲート)に魚道を設置するかどうか事前アンケートがあった。釜川はここで魚道を造っても、数キロ上流の七ツ釜より上には魚はのぼれない。でも、私がアンケートに「魚道は必要!」と答えたのは、釜川には支流があるからだ。支流の砂防堰堤は全国に先駆けてスリットの入った工法がとられた。砂防堰堤までの流路にもう少し配慮すれば、ずっと上まで魚は遡上できる。夏に流量が少なくなるのが難だけど、清津川にとっては最大支流で、とても水質のきれいな川だ。
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計画から外す
2008-03-27 Thu 12:10
今朝の新潟日報から

柏崎原発、供給計画から外れる

 東京電力は26日、中越沖地震で被災し、1―7号機がすべて運転停止している柏崎刈羽原発の稼働を2008年度の電力供給計画には織り込まないと発表した。次期社長に内定している清水正孝副社長は同日都内で記者会見し、「必要な耐震補強工事や運転再開に対する地元理解が得られる見通しが立てば、(年度途中で)計画を変更する可能性はある」と、引き続き運転再開に向けた復旧工事に全力を挙げる方針を示した。

 電力供給計画から同原発が外れるのは、1号機の運転が始まった1985年度以降初めて。現時点で同原発の運転計画は2010年度まで未定とした。

 清水副社長は08年度中の運転再開の可能性について「耐震補強工事をどういう日程で実施していけるかにかかっている。工事が円滑に進むかも詰めなければならず、予断を持っては言えない」と述べるにとどまった。

 一方、今後は同原発周辺で起きる最大地震の揺れの強さである「基準地震動」をあらためて策定する作業が大きな課題になってくると説明。新たな基準地震動を踏まえ、同原発の耐震安全性評価や耐震補強工事を進めることになるが「その時間的な道筋は今のところ読めない」と、現段階で再開のめどが立っていないことを強調した。

 首都圏の電力需要がピークを迎える夏場の対策は、新規の火力発電所の運転開始や、他の電力会社からの融通などを計画しており、「(停電危機などは)今のところ懸念していない」と話した。


新潟日報2008年3月26日


粛々と原発再開への道を歩んでる東電だけど、今年の夏は稼動できないことは誰が見ても明らか・・・

発電所のメンテナンスって建設時にどのくらい読んでいるのだろう・・・メーカーに修理やスペアパーツとか発注できる期限は・・・原発の場合は地盤も施設も問題が大きすぎるけど、火力や水力はある程度のメンテは見込んでるんだろうな・・・

「バルブの部品がいつ届くか分からない」って、湯沢発電所は1ヵ月半も停止してる。90年前の施設だからね。これが、夏の渇水期だったらどうなるんだろう。もし、南魚の農業者が取水できなくなっても、東電には米の不作補償義務はもちろんないし、国も県も慌てて他の渇水対策するしかないんだろうな・・・

湯沢発電所の稼動に合わせて作付け計画してるわけじゃないし・・・清津川導水は計画からはずさないと・・・バルブ一つに農家3万人の生活がかかってるって言うほうがオカシイ。

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雪の下の水道修理
2008-03-26 Wed 23:56
渓流水を水源にしていて一番困るのは、雪がある時に断水すること。何処が壊れているのか見えないので修理のしようがないから。

「オラっちの水道が来なくなった」と、近所の人が困ってる。6軒で同じ渓流水を使ってるので、1kmほど山の上から引いてきた水を集落の上で6軒に分ける水槽に入れて各戸に分水している。
他のうちの水は来ていて、1軒だけが断水なら、故障箇所は分水地点より下ということになる。

水道修理

というわけで、一人、スコップを手に斜面を登っている。今日は少し寒いので雪が硬く、ズボズボ足をとられないで歩ける。分水水槽を掘り起こしてどうなってるか調べる。積雪はまだ1mくらいあるかな・・・

幸い今回はすぐに直ってよかったネ。

でも故障箇所がわからない時はどうしようもない。1kmのパイプをすべてを掘り起こすことは不可能だし・・・

そういう時はまず壊れやすい接続部を掘って点検する。雪の重みや倒木でつなぎ目がはずれることがある。ところどころ掘って管の中を水が通ってるか、音で確かめる。触れて確かめる。どうしても故障箇所が分からない時は、しょうがないので、2~3日そのままにしておく。その間は、不便だけど汲み置きの水で暮らす。

2~3日すると、「この下あたりにパイプがあるはず・・」というところを歩く。壊れて水が漏れているところは、時間がたつと雪が解けて空洞になってるので、歩いて行くと人の重みで落とし穴のように落ちる。そこを掘って修理する。・・・・至って原始的な方法。

この流域には渓流水を生活水にしている集落がまだいくつもある。昔は清津川の伏流水を生活に使っていた地域なのに・・・高齢化で渓流水の維持管理が難しくなるだろう近い将来を思うと、豪雪地に安定した水道水源がないことは不安なのだ。
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石打発電所の不思議
2008-03-25 Tue 21:34
東電石打発電所放水路の途中の分水施設
東部土改取水口080319

石打発電所で発電に使われた水は放水路を通って、250mくらい先で魚野川に放水される。この途中に、すり鉢状の分水施設がある。19日に雪の上から覗いたけど、まだ雪がいっぱいで良く見えなかった。真ん中のネットの下で放水路からT字に分かれて、灌漑用の取水路に入るようになってる。

水利権の実務では、発電のために取水された水は消費されず位置エネルギーだけの利用がなされるから、取水から放水まで一貫して公水として理解されている。・・・つまり川(法河川)と同じ扱いをするわけ。だからここを流れているのも一級河川と同等になる。

「したがって、発電された後の流水が放水口から河川に還元されるまでの間において、灌漑用水等の用途に利用される場合には、流水の占用の許可を受ける必要がある。この場合、水利権の内容となる取水口の位置は、発電側の都合で発電の停止等が行われる場合に灌漑用水等が取水できないような不安定な水利権が存在することを避けるため、原則として発電のための取水口と同一の位置となる

と書いてある。

でも、ここから取水している灌漑水利権が発生している地番は、東電の石打取水堰の地番ではなく、ここなのだ。・・・つまり原則でない特別な場合のやり方なの。

どうしてそんな異例のことをしたのか・・・石打取水堰の地番では何故ダメなのか・・・

これには清津川分水と昔のいきさつがあるんだネ。たぶん・・・

東電の青写真
文書館080325

今日、古~い資料の中に、東電が昭和12年に水害のために壊れた石打発電所の施設を修理したいと申請した文書を見つけた。青写真が数枚添付してあって、ちゃんとこの分水施設が図面の中に鎮座してる。

石打発電所(関山発電所)は大正10年に水利権を取得し、大正15年に稼動している。昭和12年作成の図面に既設のものとして描いてある分水施設は、竣工時からあって取水していたのではないだろうか・・・たぶん、発電所建設時の見返り(補償)的な意味合いで。

ここで取水する灌漑水利権の当初許可時の申請書には、

「取水施設の工法的な検討等で日時を要し細部計画の決定が遅延したことにより、串川、登川、魚野川を一体とした許可申請がなされなかった。」と書いてある。

これら古文書が物語るものは何なのか・・・
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春の色
2008-03-24 Mon 14:16
ふきのとう
ふきのとう

雪が解けて土が見えたところに一番に花を咲かせるのは蕗。実は昨秋にはもう花芽ができていて、春が来るのを土の下で待っている。この辺りでは雪が降る前にそういう硬い芽を根っこごととって来て、プランターに植えて屋根の下においている。お正月を過ぎた頃には芽はふくらんで一足早い春の香りが楽しめるから。

でもやっぱり、雪の下から覗くたおやかなふきのとうの色を見ると、「春だね」と思う。
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ドカ雪仕様で
2008-03-23 Sun 14:47
清津川第一測水所
第一測水所080323

気温が10度を超えて融雪が進んでいる。湯沢発電所も停止したままなので、すごく豊かな水量の清津川。まさに清冽でダイナミック!水神様ご満足でしょう・・・


第一測水所堰き止り

ほぼ同じポイントの写真だけど流量が少ないと雪崩で堰き止ってしまうことがある。こうならないようにできるだけ流量を確保したいんだ・・・東電の放流素案では、一般的な河川と同じ基準で維持流量をはじき出してる。雪のない平野の川と違って、豪雪地の峡谷では、その基準ではダメと言ってるのに・・・湯沢発電所の取水が下流に及ぼす影響は、机上でなく現状をみてほしい。
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想定外の意味
2008-03-22 Sat 23:47
カザフスタンって地図でみると面積が広い。ウラン鉱石があるのはその南のほう。世界第2の資源量。去年、丸紅と東電と中電が出資して、カザフスタンのウラン採掘会社を買収した。もちろん、政府肝いりで。

世界中の資源量の限界は、石油があと40年、ウランは60年と言われている。短いタイムスパンだと思う。メタンハイドレードだって、いつかは掘りつくす。石油価格は限られた資源を出し渋る保有国とマネーゲームで、つりあがる。資源獲得合戦は白熱している。

中越沖地震はカザフスタン鉱山買収のあとに起こった。原発は停止。「想定外」というのは、地震の規模でなく、既に資源確保のレールを引いているのにという意味。

オルタナティブエネルギーへの転換が遅いのは、原発にあと50年固執するレールを引いているからではないか?

原子力ルネッサンスって、世界中に原発建設輸出して、あと何年使うのか・・・
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早起きは損?
2008-03-21 Fri 21:38
お目覚め?眠そうですね。
カエルB

まだまだ雪がいっぱいなんです、もうちょっと眠ったほうがいいですよ。そんな緑の目立つ色で土の上や雪の上に出て来れば、すぐつかまって食べられてしまいます。のそのそ、ゆっくりしか動けないカエル・・・
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流れてこそ動脈
2008-03-20 Thu 11:36
湯沢発電所水圧鉄管
湯沢発電所080319

直径1m強ある鉄管2本がサージタンクから降りている。管の厚みは1cm内外。この落差を一気に落ちる位置エネルギーが水車を回して発電機に伝えられる。
見学に行ったとき鉄管に触れてみたら、手のひらに水の振動が伝わった。「ああ、清津川の水が流れてるんだな・・」と。発電所の動脈部分だから生きている感じなのだ。

この写真、オカシイでしょ?何がって・・・
だって、眠ってるんですよ。動脈が・・・

清津川発電所水圧鉄管
清津川発電所080319

同じ日に撮った清津川発電所の水圧鉄管。ここのほうが標高が300mくらい高いし、積雪も多い。
なのに、鉄管が露出してるんです。これは、動脈が生きてるから。管の中を水が走るからこうなるんだと思う。

湯沢発電所が停止して1ヶ月以上、まだしばらくは止まっているらしい。測量にしては時間がかかってるネ。また壊れたのかなぁ・・・ほぼ1世紀前の施設だから、修理するっていっても部品がないだろうなぁ・・・どこかの博物館に展示してあるパーツを使うんだろうか・・・地震で塑性変形が疑われる原子炉でも再開に取り組んでる東電だから、なおして使う精神は見上げた物です。

さて、上の写真をもう少しひいてみると、
清津川発電所080319B

こうなってる。写真下の川が清津川本流で、それを横切ってるのは三俣堰ではなくって、清津川発電所の放水路。発電し終わった水は、川に戻らず、川の下を横断して手前(右岸)にトンネルでわたして湯沢発電所の沈砂池に直結してある。こういう工法を「伏せ越し」というんだけど、現在の河川管理施設等構造令ではこのように河床より高くなってるものは認められていない。増水時に水流が変化して危険だし、平水時も生き物にとって横断構造物のように上下流の行き来に障害になるから。今は雪解け水が多い時だけど、普段はここでの流量は二居ダムの維持流量0.3m3/sと残流域の少しだけだから、この伏せ越し部分は丸出しになって薄い水が僅かに溢れているだけで、堰堤のようになってる。すぐ下の三俣堰堤と2ヶ所で川は堰き止っている。鉄管やトンネルを流れる水は出来る限り、川という動脈に戻すべきだ。

30年に一回の水利権の更新は、その権利が現状と見合っているかどうかを見直すためにある。施設の構造もあるべき川の姿に合わせて見直して欲しい。
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石打発電所放水口
2008-03-19 Wed 14:04
魚野川 石打発電所直下
魚野川080319

お天気に誘われて魚野川を見に行った。こちらも融雪モードで川は豊か。


魚野川 東電石打発電所放水口
石打発電所080319

石打発電所の放水口は、夏は草木に覆われてよく見えないが、冬はこのとおり見ることができる。この左側に魚野川本流が滔々と流れているのだけど、ここの水量も多い。最大取水量13.5m3/sだから、放水口はここから新たな川が始まってるみたいなものだ。測量会社が何やら作業中。
しかし、これも大正14年の産物だから、由緒正しき石積みアーチ。やっぱり南禅寺の水道橋みたい・・・

水の色を見て、「あれれ・・清津川の水じゃない」と思った。まだ湯沢発電所が停止しているのだろう。

流域協議会の中で、信濃川河川事務所長や南魚の委員が「水には色が付いてないので・・・」と、清津川からの導水が混じっていることを区別できないように言うけど、本当は色が違うのですよ。清津川上流の水を取水している清津川発電所を直結して湯沢発電所が導水しているときは、ここでの水の色は独特なエメラルド色をしている。この写真の水は魚野川の色です。

三俣堰
三俣堰080319

三俣まで足を延ばしてみると、やっぱり排砂ゲート全開で、全量清津川に放流。清津川発電所からの直結水も余水路から本流へ。取水路には雪が積もったままで、発電停止中。もう一ヶ月以上、発電していない。電気いらないのかぁ・・・


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春の川音
2008-03-18 Tue 16:49
清津川 田尻付近
田尻080318

何処の川かと思うほど滔々と流れている清津川・・・気温が10度を越えてすっかり融雪モードになってる。「当面の間」と発電停止を延長した湯沢発電所が稼動しているのかどうかも分からないくらい水量が増えた。これからが一年で一番水量が豊かになる。この季節、川を見ると気持ちがはずむ。

清津橋付近
合流点080318

もう少し下って、清津橋付近もいつもの清津川とは別人別川のよう・・・写真奥に左から右に流れているのが信濃川で、突き当りが合流点になっている。つくづく、「清津川って本当はスバラシイ川なんだ・・・」と見入ってしまう。


田尻080318B

蛇行しているところもいかにも雪国の川という風情。大きな川音に目覚めて妻有郷に遅い春がやって来る。
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雪のお墓
2008-03-17 Mon 10:02
信仰心のない私には、仏様が彼岸になるとあの世から戻ってくるとは思えないんだけど、ここらの風習に従って、お墓にお迎えに行かなきゃならん・・・お墓に入ってる先代様には世継ぎがなかったから、両養子で現在の義父母があるので、今生きてる人とは血のつながりがないし、50年以上前に亡くなっているので、想像もつかない先代様なのだ。私が迎えに行っても、「あんた誰?」って言われそう・・・

そんなことブツブツ言わないで、いざお迎えに・・・って、
彼岸B

この天まで行けそうな階段を上っていくと、

彼岸

イヌイットのお墓かぁ?って、そうじゃないですの。豪雪地では、春の彼岸はまだ雪の中だから、「たぶんこのあたりにお墓があるはず・・・」というところに、雪でほこらをつくってお参りするわけ。下手に雪に埋まったお墓を掘り出すと、逆さまになって穴の中に転落してしまうから・・・

まだお花もなくてちょっと寂しげな感じだね。1週間彼岸の間に雪も解けてお墓の頭がでてくるかな?
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彼岸の準備
2008-03-16 Sun 13:57
明日は彼岸の入りで、ここらの家では準備に余念がない。神も仏も信じない私としては、とても面倒な習慣なんだ・・・ぼた餅は何だか面倒だし失敗しそう・・・でも、何にもしないと嫁業失格なので、餅つきしてみた。といっても、水と米を入れてボタンを押せば、蒸してつきあがる「餅つき機」なる道具でやるので、ずいぶん手抜き・・・作業としては、平にのして冷えたら切るだけ。

餅

ま、こんな感じにできる。料理下手な私にしては、それなりの餅ですなぁ・・・材料のもち米は優良品種の十日町産黄金餅を使ったので、とってもコシのあるできあがり。最近、食品偽装やら農薬餃子やらやたらに世間は食にうるさい。確かにピュアなものを口にするのは難しい世の中になったなぁ・・・その点この餅は100%黄金餅と天然水でできてるのでOKです!私的には写真奥にある端っこの不揃いのところが大好き・・・巻き寿司やフランスパンも端っこが好きなので・・・

う~んでも何か物足りない・・・で、餡子もつくってみた。

餡


こちらも北海道産小豆と砂糖と塩だけで添加物なしだから、まあピュアな食品。

日がたつとカビが生える餅や餡を食べられるシアワセを楽しみましょ!
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春水の魚野川
2008-03-15 Sat 20:36
魚野川 坪池橋付近
坪池橋080315

魚野川の様子を見に行った。こちらも融雪出水になっている。春の雪国の川はドウドウ流れる。まだまだこれから水量が増える。
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歴史的価値
2008-03-14 Fri 21:59
清津川第一測水所
第一測水所080314

気温が高く、南風が強かった。すっかり融雪に入った状態。あちらこちらで雪崩がおきて、川はそんな雪崩れ雪を押し流してくる。荒々しい川の表情。

経産省が「地域活性化に役立つ近代化産業遺産」という認定をしている。いかにも経産省らしい。で、東電の電気の史料館の展示物のなかで、去年これに認定されたものがある。古い変電所の機器で大正15年から昭和63年まで使われていたもの。

湯沢発電所の水車は横軸ペルトン(粉引き小屋の水車みたいなタイプ)、発電機も横軸で大正13年から現在もなお使われている。湯沢町史にはこの発電機器を湯沢に運んだときの写真がある。雪の上をそりに載せてたくさんの人が押したり引いたりしてる。信濃川魚野川を舟運で運んできたらしい。地域活性化に役立ったかどうかはわからないけど、この施設の歴史的価値は高いと思う。シーラカンスみたいな生ける化石って感じ・・・経産省の認定以前に県の文化遺産にできそう・・・

日本最初の水力発電所は、琵琶湖疏水を利用した蹴上発電所で明治24年にできた。これもペルトン水車のもの。観光名所で有名な南禅寺の水路橋はこの疎水の産物で、明治27年に完成して今も使われている。三俣取水堤や八木沢横坑の石積みを見ると、南禅寺のアーチ式水路橋を思い出す。湯沢発電所が動き出したのは南禅寺の水路橋完成から30年後になる。県内では古手の施設だね。
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発電の費用
2008-03-13 Thu 14:44
東電のH19度上半期決算について

暑い夏だったから、需要は伸びている。販売電力量は前年同期比で+2.3%・・・節電啓蒙は空回りだろうか。これは気温次第って感じ・・・

これに対する供給は、発受電電力量で前年同期比+2.9%・・・このうち自社分は
  水力が△4.7%(水力は年々縮小傾向で、塩原発電所の停止なんかも影響してる)。 
  原子力は中越沖地震の影響で△29.7%・・・このマイナスは大きいネ。 
  火力はその分増えて、+29%・・・他社受電電力も火力は増えている。

で、全体収支が、
  中間経常収益が+2.6% 2兆7,047億円
  中間経常費用が+6.0% 2兆4,907億円 よって、
  中間経常利益が△25.5% 2,139億円

ただし、中間純利益は原発の復旧費1,751億円を損失計上し、△88%の212億円

これを見ると、柏崎刈羽がいかに大きいかと思う。安定供給のため電源の振り分けをしているから、綱渡りでもなんでもとにかく電力は供給できた。が、原価は振り分けできないんだ。使用済み燃料や施設廃棄の費用をみていないので、とりあえず発電している間の原発のランニングコストはやっぱり安い。電源の30%の柏崎刈羽が止まるととたんに赤字転落になる。

本当は原発は安い電源ではない。廃炉にしても、ほぼ永久に放射能が漏れないようにケアしないといけない。トイレのないマンションと言われるように、使用済み燃料はプールに満タンになってる。そんな費用は今の経営には計上されていない。東電がこれらの費用を払うとは考えられない。すべて、未来の世代へ負の遺産として残されている。
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「不自然でない」という不自然
2008-03-12 Wed 17:07
清津川小出観測所(国交省)
小出観測所080312A

万年橋のところには国交省の観測所があって、下請けの業者(M測量)が流量を観測している。流量の少ない時(冬と夏)は、石ごろごろの川だから、長靴でガシャガシャはいって測ってるが、今日はゴムボート。
だって、

小出観測所080312B

こんなに水が多いから。清津川じゃないよその川みたい。・・・私にはこのM測量の作業がそんなにイイカゲンには見えないんだけど・・・以前、東電の下請け会社S研究所の作業員が「M測量はちゃんと測れていない」と私に言ったことがある。

ここでM測量が測った数字と1km上流で東電の下請けが測った数字は、何故か渇水時だけ、上流のほうが多くなる。この1km間には取水がない上に、渇水時でもそこそこ流量のある砥沢川が合流するから、流量の逆転はオカシイとずーっと指摘してるのに、国交省は「川は伏没もあるから逆転もあり得る」というのだ。
この1km間は岩盤に乗ってて川幅も狭いところで、扇状地ではないのに・・・

さらに、東電データでは清津川の比流量と魚野川の比流量を比べると、普段は魚野川のほうが多いのに、渇水時だけ清津川が多くなる。つまり、東電の観測では、下流と比べても、隣の川と比べても渇水時だけ清津川の水が増えるのだ。しかも、三俣~清津峡の間だけ異常に比流量が大きい。

どう考えても不自然なのに、許可権者の国交省は「不自然な点はない」と東電データを問題にしない。
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雪解けの川
2008-03-11 Tue 19:59
清津川第一測水所下流
測水所080311

気温が13度、春の暖かさ。 あちこちで雪崩れもおきて、融雪が始まってる。雪を流してゴウゴウ流れる濁った川は春水の始まり・・・

田尻の川原080311

田尻の川原もこのとおりの広い流れになってる。今年から渓流魚の解禁が3月1日になった。釣客の要望で漁協が1ヶ月早く解禁にしたもの。3月は流量が不安定だから、くれぐれも気をつけてネ。
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冬の訪問者
2008-03-10 Mon 12:06
イワヒバリ
イワヒバリ080309

これはこれは、イワヒバリ君ではありませんか?お久しぶりです。今年もここらで冬越ししてたので?

夏は2000~2500mの高山にいる鳥で、山登りをする人にはお馴染みさん。この周辺では苗場山の山頂付近に行くと囀ってる。鳥の本には「冬は低山に移動するが、あまり観察されない」と書いてあるけど、標高330mくらいの清津峡では冬に単独でいる姿が観察される。沢沿いに山を降りてくるとここに来るのかな・・・温泉の余り湯で消雪している所で木の根や物影に隠れて過ごしている。きっとホンワカ暖かいんだろうな・・・

もうすぐ春になるからまた山に帰っていくのだろう。苗場山が山開きしたら会いに行くよ。
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スノーキャンドルin中里
2008-03-09 Sun 16:00
夕べは雪原カーニバルで清津スキー場に15000本のキャンドルが灯る夜だったなぁ・・・写真を撮りに行きたかったけど、昼間の労働で力尽きてダウン・・・いいお天気の夜だったのに・・・

今朝の日報に記事になって幻想的なスノーキャンドルの写真が出てる。来年こそは行ってみよう・・・

雪灯籠2
雪灯蝋2

近所の人が作った雪灯籠。今日の気温が8~9度あって暖かかったからお辞儀しちゃったみたい。なんだか笑いを誘うネ。
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原油と排出権
2008-03-08 Sat 22:36
魚野川 坪池橋付近
坪池橋080308


今朝の魚野川の様子。特に少ないという印象はない。東電が発電所を停止してから3週間たってる。ずいぶん念入りな測量?をしているんだなぁ・・・

東京新聞で「地球発熱」という連載がある。地球温暖化を広く書いているもの。中に、東電関連の記載が下記。

【地球発熱】
<第2部・排出権>
4.原発停止 火力頼り取引に躍起
(2008年2月25日)

 日本海から雪交じりの強風が吹き付ける新潟県・東京電力柏崎刈羽原子力発電所。東電管内の発電総出力のうち13%の供給能力を持つ世界最大の原発。しかし、昨年夏、新潟県中越沖地震に見舞われ、安全点検のため全プラント七基の運転は止まったままだ。

 「原発は二酸化炭素(CO2)をほとんど出さない。それが止まってしまった。不足電力を火力で補っているが、CO2排出増は避けられない」。東電関係者は頭を抱える。

 日本のCO2排出量は年間十二、三億トン。うち発電関係は三億六千万トンで約三割。電気事業連合会(電事連)加盟の電力会社などが作成した環境自主行動計画は、一キロワット時当たりCO2排出量を20%程度低減させることを自主目標に掲げた。原発稼働率を80%以上と見込んだ数字だ。が、柏崎刈羽がダウン。他社原発もトラブルなどで停止が相次ぎ、稼働率は70%前後に落ち込んでしまった。


 電事連会長でもある勝俣恒久東電社長は「柏崎刈羽の停止は痛い。復旧見通しはないが、他の電力会社の協力も得ながら対処したい」と話すものの、火力頼りは排出権頼りを加速させた。電事連は当初計画を上回る計約一億二千万トンの購入を強いられた。電力各社は途上国にCO2削減事業を提案し、削減分を購入するクリーン開発メカニズム(CDM)の活用に走った。これまで日本政府が承認した電力各社のプロジェクトは計六十五件に上るなど排出権約一億トンの契約をかき集めた。

 原発停止の痛手をもろに受けた東電。同社環境部は商社やブローカーと交渉するなど新規事業の開拓を急いでいる。タイのでんぷん工場バイオガス事業は大手商社が持ち込んできた案件で契約にこぎつけた。東電が参加する南米チリの養豚場メタン回収事業では、カナダの開発援助庁が協力した関係で、カナダの電力会社「トランスアルタ」も事業に名を連ねた。

 「契約案件は政府承認の単独事業十六件を含めて多岐にわたり、目標達成に向けて努力しているところだ。排出権価格は現在、一トン二千円ほどだが、CDMが始まった当初は五百円だったので大きく上がった」(東電担当者)

 静岡県・浜岡原発を抱える中部電力。ここも耐震補強工事に向けて二基の運転を止めていることからCDM事業を積極展開中だ。これまで十六件の事業と契約するなど約二千万トン分を確保している。価格懸念は同じで、他社の契約状況やEU市場の動向など、情報収集に余念がない。


 排出権の大量購入の背景に潜む原発の稼働率低下。柏崎市では「温暖化もいやだが、放射能も怖い」との声も。

 週刊「エネルギーと環境」編集長の清水文雄氏は「首都圏の電気は大半を柏崎刈羽原発に頼っている。こんな時こそ一層の省エネ・節電に努め、また、地元の不安解消に応えるべきだ」と話す。

 (温暖化問題取材班)

  

 日本の発電量構成は、およそ火力6割、原子力3割、水力1割。電力中央研究所によると、1キロワット時当たりのCO2排出量は、水力11グラム、原子力22グラム、石炭975グラム、石油742グラム、液化天然ガス608グラム。柏崎刈羽原発の停止だけで07年度中のCO2排出量は2800万トン増える計算という。世界的には環境・燃料問題から原発建設計画がめじろ押しだが、事故懸念もあり、自然エネルギーの増強を求める声も大きい。



原油高のニュースや排出権を考えると、原発の停止は東電にとってネックだ。電気料金上げればいいという問題ではない。エネルギーを食いすぎる社会構造を造りながら突っ走っている日本だから、すぐに低炭素社会にと言っても無理だけど、あまりにも国に対策が無さ過ぎる。電力自由化に抵抗勢力が大きいことは分かるが、それを変えないと外国から買う原油と排出権は抑えられないと思う。
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新潟版ノアの箱舟
2008-03-07 Fri 19:34
今日の新潟日報にこんな記事があった。

鳥獣保護区のエリアを拡大へ

 県は5日までに、鳥や動物の保護方針を示す「第10次鳥獣保護事業計画」の案をまとめた。鳥の餌場の保護などを重視し、鳥獣保護区2カ所のエリアを拡大する。計画期間は2008年度から11年度。

 鳥獣保護区は捕獲や卵の採取を禁止しているエリア。県内88カ所あり、このうち清津峡(十日町市、湯沢町)と加茂湖(佐渡市)のエリアを拡大する。

 清津峡にはイヌワシやクマタカなど希少な猛禽(もうきん)類が生息。現在の保護区は1276ヘクタールだが、保護活動に取り組んでいる住民などから「エリア外にも餌場になっている森林がある」との指摘があり、135ヘクタール拡大する。

 加茂湖は現在は湖面486ヘクタールだけが保護区だが、湖畔の244ヘクタールも加える。

 鳥獣保護区以外には、11年度までにツキノワグマの保護、管理に関する計画を策定することを盛り込んだ。

 県は第10次計画案に対する意見を8日まで募集している。計画案は県庁1階などで閲覧できるほか、県ホームページの「意見・委員募集」コーナーで公開している。  新潟日報2008年3月6日


県の環境部では、環境基本法に基づいて法的外部組織として環境審議会を行っている。その自然環境部会では、委員に鳥獣保護区の指定や解除継続の検討をさせて知事に答申している。数年前、この審議会の委員をしていた時、最初に県職員に「関連法令を一式下さい」とせがんで、鳥獣保護の法律を学んだことがある。

それまで鳥獣保護法というと、野生動物を守るための法律と思っていたら、「実はそうじゃないんだ」とその時気付いた。この法は「狩猟趣味の人のための資源保護法」と名前を変えたほうがいいと私は思っている。

今の日本では、狩猟で生計を立てている人はたぶん絶滅危惧種のカワウソくらいに希少種だろうから、罠を仕掛けたり銃を撃ってるほとんどの人は、趣味でやってる人だ。この法律の内容は「撃っていいか、いけないか」を決めているもので至って人間側からの法律なのだ。動物側から言えば、弾が飛んでこないことはもちろん、餌が十分捕れて、天敵から隠れるところがあって、子育てできるねぐらがあって、遺伝子が適当に交流できる・・・が満たされてはじめて保護なのに・・・

鳥獣保護法では鳥獣を守ることは出来ないのだけど、今回のエリア拡大は「イヌワシを守るには餌になるウサギや鳥を、人間が趣味で撃つことが出来ないように、餌場となってるところも保護区にしましょう」というもの。

で、どの部分が拡大なのかと県のHPを見ても、分からない。うっかりしたなぁ・・・明日までのパブコメかぁ・・・もう少し早く気付いてたら、クマの追い込みゾーンも加えるように意見したのに・・・

この部会では、猟友会の会長もメンバーになっていて、県職員が答申案を作るときに予め猟友会との摺り合わせをしてあるのだ。清津峡ではクマを撃つ時は、現在保護区になっているエリアから追い子が保護区外までクマを追い出して撃つ。追い込む場所は決まっていて、そこを保護区に追加できればクマにとってはとっても嬉しいわけ。でも、猟友会ではそこは譲れないせめぎあいで・・・パブコメで応援できればよかった・・・

清津峡地域は野生鳥獣の逃げ込み寺みたいな部分。清津川が狭窄部になって、ゴルジュ帯が続いているので、幸いにも開発が遅れたところなのだ。周りの開発の手から逃れて生き物が集まって、川を中心とした博物館のような多様な生態系が残っている。
自然河川・岩場・森林・亜高山・湿地・・・地形も変化に富んでいるので多様性が増す。クマにとってもいい居場所になっている。

だから、清津川や森林の環境を少しでも回復させてそっくり保護すれば、新潟県の山間地のほとんどの生き物は残せる「ノアの箱舟」になる。これは、群馬・長野県との遺伝子交流にもとっても重要なのだ。



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ポスターデザインの考察
2008-03-06 Thu 16:31
新聞もTVもアメリカ大統領選挙のニュースを毎日やってる。オバマだヒラリーだって・・・日本の報道まで属国なんだ・・・でも、どうしてあんなにお祭り騒ぎできるんだ?何週間も・・・ドンドンヒャララ、ドンヒャララ・・・

って、まわりを見たら、ナンノナンノ、地元だっていろいろポスター貼ってある。

(注意:以下は特定の政党又は人物の中傷や応援ではありません。単なるポスターデザインの考察です。)

まずこれ。
ポスターA

極一般的な普通のポスターデザイン。特段の政策メッセージも感じられない従来式の日本のポスター。生活って書いてるけど、この政党に投票して何がどう変るのか私にはまったくわかんない・・・
こりゃ、候補者の名前売りでなくって、比例区の椅子取り用のデザインですね。

次は
ポスターB

これは分かり易い候補予定者の顔売りだから、デザインとしては実用・効果的かな・・・シンプルイズベストって感じ。

ここからが難しい・・・
ポスターC

顔写真なしのポスター。よく見ると説明会のお知らせみたい。メラメラ燃えてるインパクト強いデザインね。ご本人は以前からパイオエネルギーを推奨されている政策の方ですから、化石燃料の問題指摘かと思ってしまった。ま、確かにガソリン税は使い道をキチンと正してから払いたいな。


目が点になったのがこれ。
ポスターD

プロレスの地方巡業かと思って、立ち止まって見てしまった。スゴイ気合の入り方!ご本人はお話した印象では、どちらかと言うともの静かな方だから、びっくり。知らない人が見ると腕っぷしの強い人に見えそう・・・でも、両輪国会(ねじれ国会という人もいるけど)になる前の強行採決国会の時分には、腕力も備えてないと議員のお仕事できなかったから、これもOKか・・・メッセージ性はともかく、デザインとしては「素通りせずに見てもらう」というポスターの意味は充分達成してるね。

皆様、私のヒヤカシ癖をお許しくださいませ・・・ごめんなさい。次期選挙での各位のご健闘を心よりお祈り申し上げます。



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雪崩れの季節
2008-03-05 Wed 08:55
雪被落とし作業
雪被落としA

豪雪地では道路の通行を確保するのも大変。積雪が多くなると、路上の雪だけでなく、雪崩れの危険がある箇所で急斜面に作業員がはりついて、雪落としをする命がけ。この間は、交通止めとか交互通行になる。

雪被落としB

パワーショベルが斜面を上っていく荒業も・・・

雪崩れ防止柵を設置したり、段切りしたり・・・土木工事には雪のない地方では考えられない経費がかかる。山間地に住んでいるのが申し訳ないと思うくらい・・・道路特定財源は高速道路やアロマ器具やミュージカルばかりでなく、こういう作業にも使われると豪雪地では言ってる。

ここまでやっても・・・3月は・・・

雪崩れ080304B


やっぱり雪崩れはおきる。昨夏、ようやく県道の2車線化ができて、今年の冬はスコップを車に積まないで過ごせるようになった。「雪崩れは自分で除雪」が日常のルールになってるので、1車線しかない時は、スコップやスノーダンプがないと何処にも行けないし帰れなかったのだ。でもさすがにここまでドッサリ落ちると、2車線とも埋まって、反対側のガードレールが曲がってる。広範囲に全層で雪崩れたもの。残業で遅くなった息子は「帰れないよ~」と携帯で連絡してきた。
右側に青い服を着て小さく写ってる相棒と比べると、雪崩れの規模が分かる。誰か埋まってないか点検。とりあえず、隣近所の人がちゃんと帰ってるか電話で確認して・・・誰も通ってなくて良かったネ。


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協議会も様々
2008-03-04 Tue 21:27
第17回信濃川中流域水環境改善検討協議会
信濃川中流域協議会

発電取水による信濃川の63kmもの長い減水区間を何とか改善したいという取り組みは、10年の検討を経て続けられている。学者や首長や行政が、鮭や鮎のためにどれだけの流量が必要かと意見を交わしている会議を傍聴席でぼ~っと見ていた。いい風景だなぁ・・・と。人間の欲得でなくて、何とかいい接点がないかと真面目に話している空気は、何故か少年たちの無垢な望みを実現したい行動に似て、微笑ましい気がした。

清津川・魚野川流域水環境検討協議会もこういう会議であって欲しかった。もっと良識ある話し合いができると思っていたのに・・・事実も科学もデータもちゃんと生かして欲しかった。・・・初めからウソと我田引水の繰り返し・・・人を傷つけるために県税使ってるなら止めた方がいい。

東電がいつか流域変更を止める時(発電を止める時)、法的に東電にも、国にも、県にも、魚野川の水利権者に対して補償義務は生じない。東電は南魚の農業のために取水をしているのではないのだから。湯沢発電所は古くなって、これから補修も要るし、魚道も求められる。現在の0.334m3/sだけで3mの堰堤に魚が上るとは思えないし、放流量も増やさないと使える魚道にならないだろう。採算次第で撤退は企業の裁量で簡単に決められる。そのとき、旱魃になっても誰も魚野川の農家を助けてくれないのに・・・本当に足りないのなら、今のうちに確実な取水の手をうっておいたほうがいいと思うけど。
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早春のカワガラス
2008-03-03 Mon 19:41
カワガラス
カワガラス

川がざわめいて春らしい陽ざしになる3月、忙しくなるのが渓流の鳥、カワガラス。留鳥で、1年中見られるが、この時期にはツガイになって水際で仲良く餌探し。他の鳥より繁殖期が早いのは、餌になる川虫の動きが盛んになる早春に子育てするため。全身に銀色の泡の粒をまとって、水の中を歩いたりもぐったりして石に隠れた虫を捕る。

この時期に流量が多いことは川虫の活性にいい。川底が適当にかく乱したほうが活発になるようだ。今年は東電が更新申請の再申請調査のため湯沢発電所を停止してくれたので、生き物にとってありがたい冬後半だった。
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調和のとれた試験放流
2008-03-02 Sun 13:46
キラキラのお天気!
さくらずんね080302

青空を眺めていたら、頭の中、キラリってひらめいた。

この前から湯沢発電所が停止していて、豊かに流れる清津川を見ると、今年中、ず~っと「測量中で」とか「トリップして」とか言ってくれないかなぁ・・と都合のいいこと考えてた。実際、清津川の水が皆無でも魚野川では取水に困らないし、気付かない。知らないうちに全量放流試験と同じことになるのに・・・

そんな都合のいいことは起こらないので、なんとか全量放流試験をする理由付けがないか考えてた。

で、キラリと「そうか、平等を言えばいいんだ」と。

東電素案には、発電所が出来る前(江戸時代)から下流が使っていた慣行水利権は、放流量に含んでいるが、大正三年の発電所の取水が始まった後で許可水利として発生した灌漑水利権は「後発権だから」として放流量には含んでいない。つまり、発電取水した残りの水から許可されたものだから、下流の人が取水できようが出来まいが先発権の当社には「そんなの関係ねぇ~」というもの。

これを法的に言うと・・・右岸段丘の水利使用規則第4条においては「取水は、この水利使用にかかる権原の発生前にその権原が生じた他の水利使用及び漁業に支障を生じないようにしなければならない」という先発の水利使用に配慮する条文があるから・・・・と。ま、右岸段丘の灌漑水利権量を自らの提案する放流案に含めるも含めないも東電の勝手だからね。

でもね、それとは別に、そもそも清津川・魚野川流域水環境検討協議会は、清津川と魚野川の調和のために行われているもの。この中では、県は魚野川の灌漑水利権を全部対象にしてる。委員として参加されてる土地改良区の水利権も昭和40年代より後に許可された権利だ。だから、当然、清津川でも同じようにすべての灌漑水利権を対象にするのが、仲裁者のとしてのスタンスのはず。東電素案は電力会社の一つの案でしかなく、東電自身、放流量は協議会に従うと言ってるのだから、県は放流試験を行うとき、仲裁者としての平等を保たなければならない。後発の権利を含めない東電素案を試験するなら、魚野川の灌漑水利権も同じく大正三年以前の慣行水利権だけを考慮するべき。(当然、それらの権利は、発電所が出来る前に、魚野川の水だけでまかなっていた量) 後発の権利が取水できようが出来まいが、先発権の湯沢発電所の放流試験には「そんなの関係ねぇ~」ってことになる。

調和って言うからにはつりあいが取れるよう平等な放流試験でないと・・・まさか県が東電から利益供与?なんてないですよね。

協議会では清津川の委員が度々右岸段丘分が放流試験に含まれていないことを指摘しているにもかかわらず、県事務局の返事は「右岸段丘が後発権だから」と言うだけなのだ。片手落ちの東電素案の試験でなく双方を同等に扱い、右岸段丘を含めた放流試験か、大正三年以前の慣行水利権だけ考慮した放流試験・・・全量放流試験をやって欲しい。





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