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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
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閏年の29日
2008-02-29 Fri 16:37
桔梗ヶ原頭首工 
桔梗ヶ原080229

清津川に全量放流も今日までかぁ・・と桔梗ヶ原頭首工を眺めて息をついた。なんて楽しそうに流れているんだろう・・・明日から0.537m3/sの放流になるんだな。

今日は閏年の29日、本当なら1日お得な気分になるはずなのに、すっごく不機嫌なのだ。
県の担当者との電話を切ってから、フツフツと不条理がいっぱいに感情を満たしていくから。
こんな時は思いっきりネガティブになって、文句タラタラ言って解消しようっと。いつもいい人でいると疲れるし、人間の原動力って案外文句の中から湧いてくるのだよ・・・

以下、文句タラタラです。(但し、被害妄想でなくすべて事実)

県の水政課は言われるのです、「そんなに性急にならないで・・・」
そりゃ、役人はいいですよね。春になりゃ人事異動だ、転勤だって・・・ゆっくりしてても責任回避できて。あと何年待てと言われる?既に協議会が始まって2年半すぎてます!こんだけやって、環境なんて問題じゃない!と大声で発言する委員を擁する水環境検討協議会で、ゆわれもなく個人的に嘲笑されるのはこりごりですよ。

またこうも言う、「またやりゃいいじゃないですか、今度は時間とりますから・・・」
あのね、私は協議会の委員ではないんですよ。テーブルについていれば即、会を召集して、トコトンやりますよ。それが出来ずに、傍聴席で悔しさに震えている私に向かって呑気に言うかぁ?手足もがれたバッタに跳んでみろと言うが如く・・・

だいたい、誰が水道の蛇口をひねって「困った~」と言ってるの?県庁で水は当たり前に使ってらっしゃるでしょ?東電が困ってる?南魚の誰が困ってるの?水不足だって。白穂の稲になったことがありました?そんなこと一度もなくって毎年豊作でしょ?

蛇口をひねって「どうやってお米研ごうか・・・」と困ってるは、私です。「洗濯、どうしよう・・・」とか「ボイラー使えない」とか「タンクの掃除しなきゃ」とか言ってるのは私。暗い裏庭で仮水源をバケツにためてお茶碗洗ってるのは、私ですよ。あんたの大事な家族をこんな目にあわせたい?水道が使えない時の苦労は何のせいだと思ってるの?すべて、湯沢発電所の下流合意のない数々の増設のせいですよ。そういう河川管理をしてきた県のせいですよ。

県がS34に持って来た「湯沢発電所発電水利使用変更について」という文書には、「下流には何ら支障を与えないものと思われる」って書いてある。バカ言ってんじゃない!こうやって50年も下流をだまし続けて、また今、協議会でウソついて・・・

そうそう、こうも言われましたよ、「協議会を辞めたければ辞めればいい、今後二度と道が開けなくなる」・・・・試験放流案を提示した十日町市長に南魚の委員は「はじめから5年間東電素案でやると決めている、それが守れないなら協議会を辞める」と主張されましたよ。どうしてその時に「辞めたければ辞めればいい」と言わないの?弱いほうには平気で言って・・・・

・・・・でもね、こうやって文句言ってるとだんだん担当者がかわいそうになってしまう。板ばさみで細い身がもっと細くなりそうで。事実に基づいた冷静な検討ができない協議会は、彼のせいではない。
さあて、文句言ったらちょっと気が晴れたから、ポジティブにいきまっしょ!

と思ったら、市役所から電話・・・東電の作業の都合で、今日までの発電停止予定が「当面の間」に延びたそうで・・・うん、ちょっとはいいこともあるね。もう少しの間、本当の清津川を見ていられそう・・・



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田尻の川原
2008-02-28 Thu 23:51
魚野川 坪池橋付近
坪池橋080228

湯沢発電所が停止して、清津川の水が来ていない魚野川の様子が気になって見に行った。
今日は、一週間前と比べると少し流量が多いようだが、そんなに大きな変化はない。4~5m3/sの減少のはずなんだけど・・・

清津川 田尻の川原
田尻080228

さて、全量放流中の清津川は、ずいぶん違った印象。広い川原になっている田尻付近では、川幅もあっていつもの紐みたいな川ではないね。流れも薄い感じがしない。

田尻080228B

そんな水辺で休んでる20羽くらいのカモたち。 ヒドリガモ?かな・・・水があってはじめて水鳥が似合う風景。
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雪の色
2008-02-27 Wed 15:16
一面真っ白な世界・・・
吹雪080227

もうすぐ3月というのに、猛吹雪。

「雪が白くない。」というと、雪国の人にしか通用しないオカシナ表現だが、毎日見てる雪に、色がある。春が近く、黄砂が降ったのだろうか・・・夕べからの雪は白くない。
本当にきれいな雪と感じる時は、雪の切り口が青い色をしている時。北極の氷河のように、薄い青緑の色をしている。空の高い所から降りてきたような色。

人間でも、雪の違いが分かるのだから、動物たちはもっと敏感に感じているんだろうな・・・このところの動物たちの様子はというと、

カモシカ・・・雪の中を移動中。
カモシカ080227

雪が深くなって足が見えないくらい埋まっても、モソモソ斜面を歩いて、木の皮や枝先の芽を食べている。

キテン・・・雪の中を移動中。
テン080205

テンの写真はどうしてもボケボケ。遠いところにいるので、デジカメのズームではこんな写真になってしまう。これじゃ何だかわからない・・・雪の中でもカモシカより動きも早い。木の根まわりの雪のへこみ(穴)をめぐって、木から木へ縫って餌を探す。

吹雪の中でもたくましく伸びやかに生きている。
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集落をめぐる水
2008-02-25 Mon 15:02
灌漑取水のない冬期間も桔梗ヶ原頭首工では清津川から0.6m3/sの取水をしている。
これは、農業水路を使って、流雪・融雪用の水を引いているため。取水された水は、田んぼへは行かず、集落をめぐる水路を走っている。
桔梗ヶ原水路080225

家の周りの除雪や、通学路の確保に水は使われて、次々と下流の集落へ・・・

時々、雪を入れすぎて水路がつまり、氾濫する騒ぎがある。流雪溝の整備と利用をもう少し整理する必要がありそう・・・

一昨年の豪雪で雪処理が大変だったのがきっかけで、すでに水利用がいっぱいの川でも、流雪溝などに限って新規の取水を認めるという措置を国交省はしている。環境水路や流雪溝の取水は水を消費せず元の川に戻るため、下流の水利に影響しない。一般的な水利権の取得は、綿密な計算と審査が必要だけど、これら水路の利用には今までよりもハードルを下げて使いやすくしたもの。
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雪灯籠
2008-02-24 Sun 21:01
春のような日差しが一転、大荒れのお天気・・・県内は強風や高波の被害が出ている。

雪の壁をスコップで四角に切ってろうそくをともすだけのシンプルさだけど、風や雪の中でも大丈夫。
雪灯籠

雪国のイベントによく登場する雪灯篭。揺れる炎が雪に反射してホンワカした明かりになる。
熱と冷の正反対の素材の組み合わせが、妙に人間臭い懐かしい光になって、客人を迎える。
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イノシシの天敵
2008-02-23 Sat 14:44
清津川を渡ろうとするイノシシ
イノシシB080205

1月に現れた3頭のイノシシたちは、その後、何回か目撃された。彼らの崖の荒らしようといったら凄まじく、雑木の根っこが丸出しになるまで掘り尽くし、木が空中にポッカリ浮かんでる如く・・・

何せ、よく目立つ痕跡を残すので、ほどなく、集落の猟友会の人が毎日様子を見に来るようになった。

というわけで、早くも2月の始め頃、天気の良い日に相棒が撮った写真を最後に、猟の標的となり、誰かの胃袋に納まってしまったらしい。この辺りの村には、未だに野生のたくましいお年寄りが健在ですから・・・やっぱり、ケモノの一番の天敵は人間・・・

私的には、新顔の生き物が生態系にどんな影響を及ぼすのか興味はあったけど、根っこ丸出しになった木が岩と一緒に雪崩れで崩れ落ちるのを見ると、「いないほうがいいかも・・・」と思っている。
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オルタナティブ テクノロジー
2008-02-22 Fri 22:41
清津川 №5下流
融雪080222

春のような日差しに小規模な雪崩れがあちこちでおきている。濁りは春水の予告。上流でも雪崩れているらしい。さすがにこれだけ水量があると、こんな雪崩れが多発しても堰止まることもない。

 小水力の報告会が明日、東京である。・・・行けないのが残念・・・実例を見たいと思っている。農業水路でどのくらいのポテンシャルがあるのか・・・一つの集落で自足するにはどんな設備がいるのか・・・補完エネルギーとしての利用は?

田舎だから地方だからできることがあるはず・・・
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川という空間
2008-02-21 Thu 16:26
信濃川 魚沼橋付近
魚沼橋080221

昨日が春のような暖かさだったので、少しは融雪水があるのかな・・・いつもより水量が多いように見える。湯沢発電所が停止しているから、宮中ダム地点では単純に4~5m3/sは普段より多いけど、JR東日本がその分を上乗せ放流しているとは思えないし・・・

広い川面を眺めると、川と言うのは貴重な空間だと思う。中~下流では、人が多く住む地域であっても、川の部分だけは、空間に邪魔物が無い。林野庁や環境省が、生物多様性や鳥獣遺伝子交流の観点で「緑の回廊」を提唱する。正直、開発され残った山沿いが生き物たちの回廊となっているんだけど、川や河畔林も見逃せない廊下だと思う。

昨年、清津川周辺で観察されたコウモリに、見慣れない番号の標識がついていた。調べたら、柏崎でコウモリ研究をしている博物館の学芸員がつけた標識だった。このコウモリは柏崎→中里を移動したことになる。高速で長距離を飛ぶタイプ(翼面荷重とアスペクト比の大きいタイプ)ではない種類だったので、どんなルートをたどってきたのかと考えた。私は、コウモリの移動は川と深い関係があると考察している。川は、空飛ぶものにとって餌や水を得ながら移動できる唯一の空間だから。

(このコウモリの移動報告は柏崎市立博物館官報で発表予定)
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沈砂池の仕組み
2008-02-20 Wed 10:06
昨日の続き・・・

湯沢発電所を停止しても、清津川発電所の放水路を直結してあるので、取水施設には上流からの水が入ってくる。これは、昨日のログでロープウェイ乗り場の下から放流と書いたけど、この余水路にどうやって入っているのか・・・余水路というからには6.121m3/sを超えて溢れた水が余水になるので、溢れない量だと余水路には入らない。こんな時、緊急時に水を逃がす仕掛けが役立つ。

三俣080219B

これは湯沢発電所の取水口につながっている沈砂池。取水口から取り込まれた水は、いつもは左側の水路(沈砂池)に入る。水路は長細い水槽で、真ん中の仕切りを超えた水が右側の水路に溢れこんでいる。つまり、左側で砂を沈めて上澄みだけが発電所に行くようになってる。さらに導水路への取り込み口にはスノコ状の柵があって、水に浮くゴミはここで除去。

この写真では、いつもは閉まっている沈砂池の突き当りのゲートが開いていて、水は仕切りを越えず、余水路に流れ落ちている。それで、取水路(右側)には雪がつもっているわけ。沈砂池の栓を抜いた状態なのね。

芝原分水量を最大取水量から引いて、再申請することになるなら、この手前で溢れた水が余水路に入る仕組みも変わるんだろうか・・・単純に取水ゲートを数mm下げるだけかな・・・私的には、水利権許可の根幹をなす最大取水量の変更(それも東電が河川法違反してたせいで)を含む再提出なんて認めるほうがオカシイと思うけど・・・

さて、今回の作業は結構電力消費の多い冬に半月も発電所を止めるのだとか・・・
「再申請のための測量」と東電は言ってる。
止めてやるからには、普段は水があってできないところ(取水口・沈砂池・導水路・発電所・放水路)の作業なわけで・・・まさか、取水堤の測量ではないでしょうね・・・

三俣080219

と・・・遠くに目を転じると、すっぽり雪で埋まった堰堤の上を歩いた跡と、ブルドーザーで右岸から左岸に移動した跡が・・・???いったい何の測量をやったんだろう・・・川をわたるなら全量放流してないときのほうがすごく楽なのに・・・
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発電を休むと・・・
2008-02-19 Tue 21:09
発電所を停止している時、三俣ではどうなっているのだろうか・・・というわけで行ってみると、
三俣堰080219

排砂ゲートは全開。これで堰堤内の水は本川へ・・・

清津川発電所からの直結水は・・・
三俣080219C

ロープウェイ乗り場の下からザーザー放流。この水は上流のきれいな水だね・・・

で、大島橋から見ると

大島橋080219


全量が本来の清津川に放流されているので、こんなに表情豊かな川・・・

一方の魚野川は、清津川からの4~5m3/sが減っているのでどうなってるのかな?さぞかし減っているのかと思ったら・・・

2008.2.19 坪池橋付近
坪池橋080219

こんなふう・・・発電時(雪の降ってない時)と比べると・・・

2008.1.22 坪池橋付近
坪池橋080122


そんなに大きな差はなさそう・・・すこし水面が静か・・・流雪溝の取水に影響するとは思えないけど・・・
魚野川にとっては、清津川の水が来ていなくても気付く人がいないほどの変化でしかないんだ・・・
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2月中は発電お休み
2008-02-18 Mon 20:35
一昨日、流量が急に増えて、市役所支所に「東電から何か連絡ありましたか?」と聞いたら「ありません」と・・・。今朝、東電小千谷電力所に電話したら「12日にFAXと電話で連絡しました」と・・・。作業のため29日まで発電停止するらしい。再申請のための測量?だって・・・

いつもながら、連絡の通らない呑気な役所だなぁ・・・縦割り行政の弊害か、単純にホウレンソウ(報告連絡相談)ができてないのか・・・定点観察しているから、放流量が変る時は連絡をもらうことにしているのに・・・6m3/sの水量が増えると川幅の狭いところでは水位が急激に上がるので、川に近づく人がいるシーズンは注意が必要だし。

080218A.jpg


でも、おかげで今月中はこの水量が流れるし、3月の後半には融雪期に入るので、この冬は水の無い川みることはもうなさそうだ。良かった・・・
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人の都合で
2008-02-16 Sat 23:20
久々の大雪になった。

県道公園線080216

県道の雪崩防止柵もてんこ盛り。さすがにこのくらいになると・・・

交通止め080216

このとおり、交通止め(夜間)になってしまうのが雪崩危険地帯のルール。

さて、こんな大雪の日の魚野川はというと・・・

7:46AM  坪池橋付近
坪池橋080216

朝の様子。いっせいに消雪用に汲み上げた井戸水が流れ込むから流量が増える。やっぱり、雪が降ると水位が上がる面白い川なんだ・・・

ところが、清津川の定点カメラはもっと面白い現象をとらえていた。

7:30AM 清津川第一測水所
teiten080216A.jpg


4:00PM 清津川第一測水所
teiten080216P.jpg


おやおや・・・また発電所がトリップしたのかな?全量放流くらいの増え方・・・

両方の川とも人の都合で自然流量が変わってしまう。
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吹雪の川原
2008-02-15 Fri 21:40
清津川田尻付近


猛吹雪が一瞬吹きどまったときに広い川原を眺めた。こう言う冬らしい天候の日が好きで、わざと撮ってみた。人が口を挟むスキが無い、圧倒的に自然が勝っている感じがするのだ。こんな中でもケッケッ・・・とアオゲラの声がしている。

今は、雪が激しくても除雪された道路を車で行くことができる。隙間風の無い家でぬくぬくしてTVも見られる。外の寒さや風の音を忘れてしまう。自然に対する畏敬の気持ちは、不自由や不都合な体験の中で生まれるんだと思う。
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市議会は普段着で・・・
2008-02-14 Thu 20:22
市議会水特委080214

市議会との懇談会をした。議会の仕組みが良く理解できない私は、絶対、議員に向いてないと思う。一市民でいて正論を言うからオモシロイのであって、それを仕事にしたら、きっと息詰まる。

清津川問題はとっても枝葉が多いから、理解が難しい。ひととおり、法律も水文も行政も分からないと、何がオカシイのか捉えられない。身近な川のことをこんなに専門用語を使わないと話せないのかと思うことがしばしば。マスコミもしょっちゅう間違えた捉え方をする。

議員への情報提供はマメにしないといかんなぁ・・と改めて感じた。市議会は普段着で話せる場でいいと思う。
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発電と生活水のバランス?
2008-02-13 Wed 21:53
この冬最大の寒気団とか・・・今朝の気温は氷点下7度だった。そんな中、外で体力仕事をするのは、さすがにこの年では・・・と思いつつ、すっかりこじらせた風邪も治らず・・・大好きな冬を楽しむ余裕が無い。

明日の市議会へのプレゼン資料を作りながら、「普通は発電と環境とのバランスを考えるのが水利権更新時の維持流量検討なのに・・・」と思った。

一般に許可に伴う水利使用規則には「取水は、この水利使用にかかる権原の発生前にその権原が生じたほかの水利使用及び漁業に支障を生じないようにしなければならない。」というお決まりの文言がある。
湯沢発電所の過去の下流同意の無い増設は、下流の生活水や環境に大きく支障をきたした。三俣で最大取水量が取水できるのは、一年のうちの半分くらいで、後の半分はそれを下回る量しか、川にはそもそも水が流れていない。最大取水量が増える増設でなくても、少ない時の水を効率よく取水できるようにした増設は、下流に影響するのは当然だ。

どこぞの川で、「発電取水のために生活水がなくなったから、維持流量を増やしてほしい」などと検討しているのか・・・発電が下流の生活水に影響した時点で、許可行政の誤りだと河川管理者は気付かないといけないのに・・・
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霊峰八海山
2008-02-11 Mon 21:01
魚沼盆地を見下ろす霊峰 八海山
八海山080211

山岳信仰で有名。山頂の尾根が鋸のように連なっている。左から地蔵岳、不動岳、七曜岳、白河岳、釈迦岳、摩利支岳、剣ヶ峰、大日岳となって、鎖場の連続。昔と違って、今はスキー場のロープウェイが夏も観光用に動いているので結構簡単に登れるし、紅葉のシーズンは観光客で賑わう。
 晴れた冬の日の八海山はどっしりと魚沼の風景に座っている。
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火打ち鳥
2008-02-10 Sun 23:00
ジョウビタキ メス
ジョウビタキ080205

この間から、「ヒッ ヒッ・・・」と鋭い声がしていたので、声の主を探していた。相方が「ちょっとピンボケ」と言いながら撮ってきた写真を見て、ありゃりゃ・・先を越された・・と思った。声の主はやっぱりジョウビタキだった。

はっきりした色のオスも凛々しくていいけど、メスも尾羽のオレンジがなんともかわいい。冬の間だけお目にかかれる渡り鳥。
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どこかの川の話みたい
2008-02-09 Sat 22:28
信濃川水系の河川整備基本方針検討小委員会(第2回)が昨日あったのだけど、諸用重なり、東京まで傍聴に行けず・・・

知人の傍聴録をメールで読んで、「信濃川とこんなふうにつき合おう」って方針を 行政関係者+電力+知事+学者 という委員構成でシャンシャン決めていいのかぁ?と思う。結局は「委員長一任という方法でいいですか?」と聴くだけの会なんだけど、やっぱ、実際に水害に遭う人とか、信濃川で生きてる人とか、信濃川の水を飲んでる人とか・・・そう言う目線がスポンと抜けてるんだ。

そんで、信濃川から遠く離れた霞ヶ関で「委員長一任」で決めた方針で、整備計画をつくるわけ・・・ダム中止から5年、全く進んでなかった河川計画がようやく動き始めたんだけど、「方針」段階で流域の肉声を感じるものでないと、やっぱり計画も川から離れた机上論になってしまうんじゃないの?この方法じゃない他の方法を河川管理者は工夫してくれないかな・・・
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宮中ダムの工事
2008-02-08 Fri 16:34
原子力資料情報室のHPに「新潟日報に一面広告をだそう」という呼びかけがある。こんなこと言うのはきっとT氏に違いない。柏崎刈羽原発の被災の影響は全県が受けたので、再開は県民投票で問うべきと私も思っている。経産省やIAEAが問題ないと結論付けても、新潟県民が実験台になるのがイヤなら、はっきりNO!の声をあげればいい。原子力と決別して新しいエネルギーの基点に生まれ変わる柏崎刈羽を見たいと思っている。

帰り道、JR宮中ダムをみたら
宮中

右岸側の3枚のゲートにブルーシート。魚道の下を重機が掘っている。何の工事だろう・・・まさか50m3/s放流の準備?してるわけないよネ・・・
      
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低炭素社会への舵取り
2008-02-07 Thu 14:00
1月29日(火)にNHKで放送された報道番組「クローズアップ現代」で、ヨーロッパからの“新しい風”というシリーズがある。気になって見ている。第2話が“低炭素都市”への挑戦。
NHKのHPにあるあらすじは↓

CO2の排出を抑えながら発展する"低炭素社会"の実現に向け、世界に先駆けて動き出したEU。EU最大の都市ロンドンは去年、2025年までにCO2の排出を1990年比で60%削減するという厳しい目標を発表し、行政の強いイニシアチブでCO2削減を進めている。市内への自動車の乗り入れを厳しく制限する「渋滞税」や市民に省エネの方法をアドバイスする「緑のコンシェルジェ制度」を導入、家屋の改築に補助金を出す制度も作った。経済界に対しては、規制の一方で優遇策を示して協力関係を築き、さらに独自のエネルギー政策も進めようとしている。「産業革命」の発祥地ロンドンで始まった「環境革命」。"低炭素都市"への挑戦を、キーパーソンへのインタビューとルポで追う。

これを見て、日本のCO2削減政策やエネルギー政策と比べると、違いに愕然とする。国民性より、イニシアチブをとる政府の違いだと思う。ロンドンでは省エネには補助を厚くし、浪費には規制を加える。どんなに厳しい規制や税でも、地球環境のためにそれが必要であれば、国民は従うし、新しいビジネスチャンスも生まれる。日本の環境政策は後手後手で、舵取りさえできていない。未だに原子力を推進し、一世紀前の水力施設がそのまま動いている。科学技術が生かされない政策は不幸だと思う。
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魚野川の副産物
2008-02-06 Wed 20:09
魚野川 AM8:00
川霧080206

風のない日、魚沼盆地の朝は低く立ち込める霧の中で始まる。気温が氷点下になると、魚野川の水のほうが温度が高いので、霧が立つ。川沿いの国道17号を走る車はライトを点灯して徐行するほど視界が悪くなる。盆地の底に溜まった静かな白い時間。幻想的な風景の川霧は、南魚沼市の冬の風物詩。
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潜在力が伸びない
2008-02-05 Tue 19:56
朝日新聞では「壊れた原発の下で  中越沖地震から半年」という連載をしている。その17話に十日町市のことが書いてある。

(17)公園とリゾート(2008年02月04日掲載)

●開発・運営 東電頼み

 柏崎市の中心部から車で約30分の距離に、豊かな緑に囲まれた「柏崎・夢の森公園」はある。

 約30ヘクタールの敷地には、森や池、農園、植物園などが点在し、植物や小動物の生態を身近に学べる環境学習の場になっている。事務所長の横田雅典(51)は「全部歩くと半日コースです」。07年6月の開園以来、約6万2千人が訪れた。

 同公園は07年5月、柏崎刈羽原発の全号機完成記念として、東京電力から寄付された。寄付総額は60億円。市はその中から18億円の基金を設立し、毎年基金を取り崩すことで年約7500万円の維持運営費を支出することにしている。

 基金は約30年で底をつく計算だ。その後も運営を続けるとすれば、維持運営費(推定年
約5700万円)が市財政に重くのしかかる。市財政課係長の猪俣哲夫(49)は「30年が近くなった時点で、東電も交えて話し合いたい」。

              ◆           ◆

 東電に「依存」しているのは原発の立地地域だけではない。

 柏崎刈羽原発から南東に約40キロ。十日町市は、東電にとって「生命線」の自治体の一つだ。

 原発で作られた電力の送電ルートの一部は、十日町市を通って首都圏に抜ける。巨大な鉄塔群と送電線が張り巡らされたこの一帯を、地元ジャーナリストの森本忠彦(56)は「送電線銀座」と表現した。

 この市もまた、東電の恩恵を受けてきた。複数の送電線が絞り込まれる地点付近に、ホテルや結婚式場、18ホールのゴルフ場を有する高級リゾート「当間高原リゾート・ベルナティオ」はある。総面積約500ヘクタール、開発費約425億円を費やして96年に開業したこの一大リゾートは、東電やゼネコンの鹿島、市、県などが出資する第三セクターが運営し、東電幹部や市長らが役員に名を連ねてきた。

 市の調査では、06年度に市内に宿泊した観光客約25万5千人のうち、同リゾートへの宿泊客は約3分の1の約9万6千人。同リゾート総務部長の久保田正直(55)は「そのうち3万人弱が東電社員や家族」と話している。

 波及効果も大きい。06年度の市税固定資産税、入湯税、法人住民税に加え、県税のゴルフ場利用税の交付金など、直接の「実入り」だけで約1億円。食材などの地元からの物資調達が
約5億円。約120人の地元雇用も生み出している。

              ◆           ◆

 同リゾートの建設話が持ち上がったのは、バブル全盛の80年代後半。地元関係者は「電源三法交付金の対象外だった十日町市に、何とか原発の金を落とせないかと市長や代議士らが考えた結果だった」と証言する。

 リゾートの多くはバブル崩壊後に赤字転落を余儀なくされた。同リゾートは途中、テーマパーク構想などを断念し、規模縮小で経営の効率化を図ったが、市観光交流課課長補佐の春日潤一(54)は「三セクによるリゾート経営がこれだけしっかりしているのは、東電クラスの企業の幹部が役員にがっちり入っていたのが大きかった」。

 昨年8月末、ある「変化」がみられた。三セクの臨時取締役会で大幅な増資が必要となり、引き受けの筆頭に東電が名乗り出たのだ。東電の出資比率は39%から80%に跳ね上がり、三セクの社長に東電出身の倉田守康(53)が就任した。

 東電広報は言う。

 「リゾートがなくなると地域への影響も大きい。地元の要望もあり、開業10年を機にさらに協力させていただこうと考えた」

 東電の貢献は今、公園やリゾートといったハード面にとどまらず、「教育」というソフト面にも及んでいる。〈敬称略〉


ベルナティオは玉川の開拓地に造られた。リゾートの中心にある池は本来農業用の貯水池で、清津川の水が湯沢発電所の勝手な増設で減らなければ、この池の規模はもっと大きかったと言われている。現在、魚野川に導水されている清津川の水は、本来、十日町市の開墾に利用する計画があったのだ。東電が造ったリゾートは、東電が奪い取った水のせいで開墾しきれなかった耕地に建っている。電力会社が地方に及ぼす影響は大きい。奪うもの・与えるもの双方の利害が、育つべき地域の潜在力を押しつぶすことがある。

柏崎刈羽でも、震災の前から、東電一辺倒の産業構造の危うさが指摘されていた。

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無人化された施設
2008-02-04 Mon 23:06
毎日、川を眺めていると、微妙な川の表情の違いが気になることがある。
ここ1~2日何だか腑に落ちない水量。

渓流水を生活水にしている我家では、今が冬期でいちばん水量が減る時期なので、このところ水涸れ気味、洗濯時間を夜中にずらさないと水が足りない。

だから、本流だけ水量が増えるのはオカシイと感じるのだ。
この時期は、雨はないし二居ダムの放流はほぼ無いので、増えるとすれば、三俣での放流しか考えられない。

で、三俣堰を見に行ってみた。
三俣080204B

堰堤の上の積雪から見て、しばらく越流は無かったことが分かる。

三俣080204

雪があっていつもと同じアングルで写真が撮れない。カンジキ持って来ればよかった。
でも、0.334m3/sの放流ってこんなだっけ?多く感じるのは気のせいかなぁ・・・

2月から湯沢発電所は無人化され、どこかで遠隔操作されている。どうやって、放流量を確認しているんだろう・・・施設の施錠された柵の扉まわりは除雪されていたから、測量会社が来ているんだと思うけど・・・
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ズレてるのは何?
2008-02-03 Sun 11:27
1月26日のブログ地震と積雪?で書いたとおり、東電は再申請の期限延長を申し出て、北陸地整は「やむを得ない」としたんだけど、理由があまりにもフルッていて「中越、中越沖両地震の影響で湯沢発電所の設備と図面の間にずれが生じた恐れがあるとして・・・」というのだ。

国土地理院のHPでは簡単に地震による三角点の評価を見ることができる。

まず、中越地震(H16.10.23・・・これは東電の最初の申請より前ですよ)による三角点評価変更はこちら
   ↓
三角点改定地域図

で、見ての通り湯沢町は対象外です。

それから、中越沖地震(H19.7.16)による三角点改定は
   ↓
三角点成果公表一覧表

で、こちらも湯沢町は対象外。つまり、地面は動いとらん!
「インドネシアの地震で湯沢発電所の施設がズレましたから調べなおしします」と言ってるようなもの・・・ズレが生じたとすればそれは地震のせいではなく、人間のせいではないの?

これを「そんな理由は理由になってません」って言わず、「やむを得ない」と認める国交省も感覚がズレてるネ・・・
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水の無い川
2008-02-02 Sat 00:58
清津川№5地点の50m下流 AM7:00



今朝、川を見たら水が無かった。あ~ また雪崩れで堰き止ってしまったんだ。
一夜の積雪は50cmくらいだから、そんなに大雪でもないのに・・・

24年前の2月8日、対岸から滑り落ちた表層雪崩れで、2軒の旅館が崩壊し、小さな子どもや年寄りも含め5人が犠牲になった。その時も、川には水が無く、川底の石や魚が山の上に押し上げられていた。本来の水量があれば、雪崩れの力を減勢できたとする研究者の調査もあった。

東電素案の維持放流量0.334m3/sと根岸沢補給水の廃止分0.278m3/sが、当時より増えていることになるのだけど、やっぱり、川底が見える現状は変らない。
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通勤が楽な冬
2008-02-01 Fri 00:25
国道353号 十二峠
十二峠080131

今年は、雪が少ないと思っているのは私だけ?だろうか・・

一番雪が多いこの時期には、例年なら峠道は黒部立山アルペンルートの山開きポスターみたいに、道の両側に雪の壁ができるのに・・・この程度なら、春の雪解けは早いと思う。日本一の豪雪地といわれるだけのことはあり、この峠の上の集落にあった小学校分校の校庭には、5mを超える積雪の記録碑がある。
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