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人に人としての尊厳があるように、川にも川としての尊厳がある。人と川がお互いを尊重する関係とは?を考えています。
田代林道のブナの子たち
2013-06-26 Wed 16:57
しばらくぶりの ブログ更新です。

植林したブナの管理作業報告。




植林A

ここは田代林道沿いで ふるさとの清津川を守る会で 一番最初に植林した場所。

植林したとき(2002年秋)は 清津川ダム計画の中止答申が出た直後で、この場所は一面のカヤだった。

上のほうにある大きな木はブナの母樹でその下は 工事か伐採の作業場として使われていたらしく、赤土が

露出した地味の悪いところでした。裸地で夏はカヤしか生えないようなところ。

当時、背丈くらいのカヤの海のなかで メジャーを引いた記憶がある。

10年が過ぎて もうカヤ畑ではない雑木の斜面になった。

ほとんどがハンノキやアオダモ、ウツギ類、カエデ、などの中低木で、この中に植林したブナが

育っている。

道側(下側)は雑木が茂っているけど


植林H

上のほうから見ると まだ少しカヤが残っている。でも以前は上から道が丸見えだったけど

今はこのように 薮に隠れて道が見えない。


植林E

薮の中は こんな細い雑木が鬱蒼としていて、以前のカヤ畑を知る私には ビックリです。



植林F

当然、日当たりが悪くなったので カヤは減退してこの程度に・・・



植林L

すごいことに、今までなかった植物が 雑木林の下に出てきました。

日当たりが悪くても育つ ユズリハです。 それから


植林J

シダ類も。・・・こうして 植生が変わって行くんだ・・・・



さて、ブナの子たちは・・・


植林D

もう、カヤの背丈を越えて伸びています。植えた時は50cmくらいで 箸のような苗でした。



植林C

ここでの作業は、草刈りではなく、太ってきた幹のマーキングテープを取り除き、枝先に新しいテープをつけること。このままだと くびれができてしまう。つる植物に絡まれている子も救出。

それから森林肥料を根元に置きます。


植林I

根元は こんな太さになっている。横のカマの柄と比べてください。



植林K

テープを七夕飾りみたいに 見上げて結ぶなんて・・・想像しなかったなあ・・・

マーキング作業もこれで終わりかな・・・もう 草刈りで間違って刈られることもない大きさだし。



植林G

これは 南雲定一郎さんが 植えてくださった栃の木。これも見上げる大きさ。

ここまでになったら、どんどん空に伸びていきます。今まで何年たっても大きくならないと思っていたら・・・



それから、2か所目です。


植林AA

ここは2003年の春に植えたところ。道下の急な斜面でここも竹やカヤが繁茂していた。

矢印が ブナの子たちです。


植林BB

ここは 相方が草刈り機で刈って 苗を救出。こんなふうになります。










植林DD



マーキングテープをつけて



植林CC

この高さになると雪にも勝てるんだけど、ここは生存率低いです。なくなってしまったスペースに

補植したいんだけど・・・時間と手間がない・・・



植林EE

今日は雨が降ってきたので作業終了。



****おまけ***


アカモノ

足元に咲いていた アカモノです。 かわいい釣鐘の花。




アサギマダラ

ふわふわ飛んできたのは 亜高山帯を旅する蝶 アサギマダラ。 何百キロも移動するのです。



カモシカ

車に驚いて逃走中のカモシカ。 換毛期ですね。



たくさんの人のお世話になって、汗を流して植えて頂いたブナの子たちは、やっとブナらしくなってきました。

ありがとうございました。









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キセキレイの雛
2012-07-04 Wed 11:33
毎日、放射能におびえて暮しているから ついつい気になること・・・・


今年はヘビに食われることなく無事に巣立ったキセキレイの雛たちだったが、一羽だけ飛べない。


キセキレイ

左翼は曲がっている、右翼は未形成、尾羽は右側にカーブしている。

周りに親鳥の動きがあるので、捕獲せず写真だけそっと撮った。

この子はかわいそうだけど自然淘汰されるだろう。イタチもカラスもおなかが減っているから。


どのくらいの率でこういう奇形の子が生まれるのか分からないけど、今まで見たこともないほどの奇形。


原発事故後、特に川の鳥に変わりないか気にしていたので、実際にこういう例をみると つい 因果関係を思う。

セキレイたちの餌は、水生昆虫も含まれていて 生物濃縮されている可能性が否めない。

清津川上流は結構なベクレ度だったし・・・
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沈黙の春
2012-03-29 Thu 08:22
メジロ姿見せず 各地で報告

2012年3月28日 02:05カテゴリー:九州> 福岡



今年はほとんど見られないメジロ。再び、羽ばたく姿を見せてくれるか…

 梅の盛りが過ぎ、ツバキが満開となっても、今年はメジロの姿がほとんど見られない。花の名所で“ウメジロ”と呼ばれる「梅とメジロ」の写真を狙うカメラマンも多くが空振りに。日本野鳥の会筑後支部(久留米市)には、「冬鳥が極端に少ない」といった報告も寄せられており、野鳥のさえずりが静かな「沈黙の春」に関係者は首をひねっている。

 松富士将和会長(71)によると、約180人の会員がいる筑後支部が異変に気付いたのは昨年12月。例年ならば、筑後地区の里山や市街地に姿を見せるメジロやツグミ、シロハラなどの野鳥の姿が見られないという。

 野鳥は山にエサが豊富であれば、人里など平地まで飛んで来ないとされる。ただ、今年は市街地にとどまらず、筑後支部が久留米市御井町の高良山などで行ったバードウオッチングでもメジロは確認できなかった。

 日本野鳥の会(東京)によると、筑後支部以外にも「こんなに野鳥が少ない冬を経験したことがない」(大阪支部)などと各支部から冬鳥の異変が報告されており、メジロに関しては特に近畿以西で観察できないケースが目立つという。

 松富士会長は「筑後川のカモなどは例年通りに確認されており、メジロやツグミだけがいない原因が分からない。非常におかしな事態で、継続して2、3年は注意深く観察を続けたい」と話している。

=2012/03/28付 西日本新聞朝刊=



山にも里にもいないメジロ・・・西日本の鳥異変のニュースはほかにもあって、その反面、今年は鳥インフルエンザで養鶏場のニワトリを処分する映像が流れない。ウイルスを運んでいた鳥が来ないってこと?

ただ、どの記事を読んでも、放射能との関連には触れてない。

私のまわりでは、春にうるさくさえずるミソサザイがいない。メジロは桜のころによく見かけるけど、まだまだ桜には遠いので何とも言えない。

カラ類(シジュウカラ・ヤマガラ・ヒガラ)は春のさえずりを始めているし、カワガラスも忙しそうにしているので沈黙の春ではなさそうだけど・・・

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ケモノ写真
2011-06-14 Tue 11:08
いつもコメントくれる先さんのログに タヌキの写真があったのでつられてケモノ写真UPしてみましょう。

(最近、全く画像がないと言われてるし・・(-_-;)

実はタヌキはよく見るのですが、私はまともな写真が撮れてません。

ハクビシン110314

これは3月14日にやってきたハクビシン。裏の餌台に来るテンとイタチの写真を撮りたくて、煮干を出してたら、招かれざる客です。

農作物を荒らすし、屋根裏に入り込むと天井がボロボロにされます。震災の直後だったし、なんだか疫病神みたいで・・・娘はすごいテンションになって撃退しました。「これが来ると絶対ダメ!」というのです。窓を開けても逃げないし、大声で払っても、ものを投げても水鉄砲で撃っても、全く動じず、そのずうずうしさは猫以上です。

動物病院に勤務していたことがある娘は「すごく獰猛、皮手を貫通する」と。

今シーズンはその夜以後、餌は出さず、周りにハイターをまいて、すべてのケモノをシャットアウトしました。




狐110414A

これは4月14日に県道で死んでいたキツネ。このへんではそんなに多くないのですが、昔からいます。大陸系のキツネが北上しているので、本土キツネかどうか・・・

キツネというとふさふさのしっぽを想像するけど、この個体は


狐110414B

とても貧弱なしっぽ。個体差や体調によるのかな・・・


タヌキと穴熊は車の前をよく歩きますが、ほとんど夜でうまく写真がとれないのです。そのうち成功したらUPします。







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カワアイサ
2011-01-04 Tue 21:26
冬になると見かける鳥です。一見、カモのように見えるけど
カワアイサです。ウのように潜って魚をとります。


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♂が1羽と♀が2羽ですね。雪交じりの冷たい川でお食事中。
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小さな歌い手
2010-11-22 Mon 23:08
ミソサザイB

朝、扉の前にいたミソサザイです。たぶん、ガラスにぶつかって軽い脳震とう状態。

ひどく不機嫌なお顔です。

ミソサザイA

しばらく保護していたら、元気を取り戻して飛んで行きました。

春一番に鈴を転がしたようなきれいな囀りをする鳥で、小さい体なのに声量はすごい。


今年の繁殖期には、巣の場所を見つけたのですが

ミソサザイ巣

渓流脇の土手?のようなところで、木の根っこが作った隙間に餌をくわえて出入りしているのです。

この中に、コケを集めた巣があるはず・・・ここ、駐車場のすぐ横なのですよ。
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ヤマカマス
2010-11-20 Sat 15:52
ウスタビガ♀
ウスタビガ♀

蚕の仲間。メスは黄色でオスはオレンジっぽい茶色です。

丸い模様は下のコンクリのいろが透けてるのです。



ウスタビガ♀B

前はこんな感じ。ゴージャスです。黄金の毛皮ですよ。

この蛾の蛹は「ヤマカマス」といわれるカマス型の繭で、とっても良く目立ちます。
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冬眠前のクマたち
2010-11-06 Sat 22:33
新潟日報から

クマに襲われ男性けが
十日町
 6日午前9時半すぎ、十日町市通り山の民家で、近くに住む会社員男性(70)が庭作業中、クマに襲われた。左ひざをかまれ、右あごを引っかかれて軽傷を負った。

 十日町署によると、クマは体長約1メートルで、山の方向へ逃げた。


ナラ枯れや山の荒廃で、餌がないのです。この夏の猛暑で山の食べ物も不作だったらしく、お腹を透かせて冬眠前にクマたちもたいへん・・・
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